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地球連邦軍(アフター・ウォー)

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地球連邦軍(ビフォア・ウォー / アフター・ウォー)

 説明

  1. 第7次宇宙戦争以前に存在した地球連邦政府保有の軍のこと
  2. 政府再建委員会が中心となって発足した新生地球連邦政府の軍のこと

 一般的に地球連邦軍と呼ばれる組織は,第7次宇宙戦争以前と以後でその陣容が大きく異なっている。第7次宇宙戦争以前(すなわち,ビフォア・ウォーと通称される時代),地球連邦政府によって保有されていた軍組織こそが地球連邦軍であった。
 しかし,地球連邦が各スペースコロニーに対して行った政策によってコロニー国家(連邦はこれを正式には認めていない)との対立が激化した結果,第1次〜第6次宇宙戦争というコロニー国家と連邦政府による戦争が続き大きく疲弊していった。
 開戦した第7次宇宙戦争は,コロニー国家,地球連邦双方共に総力戦の様相を見せ,コロニー国家の中心的コロニーでニュータイプ主義を掲げるクラウド9政庁を実質的に指導する宇宙革命軍は,宇宙移民者の大地であるスペースコロニーそのものを地球へと落とすという共倒れを狙うかのような暴挙にでた。
 その一方,連邦軍もニュータイプパイロットによって運用される決戦兵器「ガンダム」を投入,これによってコロニーの迎撃を実施した。
 しかし,コロニーの落着全てを阻止するには至らず,多数のコロニーが地球に落着し,その結果地球連邦政府は崩壊,政府組織だけではなく生態系や地球環境にも大きな影響を与え,第7次宇宙戦争は終結した。

 終戦後,地球上では無政府状態が長期間にわたって続き,治安の回復した地域では小国の乱立が続いていた。しかし宇宙革命軍の存続に気付いていた軍関係者などによって設立された政府再建委員会によって強権的にこれらを糾合し,新たにフィクス・ブラッドマンを首班とする地球連邦がスタートした。
 いわゆる新連邦の誕生である。

 新連邦は,旧連邦政府組織が中心となったのではなく,旧連邦軍の上層が中心となって再建が進められたものであり,実質的に連邦軍と政府は同一のものとなっている。
 こうした理由から,事実上の軍政府であり,それが故に第8次宇宙戦争の開戦が早まったとの見方も存在する。

 関連項目

歴史事象

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最終更新時間:2015年03月16日 19時09分18秒

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脚注