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∀ガンダム

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∀ガンダム

  • [TVアニメ]

 データ

作品データ
放映期間1999/04/09〜2000/04/14,全50話
放映系列フジテレビ系
放映時間
DVD/VIDEO発売日1999//〜2000//
価格8190円(1)〜(12)
5250円(13)
収録時間96分(1)〜(12)
53分(13)
収録内容各4話ずつ(1)〜(12)
49〜50話(13)
発売元バンダイビジュアル
DVD-BOX発売日2007/04/25(1)
2007/06/22(2)
価格31500円
収録内容6枚組576分(1)
7枚組(2)
仕様ドルビーデジタル(ステレオ)
片面2層×6枚(1),片面2層×7枚(2)
4:3スタンダード
豪華収納BOX,デジパック
封入特典解説書
発売元バンダイビジュアル
CD発売日1999//(サントラ 1)
1999//(サントラ 2)
2000//(サントラ 3)
2002//(惑星の午後,僕らはキスをした/#1)
2000//(∀ガンダム with 菅野よう子コンサートライヴ)
価格
発売元キングレコード

#1:劇場版サントラだが,ここに集約。

 概要

ガンダム誕生20周年企画の一環としていわゆる平成ガンダムのテレビ放映終了以降,2年が経過した1999年に原作者である富野監督の手によって制作,フジテレビ系列で放映された作品。

これまでテレビシリーズをつくる場合,ガンダムを終わらせるくらいの覚悟で臨むとして制作を行っていた監督が,「ガンダム全肯定」という新しい考え方を持ち出し,自らの手を離れたガンダム作品をも全て肯定した作品を作る,と宣言したことから,一部ファンに驚きと疑念(本当にそういったことをやるのかという)を持たれた。

この「全肯定」というキーワードは,作品の制作において様々な場面で語られていくこととなる。
まずタイトルになっている「∀」という記号であるが,元来特定の読みはなく,数学上の「任意の」という意味を持つ物であった。これを一つの解釈上として用いられる「全てに対して」,「全てを含む・包括する」という形で解釈し,さらに「∀」という記号そのものが,アルファベットの「A」を逆さまにした形に見えることから,「逆さまにすることでA(最初)に戻る」という意味合いから,「∀」を「ターンエー」と呼称するとしたのである。
つまり,この記号そのものにも「全肯定」というキーワードの意味合いが持たされているのである。

また,実際に放映された作品のオープニングフィルムや作中描写,あるいはカットインには,旧作のカットや旧作との繋がりを感じさせる描写,メカなどが次々と挿入されていき,既存のガンダム作品との関連性が嫌というほど感じさせられる作品となっている。
(その代表的なものがザク=ボルジャーノンであろう。)
ところが,そういった関連性を持った描写などが存在しているから,その旧作品を見ていなければならないかというと,そういった物ではなく,あくまで作品単体として成立しているのが本作品の特徴である。(※1)
つまり,旧作をみていなくても(或いはそういった裏設定を知らなくても)作品自体を楽しむには基本的に困らないのである。

いわゆる「黒歴史」という設定によって内包されてしまった「旧ガンダム作品」は,作中同様「知らなくてもかまわないもの」,として作品は進行し,終盤間際に「かつてこのようなことがあった」という形で明らかにされる。この展開も,それ以前からのガンダムファンに向けてではなく,新たに本作から見始めて(ほとんど居ないとは思われるが)「かつてのガンダムを知らない層」に対して「こういった旧作があったのだ」という形で提示されていると解釈できるのではないだろうか。
そして最後の最後に∀ガンダムとターンXの戦闘は,お互いが繭にくるまれて再び封印されてしまう。この描写すらも監督の「この作品でガンダムは終わる」という考え方が反映されているように考えられるのである。(※2)


さらに,作品そのものの方向性もこれまでのガンダム作品とは大きく異なっている。
基本的な設定という物は,従前のガンダム作品と同じく「地球側と宇宙側の人類の対立」が中心となっており,特にかわるところはない。
しかし,これまで富野監督が制作してきたガンダム作品とは作品そのものの雰囲気が変わっており,よく言われたのが「世界名作劇場的なガンダム」という表現であった。
もちろん,「戦争」を描いていたため人の死がなかったという訳ではないのだが,その描写描写に配慮がなされ,それによる対立を相互で理解することで解決する方向に進めていく描写が取られたことが大きいと思われる。(※3)

