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サイトスタンス

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サイトスタンス

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 概要

 たいへん見にくくなってしまいました。
 申し訳ありませんが,必要に応じて読んで下さい。
 なお,本項目は見やすさ重視のため極力リンクを廃しています。

 他のガンダムサイトを拝見させてもらっていると,数多いガンダム関係出版物の内容をどこまで取り入れるかということについてそれぞれスタンスが異なっており,なかなか興味深いものがあります。
 例えば,あるサイトでは∀ガンダムよろしく全てを肯定して受け入れていたり,あるサイトでは宇宙世紀もののみ取り扱っていたりといった感じです。むろん,作品ごとのサイトは数多い上,それらもテレビならテレビだけといった限定されたものから,その作品からのスピンアウト系まで含めると言った感じで,何でもアリのものまであります。

 限定公開!実験場としては,サイト内スタンスを元に記述を行ってますが,これもまた「(編集者の)フィーリング」という奴が絡んできますので,厳密ではありません。また,時間とともに,私(あさぎり)の考え方が変化してきており,当初と一致していない部分も多々あります。

 ここでは,トップにも簡単に触れていますが,本Wikiを編集する上での基本的なスタンスを表示しておきたいと思います。

 ここで示されたことが基本事項であり,(多少はともかく)大きく逸脱することは無いように,編集していきたいと考えています。むろん,他の編集者の方々のスタンス,見てくださる側のスタンスもありますので,それぞれのご意見は掲示板などでいただき,それに併せて修正していくことも考えています。
 いいご意見は採用させて頂き,よりよいサイトにしていきたいと思います。

 なお,近年,各所で本項目を読まずにスタンスの違いをあからさまに否定する人がいます。ご覧になると判りますが,サイト作成において,スタンスを大きく逸脱した部分はありません。つまり,「無理解」による否定が多いのです。正直,あまりいい気分はしないことを付記しておきます。


 1.基本的スタンス

 基本的に,編集時,考察時問わず資料優先で行います。(記憶を中心に編集しても,資料を探す行為は常に行うこととなります。)資料については,映像作品は当然ながら,雑誌媒体,書籍,プラモデル関係,漫画,小説,ゲームといった媒体を資料として採用しています。

 しかし,「ガンダム」という作品は,この三十年の間に拡散してしまい,「作品」という言葉よりも「ジャンル」という言葉が正しい評価と思える状態になっています。それ故の問題も数多く生じてきており,資料収集についても大きな弊害が生じています。
 具体的には,「資料の数が膨大すぎ,個人で集めるにはある意味限界が生じつつある」,「作品の幅が広すぎ,集約が難しくなってきている」,といった問題です。

 前者は,ガンダムオフィシャルズなど高額資料の存在からも明かですし,少額の資料でもその数が膨大だと存在すら気が付かない場合もあります。(近場の書店には入荷しなかったということも多々あります。)
 後者は,二次的生産物が多いという点からの難しさが特に際だちます。例えば,世界観を借りたオリジナルストーリーや,逆にキャラクタを借りたオリジナルなどがそうです。また,SDガンダムのように,作品を再構成したものまであります。
 ここまで書けば想像が付くと思いますが,まぁ,ぶっちゃけた話,切り捨てるべき所は切り捨てないと,個人(或いは少人数)では,サイト構築なんて無理だ,ということです。(実際,現状SDガンダム関連は,放置されているに等しい状況[1]です。)

 本サイトは,元々がMSのデータサイトとして出発したといういきさつがあります。また,元々からこうした一般にオープンなサイトとして作成した訳でもないのです。(ガンダムネタが話題になったときにデータがあるので,ということで公開したのが元々の発端ですので……)従って,更新内容の選択については,非常にランダム的要素が強くなります。
 また,他の編集の方も独自の考え方で項目を編集してくださいますので,「あれがない」という事態も十分考えられます。追加要望,項目投稿等は掲示板でガンガンお願いします。編集者としての登録を希望する方は,似非知識に準じますので,そちらを参照してください。

 なお,ここで扱っているスタンスは,本Wikiを運営する上でのスタンスです。Wiki内で展開している「考察」に関しては,全てが適用される訳ではありません。考察は,その内容によって適用範囲が変わってきますので,必要に応じて資料の選別が行われます。考察時のスタンスについては,「5」を参照して下さい。

