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ヴェイガン / UE(アンノウン・エネミー)
- [用語]
- 分類:組織
- 区分:アドバンスド・ジェネレーション
- 出典:機動戦士ガンダムAGE
説明
A.G.101年に突如として現れ,スペースコロニー「エンジェル」を崩壊に導いた謎の組織。この惨事で多くの犠牲者をだした地球圏は,急遽地球連邦軍を設立,これに対抗することとなった。
UE(アンノウン・エネミー)と呼称された彼らは,連邦の装備を遙かに上回る強力な機動兵器を繰り出し,連邦軍との戦いに敗れることは無く,地球圏を蹂躙し続けた。
UEの正体は,かつて(A.G.歴に移行する50年ほど前)に増大する地球の人口問題を解決すべく実施された火星移民計画で,火星圏へと移住させられた人類の子孫であった。
かつて人類が計画した火星圏への移住は,結果的に失敗に終わり,計画で移住した人々の存在は闇に葬り去られることとなってしまっていた。しかし,生き残った移民者たちは火星軌道上に独自のコロニーを建造し,この時代にまで生き延びていたのである。
そして,地球圏に暮らす人々がコロニー国家戦争で捨ててしまった技術のいくつかを用い,地球という楽園を取り戻すために活動を開始したのだった。
当初の侵攻は,要塞アンバットをディーヴァ部隊に壊滅させられたため,事実上頓挫したが,実際には彼らヴェイガンは,人知れず地球へと潜入し,着々と準備を進めていたのであった。
彼らの指導者,イゼルカントは,火星移民の第1世代(当事者)であり,様々な延命措置(コールドスリープによる定期的な冷凍睡眠など)で生きながらえてきた人物で,彼の下,結束した人々が,自らの故郷である地球(エデン)への帰還を目指して侵攻を開始したことが,A.G.101年の「天使の落日」の発端であったのである。
イゼルカントは,自らの寿命を悟り,後継者としてゼハート・ガレットを指名し,侵攻作戦は,100年にも及ぶものとなったのである。
なお,ヴェイガンの本拠地は,火星衛星軌道上に浮かぶコロニー「セカンドムーン」である。コロニーとはいうものの,従来型の島3号型とは異なったものである。
また,内部は石造りの古めかしい住宅が並ぶ構造で,一見すると普通の生活が行えているようにも見えるが,実際には「マーズレイ」の影響で短命な者が多く,極めて厳しい環境である。
関連項目
編集者
[用語]
[用語・ガンダムAGE]
最終更新時間:2015年08月12日 19時58分46秒
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脚注