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地球連邦政府

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地球連邦政府

 説明

 地球連邦の行政府のこと。
 各宇宙歴において,その成立過程,運用については異なる。

 地球連邦政府(宇宙世紀)

 地球連邦の行政府のこと。首相を中心とした政府が行政権を行使している。(一説にはその権限が大統領に集約される大統領制を採用したとの説もあるが,現在ではこの説の信憑性は疑われている。)
 なお,西暦2045年の宇宙世紀改暦に際してその音頭をとったリカルド・マーセナス首相が連邦の初代首相とされているため,それまでのおよそ50年間は,行政権の確立のための試行錯誤があったものとも考えられる。残念ながら,地球連邦の誕生した西暦1999年以降,この改暦に至るまでの期間は資料が残っていないため,これらの詳細ははっきりしていない。
 当初は,連邦を旧国家が構成するといった形であったため,政府の影響力が乏しかったともいわれ,連邦を構成する国家は事実上自治を行っていたとされる。中でも特に旧G8の権限は強く,場合によっては連邦政府ですらその干渉を防げられなかったともいわれる。

 地球連邦では議会と軍の権力が強い為,政府の機能が発揮できないことも多い。表向きは,連邦政府,連邦議会,連邦裁判所(および地球連邦軍)は,三権を分立した民主主義を実現しているが,実際にはこれらは事実上ほとんど同義である。(一説には,連邦議会議員になるには一定期間の軍務が必要とも言われている。)
 特に軍の権力は強く,そのため軍以外の人物が選出される場合の首相や議員の権限は小さいと思っていいだろう。


 地球連邦政府(アフター・ウォー/ビフォア・ウォー)

 地球連邦の行政府。かつて,第7次宇宙戦争以前に存在した旧連邦の行政府について,明確な資料は存在していないため明らかではないが,基本的には民主主義型の政府であったと考えられる。

 その後再建された地球連邦は,政府再建委員会をベースとしたものであり,旧連邦の政府関係者や軍関係者(特に軍関係者が力を握っていた),産業界のリーダーによって事実上牛耳られている組織,ということになる。
 このため,軍部の意向も強く強権的な国家統合を進めるなど,軍閥的な印象が強い物となってしまっている。


 地球連邦政府(西暦)

 地球連邦の行政府。
 西暦2308年のソレスタルビーイングとの決戦時に,従来の国連をベースに三大国が共同歩調をとったが,この流れがそのまま設立に向けた流れと為ったため,政府機関も事実上国連組織の概念がベースとなっている。
 しかしながら,行政府としては大統領制を取っており,大統領の選出は議員の権限でなされるため,事実上,旧三大国の支配下にあると考えても間違いではない。

 建前上「国益」というものが無くなっているため,「治安維持」と「人類の発展」が目的化しており,その為の権限が強くなっている。(前者は,地球連邦平和維持軍との名目で設立された連邦軍によって管轄されるため,後者および連邦軍のコントロールが政府の主たる目的となる。)

 だが,政府機関は,治安維持組織として設立されたアロウズの暴走により,事実上ないがしろにされてしまっており,また,裏で暗躍していた「イノベイター」(この場合,組織名)の登場によって,イノベイターの傀儡となってしまう。

 西暦2312年のソレスタルビーイングの再介入によって,イノベイターが倒され,アロウズが解体されると,既存の政府関係機関だけではなく,反連邦活動を行っていたカタロンなども取り込んで,新たな形で再出発した。
 この再出発には,「ソレスタルビーイングという外部の圧力」の存在が影響していたことは事実であるが,それ以上に,従来の強権的な制度の立て直しに力が注がれており,西暦2314年のELS襲来においては,連邦政府,連邦軍共に「平和を守る」ために機能していたといって間違いではないだろう。

 その後,(人類種としての)イノベイターの増加に伴い,彼らと共に共存共栄する路線を選択するが,これを由としない旧人類が大規模な戦乱を引き起こしたが,これは鎮圧され,西暦2364年に人類の外宇宙への旅立ちを迎えることとなった。


 地球連邦政府(アドバンスド・ジェネレーション)

 地球連邦の行政府。
 既にA.G.歴に移行した後には存在していたと思われる[1]
 人類の火星移民計画などは,連邦政府主導で行われたとも言われており,こうした古くから事なかれ主義が存在していたものと思われる。

 UEの襲来以降,軍部を再編し,かつて「銀の杯条約」で廃棄した軍備を手にしても,そうした「平和だった時代」の体質が変わることは無かったのである。

 また,既にヴェイガンの息のかかった人々も多く,一説にはA.G.101年の「天使の落日」以前から,彼らが潜入していたともされている。
 このため,上層部はヴェイガンの正体が同じ人類であることを知りながら,これを隠匿することで連邦そのものの求心力として利用していた節がある。

 A.G.0140年代に入ると,ヴェイガンとの全面戦争状態に陥っていたものの,ヴェイガンによる内部工作も激しさを増し,結果として連邦軍の足並みは乱れ,ヴェイガンの侵出を許す状況が続いていた。このため,A.G.142年,ノートラム攻防戦の戦死者を慰霊するために設置された「慰霊の日」に,フリット・アスノは,連邦内にはびこるヴェイガン内通者の告発が大々的に行った。
 この結果,当時の連邦首相を始め数多くの内通者が摘発されたものの,ヴェイガンへの内通者が絶えることはなかった。
 また,結果的に数多くの関係者が逮捕されたため,連邦そのものの弱体化を招き,反連邦活動の活発化を招いたのだった。

 関連項目

宇宙世紀

アフター・ウォー

西暦

アドバンスド・ジェネレーション

 編集者


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[用語・ガンダムOO]
[用語・ガンダムAGE]


最終更新時間:2015年08月12日 21時29分41秒

 ノート

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脚注

  • [1]UEの襲撃によって再編されたのが連邦だが,これは「連邦軍」を表しているのでは無いかと考えられる。