 2.採用作品

 本サイトで扱っているガンダム作品は以下のようなものです。

[1] サンライズ版年表をベースにした作品

 サンライズでは,映像化した作品のみ公式に取り扱うというスタンスを取っています。そのため,TV,映画,OVAで映像化した物のみ公式として取り扱っていることになります。(具体的にいえば,ガンダムセンチネルやクロスボーンガンダムなどはグレーゾーンということで,公式というスタンスではありません。)また,サンライズ版年表では,Vガンダムや0083のように「時間」まで記述されている場合があります。
 なお,MSV(Zガンダム他に登場)やGUNDAM EVOLVE,GUNDAM THE RIDE,GREEN DIVERSのような作品もサンライズ制作であるため,基本的に「公式」です。
 現在では,サインライズの「公式」に対するスタンスも変化しており,Hi-νガンダムのように「映像媒体以外」のものでも公式化しています。

 本サイトでは,基本的にすべての年表について受け入れています。従って,これらの作品は全て受け入れることとなります。(なお,現在ではほとんど認められなくなっていますが,劇中でのお遊び〜例えばモブに「ザンボット3」が登場するなど〜は,確認できる物は記載しますが,公式かどうかの判断はまた別の問題だと理解して下さい。)


[2] バンダイ版年表をベースにした作品

 サンライズ版年表に加え,プラモデルオリジナルのシリーズやバンダイが主となって展開したマンガなどを組み込んでいる年表です。基本的に,サンライズ版年表の隙間を埋めていくような感じで作成されていますが,MSVやガンダムセンチネルなどのように同じ時系列で進んでいる場合もあります。
 また,後述しますが,一部角川系(メディアワークス系)年表が取り入れられてますが,これについてもバンダイ版年表として扱います。

 本サイトでは,基本的にすべての年表について受け入れています。従って,これらの作品は全て受け入れることとなります。
 なお,バンダイの「出版物」を全て受け入れるわけではありません。バンダイのプラモデルシリーズなどで提示される「年表」を受け入れるものです。従って,年表に掲示されていない作品ははずされます。特に,バンダイが出版してはいましたが,編集を行っていたガイナックスの意向が反映されていたサイバーコミックス関連の作品は,一部を除き,公式としては扱っていません。


[3] 富野由悠季監督作の小説・原作のマンガ

 原作者である,富野由悠季監督作の作品は,基本的に無条件で採用しています。ただし,ノベライズ(或いはコミック)と映像作品が同時に存在する場合,基本的に映像作品を優先します。したがって,データとして表れるものは,基本的にノベライズ(或いはコミック)に登場していない物,ということになります。また,G-3ガンダムのようにバンダイ等で改めて設定し直されている場合,整合性をとるためそちらを優先しています。これについては,ガンダムオフィシャルズの記述に準じて修正していく予定です。(なお,オフィシャルズの記述については,否定している人がいるのも存じてますが,まがりなりにも「公式のお墨付き」を頂いたものですから,最優先で採用しています。)

 閃光のハサウェイ等といったオリジナルは,バンダイ版年表との兼ね合いもあり,そのまま採用しています。(ガイア・ギアについては,大きな矛盾が生じない,すなわち,何とか説明が付く間は取り入れ,無理になったらパラレルとして扱います。{{fn キーワード的にガンダムシリーズと共通の用語が登場する「アベニール」は,現在の年表上だけでなく,作品描写上でも明らかにパラレルですので,富野作品ではありますが,非公式として扱います。)fn キーワード的にガンダムシリーズと共通の用語が登場する「アベニール」は,現在の年表上だけでなく,作品描写上でも明らかにパラレルですので,富野作品ではありますが,非公式として扱います。)

 富野氏が実際に原作として絡んでいるマンガについては,現時点でクロスボーンガンダムとVガンダム外伝のみです。(厳密にいえば,監督が関わった作品はクロスボーンだけですが,Vガンダム外伝はクロスボーンを発注する原因となった作品ですし,サンライズの年表に入っているので取り入れています。)