特に地球人とムーンレィスという「地球側と宇宙側の人類」を描いていく上で,地球側の切り札ともいえる∀ガンダムのパイロットがムーンレィスのロラン・セアックであり,また,月の女王であるディアナ・ソレルが地球側の少女キエル・ハイムと入れ替わったことでお互いがお互いの事情を相互理解していく形で対立を解決しているという方向性は,これまでのガンダム作品では見られなかったものである。
(なお,本作の基本設定は,Vガンダムの後番組として企画されていた「ポルカガンダム」から取られている部分があると思われるが,Vガンダム当時の富野監督の方向性では,仮にポルカガンダムが実現したとしてもこういった作品になったとは考えにくい。)


最後に本作のデザインワーク(メカニック)について少々まとめておきたい。

本作のデザインワークは,富野監督からのオーダーとして既存の作品におけるメカニックとは違った路線を要求されていた部分と,いわゆる黒歴史のための既存のラインと双方があったとされている。これは,参加しているデザイナーの顔ぶれをみると様々なラインが求められていたことは分かるだろう。
デザインワークそのものは,早くから進行していたが,その方向性がはっきりと定まったのは,前田真宏氏らの基本的なラフがある程度進んでからだとおもわれる。
シド・ミード氏のインタビューをみると,ウォドムやフラットなどは,いくつか提示されたデザインのラインに合わせたとの記述があり,これらの発注時期が実は番組後半のメカのデザインがある程度進んだ時点で行われていること(逆に言えば,様々なメカがデザインされた中で,さらに独特のラインを持つミード氏に発注されたこと)がわかるだろう。そして,それらデザインから番組あったメカが番組にあった方向性で利用された,ということなのである。

ところが,主人公メカであるガンダムについては,様々な紆余曲折があった
発注に関しては,新たなイメージの確立ということで,ミード氏であったわけだが,そのデザインの方向性については「新しいもの」と「既存のガンダム」との間でせめぎ合いがあったわけである。(これは当初提示されたガンダムが後にスモーになったことからもわかるだろう。)
そして,完成したデザインは初期の案よりもさらに「ガンダム」寄りになっていたことは間違いない。しかし,ガンダムという機体のデザイン性(意匠)に囚われすぎていた既存のファンにとってはとても受け入れられないものであった。
実際,ミード氏によってデザインされた主人公メカ「∀ガンダム」は,既存の「ガンダム」というデザインからのあまりの逸脱ぶりに多くの(特に「ガンダム」というモビルスーツのファンだった層)からは否定的な意見が噴出した。(編註1)

しかし,本編中の描写がこの評価を一変させたのはここで語るまでもないだろう。
それだけにデザイン性よりも本編描写が重視されたのが本作ともいえるのである。


※1

とはいえ,これはいわゆるアナザーガンダム作品には言えることではある。(そのアナザー作品の,外伝,続編などは異なる点は当然である。)
しかし,本作が他と一線を画するのは,「既存の作品の設定やメカといった材料」がそのまま関連性を持ったものとして登場していながら,単品の作品としても成立しているという点であろう。

※2

実際,本作以降に制作された新たな世界観を持ったガンダム作品である「ガンダムSEED」も結果的に「黒歴史」に収めようとすると「∀ガンダム以前」に収めるしか手段がないのである。
これは安田朗氏が自身の漫画版で触れたことで論議を呼んだが,筆者としてはその考え方に集約するしかないと考えている。

※3

ちなみに最後まで対立したまま終わったのは,ギム・ギンガナムだけといっても間違いではないだろう。
しかし,そのギンガナムも∀ガンダム,ターンXと共に繭にくるまれ封印されてしまう。
このあたりの描写は考えさせられる物がある。