[4] 各種小説作品について

 小説作品は,大きく分けて,「富野氏以外が書き下ろした映像作品のノベライズ」と「ゲーム媒体など特定のストーリーが得づらい作品のノベライズ」に分かれると思います。前者は,ガンダムZZ,0080,Gセイバー等,後者は,ZEONIC FRONT,ガンダム戦記等です。
 基本的にいずれも採用します。ただし,映像作品のノベライズは,映像作品優先の為,ノベライズを優先的に処理することはありません。映像作品とノベライズでその内容が異なる場合(例えば0080の結末など)は,異説ということで取り扱うようにしています。
 逆に,ゲーム作品のノベライズは,子細な設定は小説作品で行われることも多く,著しい差違が見られない限り,双方とも均等に扱います。


[5] 各種マンガ作品について

 漫画作品においては,大きく4つの流れがあります。「バンダイ/メディアワークス出版作品」,「講談社出版作品」,「角川書店出版作品」,「その他」です。

 先に述べたとおり,バンダイ版年表に掲載されている物(F90やダブルフェイクなど,G-UNITなどの商品化作品)と,富野由悠季原作のものは公式として取り扱っています。このため,バンダイ/メディアワークス系の多くの作品(ただしサイバーコミックスに関しては後述)と,コミックボンボンに掲載された作品は,ほとんど公式に準ずる内容である為,公式作品同様に無制限で取り扱っています。
 また,学研で展開された「ガンダムW」関連は本編シナリオライター原作によるものであり,実際に多くの情報が公式資料にフィードバックされているため,上記と同様に扱っています。

 角川書店出版作品は,ガンダムエースの創刊後に大量に製作された漫画群このとであり,基本的に全て「準公式」として取り扱うというスタンスをとっています。
 本来,ガンダムエースに掲載されている作品は,一部の「公式外伝」を除き,原則「非公式作品」ですが,本Wikiでは,わかりやすさを重視し(1)「オリジン(別格)」,(2)「公式外伝」,(3)「準公式」,(4)「ギャグ(スピンアウト作品)」,(5)「その他」という大枠に括っています。
 言うまでもなく(1),(2)は,公式と同じ扱いを行っています。(3)は,ゲームのコミカライズやその派生(ガンダムレガシーなど),エコールや若き彗星の肖像などの公式の外伝的な作品の2種になりますが,ほぼ公式同様の扱いをおこなっています。

 また,(4),(5)は,項目は作成していますが,公式的な解釈には一切利用しない作品となります。(例えば,犬ガンダムなどが該当します。)

 サイバーコミックスの扱いは,「公式・準公式として扱うにはあまりに世界観が逸脱しすぎている」作品や,当初から非公式として商品展開等に絡まない作品,ガンダムをベースとした全くの別作品などは,「非公式」という枠内で,取り扱っています。(作品をWikiに掲載しないのではなく,掲載はするが,考察等で公式作品に準じた扱いは行わない前提である,ということです。)

 なお,一部の非公式作品については無作為に公式作品同様に取り込まれている場合がありますが,これについては気に入った作品(機体)という非常に曖昧なスタンスのため,変更があり得るとご理解下さい。(例えば,アウターガンダムなどは,考察で解釈のひとつとして利用する場合などがあります。このスタンスについては,ガンダムセンチュリーの「年表として不整合を起こしているが,設定が優れている部分」についても同様です。)

[6] プラモデルオリジナルシリーズについて

 先に述べたとおり,バンダイ版年表に掲載されている物であるのでそのまま採用しています。ただし,ガンダムセンチネルは,プラモデルのインストラクション掲載のストーリーを公式ストーリー(必然的に連載版がこれに準ずることとなる)とし,別冊のにおける改訂版ストーリーや,アリスの懺悔版は,インスト版に比べれば位置づけとしては低くなります[2]。ただし,別冊オリジナルMSは,自分が納得できる物については考察に採用するというスタンスです。一部については,未採用の機体もありますが,自分で納得できる説明ができた時点で採用する予定です。

 なお,プラモデル関係書籍で正式に採用しているのは,現時点では,ガンダムセンチネル別冊と電撃HobbyMagazineに掲載されたシークレットフォーミュラ,AOZのみです。これは,前者がバンダイ版年表,後者がサンライズ公認/監修のためです。