編註1

他所でも触れているが,筆者(あさぎり)は実は逆の意味で∀ガンダムのデザインに違和感を持っていた。デザインラインそのものは,それまであった様々な「異形の」ガンダムのデザインに比べれば,十分普遍的であり(とはいえ,ディテールは独特の物はあったが),許容範囲ではあったのである。(もう一つの理由は,筆者がミード氏のデザインが好きなこともあるのだが…。)
筆者が感じていた違和感は,このデザインが「シド・ミード氏によってデザインされた画稿」には見えなかったのである。
この原因は後に明らかになるのだが,実際に公開された画稿は,重田敦司氏によるクリーンナップ稿であり,「アニメーション用の修正が施されたもの」だったわけである。

 ストーリー

遙か遙か昔,かつて大きな文明を誇った地球人は空の果てまでその生活圏を拡げ,栄華を極めていた。
しかし,いつしかその文明は消え去り,ただ人々だけが残された。
残された人々は,再び独自の文明を築き始め,長い長い年月が過ぎていった。
かつての文明の歴史は人々の記憶の中からも消えていき,一部の人たちの間で「黒歴史」として伝えられるほど,年月が経った時代……

正歴2345年。(この年号は月の民の年号であり,地球側の年号は不明である。)

月の民,ムーンレィスと地球人が,月の民の地球帰還作戦における地球側との交渉の行き違いから戦闘状態に陥ってしまう。そして,一人の少年が,その成人の儀式のさなか,そこに封印されていた一体の機械人形に乗り込んでしまったことから物語が動き始める。

少年,ロラン・セアックは,2年前にその地の鉱山主,ハイム家に雇われた行きずりの人間であった。彼はその人当たりの良さと機械技術から,やがて認められハイム家の運転手となった。
彼こそが,2年前にムーンレィスの地球帰還作戦における「地球環境へのムーンレィスの適合を見る」調査員であったのである。
だが,彼は地球で生活する2年の間に,地球の良さもまたその目にしていた。
たまたま一体の機械人形に乗り込み,地球側の戦力に組み込まれてしまったロランは,地球と月の為に戦争を終わらせるために彼なりの戦いを始めるのだった。

 キャラクタ

※項目の肥大化に伴い分割された。

 モビルスーツ

※項目の肥大化に伴い分割された。

艦艇・∀

 用語

※項目の肥大化に伴い,分割された。


 サブタイトル

No.タイトル脚本絵コンテ演出作画監督放映日
00ターン・A・ターン////1999.04.02
01月に吠える星山博之斧谷稔渡邊哲哉土器手司1999.04.09
02成人式千葉克彦斧谷稔森邦宏スタジオダブ1999.04.16
03祭りの後浅川美也斧谷稔南康宏鈴木藤雄1999.04.23
04ふるさとの軍人高橋哲子西森章西森章スタジオダブ1999.04.30
05ディアナ降臨星山博之斧谷稔,菱田正和岩崎良明戸部敦夫1999.05.07
06忘れられた過去千葉克彦横山彰利池端隆史しんぼたくろう,中田栄治1999.05.14
07貴婦人修行浅川美也森邦宏森邦宏佐久間信一1999.05.21
08ローラの牛高橋哲子横田和渡邊哲哉鈴木藤雄1999.05.28
09コレン,ガンダムと叫ぶ星山博之西森章西森章佐久間信一1999.06.04
10墓参り高山治郎斧谷稔山口美浩しんぼたくろう,中田栄治1999.06.11
11ノックス崩壊千葉克彦川瀬敏文池端隆史佐久間信一1999.06.17
12地下回廊星山博之横田和杉谷光一うのまこと1999.06.25
13年上のひと浅川美也横山彰利,斧谷稔岩崎良明菱沼義仁,戸部敦夫1999.07.02
14別離,再び高山治郎西森章西森章しんぼたくろう,中田栄治1999.07.09
15思い出は消えて高橋哲子斧谷稔渡邊哲哉佐久間信一1999.07.16
16∀のすべて////1999.07.23
17建国のダストブロー浅川美也森邦宏森邦宏鈴木藤雄1999.07.30
18キエルとディアナ高山治郎斧谷稔,菱田正和山口美浩佐久間信一1999.08.06
19ソシエの戦争星山博之川瀬敏文北川正人杉光登1999.08.13
20アニス・パワー高橋哲子西森章西森章しんぼたくろう,中田栄治1999.08.20
21ディアナ奮戦星山博之横田和渡邊哲哉佐久間信一1999.08.27
22ハリーの災難高山治郎森邦宏森邦宏戸部敦夫1999.09.03
23テテスの遺言大河内一楼工堂紘軌山口美浩佐久間信一1999.09.10
24ローラの遠吠え高橋哲子金剛寺弾,斧谷稔南康宏しんぼたくろう,中田栄治1999.09.17
25ウィルゲム離陸大田愛鳥羽聡北川正人杉光登1999.09.24
26悟りの戦い高山治郎アミノテツロー渡邊哲哉佐久間信一1999.10.08
27夜中の夜明け高山治郎斧谷稔森邦宏菱沼義仁,後藤雅巳1999.10.15
28託されたもの星山博之西森章西森章しんぼたくろう,中田栄治1999.10.22
29ソレイユの二人星山博之斧谷稔,横田和山口美浩佐久間信一1999.10.28
30胸に抱えて浅川美也斧谷稔,工堂紘軌北川正人杉光登1999.10.29
31追撃!泣き虫ポゥ高橋哲子斧谷稔,小原正和南康宏佐久間信一1999.11.05
32神話の王太田愛横山彰利池端隆史しんぼたくろう,中田栄治1999.11.19
33マニューピチ攻略太田愛斧谷稔,森邦宏,西本由起夫森邦宏戸部敦夫1999.11.25
34飛べ!成層圏高山治郎川瀬敏文山口美浩佐久間信一1999.12.03
35ザックトレーガー星山博之西森章西森章しんぼたくろう,中田栄治1999.12.10
36ミリシャ宇宙決戦大河内一楼南康宏南康宏佐久間信一1999.12.17
37月世界の門高橋哲子横山彰利池端隆史佐久間信一1999.12.24
38戦闘神キンガナム浅川美也高田淳森邦宏しんぼたくろう,中田栄治2000.01.07
39小惑星爆裂高山治郎奥田誠治山口美浩佐久間信一2000.01.14
40月面の海戦大河内一楼アミノテツロー渡邊哲哉菱沼義仁,戸部敦夫2000.01.21
41戦いの決断星山博之西森章西森章佐久間信一2000.01.28
42ターンX起動浅川美也奥田誠治南康宏しんぼたくろう,中田栄治2000.02.04
43衝撃の黒歴史高橋哲子赤根和樹池端隆史佐久間信一2000.02.11
44敵,新たなり高山治郎日高政光森邦宏戸部敦夫2000.02.18
45裏切りのグエン大河内一楼奥田誠治鳥羽聡佐久間信一2000.02.25
46再び,地球へ星山博之奥田誠治,斧谷稔渡邊哲哉しんぼたくろう,中田栄治2000.03.03
47キンガナム襲来高橋哲子西森章,斧谷稔西森章佐久間信一2000.03.10
48ディアナ帰還高山治郎奥田誠治,斧谷稔南康宏佐久間信一2000.03.17
49月光蝶高山治郎横山彰利,斧谷稔池端隆史しんぼたくろう,中田栄治2000.03.24
50黄金の秋浅川美也川瀬敏文,斧谷稔森邦宏菱沼義仁,後藤雅巳2000.04.14

 スタッフ

スタッフに関しては,メカニックデザインのシド・ミードが目を引くが,キャラクタデザイン(原案)の安田朗(あきまん)氏も大きな話題となった。当時カプコンに在籍していた安田氏は,この後同じ富野監督のオーバーマン キングゲイナーではメカニックデザインも行っており,アニメ畑への参入のきっかけとなったのがこの∀ガンダムであるといえるのである。(蛇足ながら,キングゲイナーでは,同じカプコン所属であった西村キヌ氏がキャラクタデザインを行っており,富野氏の新しい才能の発掘への意欲が見える。)