 それ以外の,模型雑誌等でのオリジナル作例などは,非公式なものとして全て取り扱います。作例にオリジナルの設定が存在する場合は,非公式作品に準じた扱いで,またそれら設定が存在しない場合は,単なるバリエーション作例として扱います。(詳細は,[8]を参照。)


[7] ゲーム作品について

 本Wiki的には,全てのデータを採用しています。すなわち,公式に発売された全てのゲーム(同人ゲームを除く)が,本Wikiでの採用対象となります。
 ただし,内容(物語)に関しては,「if」要素の大きな物と小さな物で分類しています。例えば,「本編に不整合を起こさないサイドストーリー的な作品」は,公式に準じて扱っていますが,「本編に不整合を起こすものやギレンの野望のようなストーリー変化のあるシミュレーション」などは非公式扱いとなっています。
 これは,いわゆるリアル系作品であろうとSD系作品であろうと区別はしていません。

 現在,各方面で再評価が進む,ファミリーソフト系のゲームも基本的には後者に該当しますので非公式扱いですが,登場したキャラクタやMSが公式/準公式系作品に登場した場合,その作品の登場キャラ/MSとして公式/準公式として扱います。(これは,ジオンの幻陽などに登場したファミリーソフト系キャラなどが相当します。)

 基本的に登場する機体やキャラクタについては,独自の基準で分類しています。
 データそのものは全て掲載する方向で項目化していますが,その登録場所が独自の基準で「公式」・「非公式」に区分されています。(すなわち,ここで言う「公式」・「非公式」は,一般的に言われるものとは異なる点に注意してください。)

1.本編サイドストーリー作品は公式/準公式

 これは,実質的に「フォーミュラ戦記」を始祖とする各時間軸に平行して展開される物語を中心としたものです。蒼の戦慄など,バンダイ系のアクションゲームはほとんどこの分類になります。また,先に挙げたフォーミュラ戦記など,シミュレーション系でも一部が含まれます。(多くはバンダイ系年表に取り入れられているため,実質的に公式となります。)

2.ギレンの野望などシミュレーション型オリジナルストーリーは非公式

 ギレンの野望の様に,シミュレーションパートによってストーリーが派生する作品は,基本的に物語部分は非公式となります。また,ファミリーソフト系シミュレーションも基本的にこちらになります。(ファミリーソフト系シミュレーションは,基本的に近藤和久氏の世界観がベースのためです。)
 ただし,かつて文章でのみ発表されていた機体やキャラクタが,これらゲームで初めて画稿として提示された場合は,その内容によって判断しています。

3.SD系作品はケースバイケース

 いわゆる武者頑駄無や騎士ガンダムといったSDガンダム系作品に関しては,原則として全て公式の作品として扱っています。(SDガンダムは,元々がサンライズ主導ではなくバンダイ主導でスタートした企画のため。勘違いされやすいですが,アニメ版SDガンダムも,SDガンダムフォースを除くと基本的にバンダイ主導です。)

 難しいのは,「一般的なシミュレーションでユニットがSDガンダムのもの」ということになります。始祖たる「ガシャポン戦士」シリーズ以降,Gジェネレーションシリーズなどがこれに含まれます。
 これらは,リアル系のMS/MAとして設定が存在するものは,作品世界上の設定としては公式に準じた「準公式」とした扱いをしています。(モノアイガンダムなどが該当します。)
 また,機体群は基本的に公式・準公式の枠内で分類していますが,先述した「武者ガンダム」などは,原則として非公式枠内で記述します。(キャラクタは,公式・非公式問わず分類しています。)

 機体群の分類は,基本的に「外伝シリーズはグレーゾーン,Gジェネとギレンは黒」という,サンライズ側堀口氏の発言をほぼ踏襲しています。しかし,決定的に異なるのは,Gジェネとギレンで採用されているコミックや小説作品等を本サイトでは公式に準じた扱いで採用するという点です。(サンライズ側はこれらを原則として公式とは認めないスタンスです。)
 補足ですが,ここでいう「非公式」は,宇宙世紀といった歴史上の非公式機としての扱いであって,媒体としては「公式」の扱いです。従って,MSの一覧登録としては「公式機」として登録しています。この点はご注意ください。