スタッフリスト
企画サンライズ
原作矢立肇,富野由悠季
総監督富野由悠季
キャラクター原案安田朗
キャラクター設定菱沼義仁
メカニカルデザイン大河原邦男,シド・ミード,重田敦司,沙倉拓実,前田真宏,石垣純哉
美術監督池田繁美
色彩設計笠森美代子
撮影監督大神洋一
編集山森重之
音響監督鶴岡陽太
音楽菅野よう子
プロデューサー鈴木吉弘,富岡秀行
製作協力ASATSU-DK,創通エージェンシー
製作フジテレビ,サンライズ
オープニングテーマターン A ターン(2話〜38話)
作詞:井荻麟
作曲:小林亜星
編曲:矢田部正
唄:西城秀樹
オープニングテーマ2CENTURY COLOR(39話〜50話)
作詞:井荻麟・浜口祐夢
作曲:浜口祐夢
編曲:RAY-GUNS
唄:RAY-GUNS
エンディングテーマAURA(1話〜15話,17話〜40話)
作詞・作曲:谷村新司
編曲:菅野よう子
唄:谷村新司
エンディングテーマ2月の繭(41話〜49話)
作詞:井荻麟
作曲・編曲:菅野よう子
唄:奥井亜紀
エンディングテーマ3限りなき旅路(50話)
作詞:菅野よう子
作曲:C.Piece
編曲:菅野よう子
唄:奥井亜紀
挿入歌羽化
作詞:岩里祐穂
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
唄:大塚宗一郎
挿入歌ALFA and OMEGA
作詞:Carla Vallet
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
唄:Carla Vallet
挿入歌月下美人
作詞:井荻麟
作曲:小林亜星
編曲:矢田部正
唄:西城秀樹
挿入歌Until
作詞:Cris Mosdell
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
唄:Maryanne Murray
挿入歌The song of a stone
作詞:Cris Mosdell
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
唄:大塚宗一郎
挿入歌月の魂
作詞:井荻麟
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
唄:レット隊


 備考

1

本作品は,企画時に「リング・オブ・ガンダム」というタイトルであった。
これは,富野監督の意向であったとされる。

2

放映当時,プラモデルの売れ行きはあまり良くなかった。(ガンプラ雑記参照)
また,バンダイのスポンサー契約が全国ネットではなくローカルネット契約であったために放映されない地域も多かった。(深夜に行われていた再放送は改編期に打ち切られているが,視聴率面等から考えれば,フジテレビ系列の行ったサポートは高かったとも考えられる。)
スポンサー契約から考えても,当初からプラモデルの開発(発売)数は少なく見積もられていたと考えられ,実際,発売された点数も少ない。(最終ボスであるターンXが商品化されていることから考えると,当初から織り込み済みだったと考えるのが正しいのだろう。)
逆に言えば,トータルセールス的には,プラモデル以外の媒体まで含めたトータルペイを目指した作品であり,従前の玩具主導という形のスポンサードではなく,映像ソフトなども考慮されていたと考えられる。

ガンダムコレクションコンプレックス解説文

1999.4.9〜2000.4.14放送。全50話。様々な戦争が黒歴史として封印されて長い年月が過ぎていった…そして"正暦"2343年,かつての文明すら忘れてしまった地球人類と,いつの日か地球へ帰ることを願っていた月人類が接触する…シド・ミードによるメカニカルデザインや,斬新な世界観が話題を呼んだTVシリーズ。

 編集者


∀ガンダム誼狼絽

  • [劇場アニメ]

 データ

作品データ
公開日2002/02/09
上映時間2時間8分
配給松竹
DVD発売日//
価格6300円
収録時間131分
発売元バンダイビジュアル
30周年記念版発売日2009/07/24(2010/07/23までの限定生産)
価格税込3000円
品番BCBA-3587
仕様従来版と同じ(ジャケットは新規書き下ろし)
発売元バンダイビジュアル

 概要

TVシリーズとして放映された∀ガンダムに新作カットを加えた再編集劇場版。
長尺であったことから,2本に分割し,それぞれ「地球光=火・木・土」,「月光蝶=月・水・金・日」という形での日替りサイマル上映方式が採択された。
しかし,その結果上映できる劇場が限定されてしまった。

ストーリー的には,地球光では番組冒頭からウィルゲム浮上(25話)まで,月光蝶では小惑星ミスルトゥ(36話)からラストまでが描かれており,間のエピソードはまとめてカットされている。(ただし,地球光のエンディングで,それらのカットが意識的に見せている。)