[8] それ以外

 基本的に,ガンダムと名の付く作品については,アンソロジーを含めて取り扱います。ただし,同人誌,Webオリジナルなどは原則として扱いません。

 これは模型誌の俺ガンでも扱うことを意味します。
 模型誌などのマスプロダクツの媒体で発表されたものは,原則として取り扱います。
 ただし,読者投稿ページ,読者募集ページ(含むコンテスト)の作品は扱いません。
 これらのいわゆる読参は,「現在プロとして活躍している方のリライトが入った時点」で,取り扱うこととします。たとえば,SDデザインの募集などで,大抵優勝者の作品はリライトの上で商品化されます(商品化された時点で採用です)が,次席などはプロの方のイラストだけが起こされることがあります。こういった場合は,そのリライトされた作品が対象ということになります。
 同様に同人誌やWebオリジナルなども同人誌,Webという媒体に掲載されただけでは対象になりません。これらが,アンソロジーに収録された場合や,出版物などで資料の一端として取り上げられた場合などに採用することになります。前者の代表的なものがゲームコミック,後者の代表的なものがスゥイネン社ということになるでしょう。


 3.資料の偏重について

 先にも述べましたが,ガンダムという作品は既に拡散しきっており,集約が難しい状態です。そこで,様々な資料からデータをまとめるわけですが,中には資料における記述の統一がとれていないものもあります。(例えば,フルアーマーΖΖガンダムの型式番号などが該当します。)

 これらは,資料の間違いというよりも,「初期設定とその後の設定の差異」,「転記を繰り返していったが故の転記ミスの積み重ね」といった問題と思われるので,何らかの処置を行う必要があると思われます。
 そこで,本サイトでは,以下の基本ルールのもとに編纂を行っています。

 A.放映当時の設定資料(雑誌等の再構成されたものではなく,一枚丸ごとのもの)
 B.ガンダムオフィシャルズなどの公式・公認資料
 C.もっともよく出回っている(一般的に認知されやすい)資料

 以上の3点を基準に編纂を行います。逆に言えば,これら以外のものは,基本的に「ミス」として扱います。ただし,「ミス」として扱うだけであり,ミスであっても資料のひとつであることには変わりませんので,Wiki内に記述する方向であることには変わりません。(特に考察時の重み付けが変わるという意味だとご理解下さい。)また,ミスとして判断された記述であっても,「一般に受け入れられている表記」や「他に記述が確認出来ない貴重な表記」であった場合,これは優先して利用します。

Aについて

 設定資料は,その中にサンライズで使用するキャプションが書かれており,Ζガンダム放映時に作成されたもの以降では,型式番号等も表記されています。従って,こうした資料が確認できる場合は,これをベースとして考慮します。
 しかし,こうした設定資料には,極めて初期段階の設定の記述も多いため,常に資料として上位に位置するわけではない,ということに配慮する必要があります。
 例えば,Ζガンダム放映時のジム兇虜邁荵駑舛砲蓮ぁRX-79改」という型式が記されていますが,現在これを肯定する資料は他に存在しません。考察時にはこれを参考にする事はあっても,これが既定路線だという判断は行わない,ということなのです。

Bについて

 公式・公認資料とされるものは,公式百科事典と銘打ったガンダムオフィシャルズや,サンライズから刊行された記録全集など,加えて各アニメ誌の別冊などが相当します。
 特にオフィシャルズなどは,設定資料類との相違があってもその記述を考察等に利用することに何の問題もないと判断しています。

 その理由ですが,「それまで刊行されてきた様々な情報を最も矛盾の少ない形で集約している」ということにつきます。こうした「後から刊行された公式・公認資料」は,放映当時の資料などとは相反することが多いのですが,逆に言えば,作品全体を俯瞰して矛盾点などが指摘された場合も多く,最も整合性がとれているといっても過言ではないのです。
 このため,新しい資料が仮に過去の資料と相反する記述であってもそちらを優先する場合が多くなります。こうした新しい資料は,そのほとんどが既存の設定に新しい設定を加え「設定としての発展性」を付け加えたものである,と判断できることが多く,過去の資料中心に考え,こうした「発展性」を潰してしまうことは,結果的に考察面ではマイナスが多いと言えるのです。

 ただし,古い資料を無視する,と言うことではありません。こうした場合,ガンダムオフィシャルズのように「○○であるが,過去には○○であった」といった形の併記型記述になることが多いでしょう。