 ストーリー

省略

 スタッフ

スタッフリスト
総監督富野由悠季
キャラクター原案安田朗
メカニカルデザイン大河原邦男,シド・ミード,重田敦司,沙倉拓実
音楽菅野よう子
作画監督戸部敦夫,しんぼくたろう,中田栄治
基本的に,TV版に準ずる
エンディングテーマAFTER ALL
作詞:Chris Mosdell
作曲・編曲:菅野よう子
唄:Donna Burke

 編集者


∀ガンダム況邯蝶

  • [劇場アニメ]

 データ

作品データ
公開日2002/02/10
上映時間2時間8分
配給松竹
DVD発売日//
価格6300円
収録時間130分
発売元バンダイビジュアル
30周年記念版発売日2009/07/24(2010/07/23までの限定生産)
価格税込3000円
品番BCBA-3588
仕様従来版と同じ(ジャケットは新規書き下ろし)
発売元バンダイビジュアル

 概要

TVシリーズとして放映された∀ガンダムに新作カットを加えた再編集劇場版。
長尺であったことから,2本に分割し,それぞれ「地球光=火・木・土」,「月光蝶=月・水・金・日」という形での日替りサイマル上映方式が採択された。
しかし,その結果上映できる劇場が限定されてしまった。

ストーリー的には,地球光では番組冒頭からウィルゲム浮上(25話)まで,月光蝶では小惑星ミスルトゥ(36話)からラストまでが描かれており,間のエピソードはまとめてカットされている。(ただし,地球光のエンディングで,それらのカットが意識的に見せている。)

 ストーリー

省略

 スタッフ

スタッフリスト
総監督富野由悠季
キャラクター原案安田朗
メカニカルデザイン大河原邦男,シド・ミード,重田敦司,沙倉拓実
音楽菅野よう子
作画監督戸部敦夫,しんぼくたろう,中田栄治
基本的に,TV版に準ずる

 編集者


∀ガンダム

  • [コミック]

 データ

作品データ
連載期間//,全12話
掲載誌コミックボンボン
刊行形態KCボンボン
発行日1999/10/06(1)
2000/04/06(2)
価格390円(1)
450円(2)
ISBN4-06-323882-2(1)
4-06-323896-2(2)
発売元講談社
刊行形態Gレジェンドコミックス
発行日2005/11/22(1)
2005/11/22(2)
価格580円(1)
600円(2)
ISBN4-06-372107-8(1)
4-06-372114-2(2)
発売元講談社
作者ときた洸一

 概要

ときた洸一氏作。コミックボンボンにおける連載版。古くは,聖戦士ダンバイン,重戦機エルガイムや装甲騎兵ボトムズなどから続く,番組のストーリーをコミカライズしたもの。
さすがはガンダム作品を数多くコミカライズの経験がある,ときた洸一らしく,わずか12回で非常にうまくまとめてある。
基本的なストーリーは,テレビ版に準ずるが,大胆なカットと,思い切った配置換えによってストーリーをはしょったという感じは少ない。(これはマガジンZ版にもいえることだが)
特徴的なところは,MSやキャラクタの掘り下げが独自の視点で行われている点で,ギンガナム軍との決戦に向かうコレンのMSが,テレビ版におけるカスタムカプルではなく,G-UNITに登場したガンダムアクスレプオスであるなど,ポイントポイントでときた節が炸裂してると言っていいだろう。

 サブタイトル

No.サブタイトル初出
第1巻
ターン1ホワイトドール1999/05
ターン2機械人形のローラ1999/06
ターン3首都崩壊!!1999/07
ターン4建国宣言!!1999/08
ターン5掘り出された宇宙船1999/09
第2巻
ターン6ニセターンエー登場!1999/10
ターン7託されたもの1999/11
ターン8ミリシャ月へ!!1999/12
ターン9戦闘神ギンガナム2000/01
ターン10黒歴史の真実!2000/02
ターン11月光蝶の輝き!!2000/03
ターンファイナル眠りつく黒歴史!!2000/04

 編集者


∀ガンダム

  • [コミック]

 データ

作品データ
連載期間1999/08〜2002/05
掲載誌マガジンZ
刊行形態KCZ
発行日1999/12/16(1)
2000/06/22(2)
2001/01/23(3)
2001/08/23(4)
2002/05/23(5)
価格530円
ISBN4-04-422905-8(1)
4-06-349022-X(2)
4-06-349045-9(3)
4-06-349067-X(4)
4-06-349093-9(5)
発行元講談社
著者曽我篤士

 概要

マガジンZに連載されたバージョン。
途中まではテレビ版に忠実な展開であるが,ギンガナム(ターンX)との戦いから,独自
の展開へとなっている。
特に,最後の決戦は大気圏突入時に行われており,テレビ版同様,ターンXと相打ちであ
るが,ロランはコアファイターで離脱,行方不明となっている。
また,月と地球の往来はその後も続いており,エンドシーンが,ディアナとキエルの語らいと,ソシエが金魚を捨てるシーンで終わっている。

 サブタイトル

No.サブタイトル初出
第1巻
ターン1月に吠える1999/08
ターン2成人式の夜1999/09
ターン3ホワイトドール1999/10
ターン4ディアナ降臨1999/11
ターン5それぞれの思惑…1999/12
第2巻
ターン6災厄来たり2000/01
ターン7コレン,ガンダムと叫ぶ2000/02
ターン8墓参り2000/03
ターン9思惑2000/04
ターン10ノックス崩壊2000/05
ターン11故郷は遠く高く2000/06
第3巻
ターン12月蝕の影2000/08
ターン13ロランの失敗2000/09
ターン14楔の船/羽衣の船2000/10
ターン15届けられた羽2000/11
ターン16ディアナの兵士2000/12
ターン17地上決戦2001/01
第4巻
ターン18平和のホワイトドール2001/03
ターン19宇宙のミリシャ2001/04
ターン20月世界の門2001/05
ターン21ロランの幸せな日2001/06
ターン22月地下の魔物たち2001/07
ターン23衝撃の黒歴史2001/08
第5巻
ターン24敵,新たなり2001/10
ターン25裏切りのグエン2001/11
ターン26戦闘神ギンガナム2001/12
ターン27追撃の決断2002/02
ターン28託されたもの2002/03
ターン29月光蝶2002/04
ターン30ブリキの思い出2002/05

 編集者


∀ガンダム

  • [小説]

 データ

作品データ
掲載誌書き下ろし
刊行形態角川スニーカー文庫
発売元角川書店
発売日1999/11/01(1 初動)
1999/12/01(2 騒乱)
2000/02/01(3 百年の恋)
2000/04/01(4 火と月)
2000/05/01(5 月光蝶)
2000//(ep)
価格381(1)
381(2)
381(3)
381(4)
381(5)
381(ep)
ISBNISBN4-04-422901-5(1)
ISBN4-04-422902-3(2)
(4)
(5)
(ep)
作者佐藤茂
挿絵萩尾望都(1〜5)
鶴田謙二(Episodes)

 概要


 編集者


∀ガンダム

  • [小説]

 データ

作品データ
掲載誌書き下ろし
刊行形態ハルキノベルズ
発売元角川春樹事務所
発売日//(上)
//(下)
価格1295(上)
1295(下)
刊行形態幻冬舎文庫(全3巻)
発行日2001/08/--
価格
ISBN
発売元幻冬舎
刊行形態幻冬舎
発行日2005/03/--
価格
ISBN
発売元幻冬舎
刊行形態講談社BOX
発行日2007/10/09
価格1500円
ISBN
発売元講談社
作者福井晴敏
イラスト安田朗

 概要


 備考

2001年に『月に繭地には果実(上・中・下)』(幻冬舎)に改題。
2005年には『月に繭地には果実 From Called "∀" Gundam』(幻冬舎)として出版。
2007年には講談社より講談社BOXシリーズで「∀ガンダム 月に繭地には果実」(上・下)として発売された。

 編集者


∀ガンダム フィルムブック

  • [漫画]

 データ

作品データ
刊行形態ニュータイプフィルムブックエクストラ
発行日1999//(1)〜2000//(5)
価格
ISBN
発売元角川書店

 概要

フィルムを元に再構成したコミック。

 編集者


最終更新時間:2009年07月03日 21時10分26秒

 ノート

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脚注