Cについて

 本サイトのようなデータベース的構築や考察を行っていく上で,資料の入手性は非常に重要な要素となります。どうしても入手が困難なレアな資料を基準として様々な要素を語っても,これを理解できる人がいないからです。[3]
 学術論文も同様であり,一般的に入手可能な論文を引用することで,論文の論拠の補填を行うわけですが,ここで極めてマイナーな説を論拠にしてもその論文が受け入れられる可能性が低いことは理解していただけるでしょう。

 ここで取り扱う「もっともよく出回っている資料」という表現ですが,実はこれはほぼプラモデルを指すと考えて下さい。各アニメ誌の別冊やムック,特に雑誌は,基本的に1回のみの刊行であり,再刊行されることはまれです。そのため,時期を逃すと入手が困難となります。
 また,コミック,小説などの単行本は形として残りやすいのですが,一部の人気作を除けば,比較的早いサイクルで絶版になる場合もあり,入手困難になる場合も多いのです。(例えば,小説で考えてみると分かります。同じ富野監督の小説でも『ガンダム』や『Ζガンダム』などは現在でも比較的簡単に手に入りますが,『ガイア・ギア』や『アベニール』は極めて入手困難です。)
 もちろん古書店などで入手できる可能性もあるのですが,果たしてそれが一般に入手しやすい資料と言えるのか,という微妙なところです。

 ところが,プラモデルの場合,きわめて一部の製品を除けば,模型店などに注文することで(時間はかかっても)まず間違いなく入手することが出来ます。
 特にマスターグレードシリーズの組み立て説明書は,比較的資料性も高く,かつ,入手しやすいことからも多くの人に見てもらい易いと言えるでしょう。(最近,ガンダム関係に興味を持った人にとって,もっとも確実に手にはいる資料と言えるかも知れません。)
 また,同じ機体が何度か製品化されているものは,時代ごとの解釈の違いを確認することができるのもプラモデルの利点の一つです。例えば,MSVで設定されたフルアーマーガンダムの場合,MSVのキット,BB戦士,マスターグレードとキットがあり,それぞれの解説を読み比べるだけでも違いが存在することがわかります。
 こうした比較が可能な意味でも,プラモデル組立解説書の資料性は極めて高いと言えるのです。

その他

 上記以外の資料を全く考慮しない,と言うわけではありません。

 独自色の強い漫画・小説(当然ほとんどが非公式となる)や,模型雑誌等におけるオリジナル作例等,明らかにその作品(或いは作例)のみの設定はデータとして集約はしますが,考察などでは考慮することはまずありません。
 しかし,そうした資料類でも既存の設定に影響を与えるものや,解釈によっては既存資料の矛盾点などの解決に用いることのできる資料は十分考慮するに値します。
 こうした資料類は,基本的に内容によって判断することになります。

 ただし,勘違いしてほしくないのですが,いわゆるレア資料については,あまり考慮しないスタンスをとります。例えば,雑誌が独自に行ったバリエーションなどです。資料を持っている場合,サイト内に情報として記述はしますが,積極的に考察等に採用することはありません。(むろん,絶対採用しないという訳ではありません。)
 それどころか,あまりメジャーじゃない記述などは,はずした方が考え方がすっきりする,といった場合など積極的にはずします。
 そのような場合は,他の記述(説)もある,と併記する形をとりますし,場合によってはそれこそ記述すら消してしまいます。次のMSコレクションにおける資料の取扱でも述べていますが,基本的にその辺は私のアレンジがかかります。それ故に,「このサイトで得た情報が全て公式のものではありません。ここで得た情報を公式のものと解釈することはお止め下さい」というコトなのです。

 繰り返しますが,資料偏重という意味では,A〜Cの資料を重視しますが,それ以外の資料を「用いない」ということは無いのです。


 4.MSコレクションにおける資料の取扱

 MSコレクションとは,かつてのサイト運営時に付けていたコーナー名です。
 現在では,モビルスーツデータそのものがWikiの項目として取り込まれていますので,本枠は「MS・MA項目の記述における資料の取扱」と読み替えてください。

 MS・MA項目の「概要」部分は,基本的に資料から得られた情報をまとめてから記述する方法をとっています。そのため,資料の丸写しに近いものもあれば,ほぼ独自の文章になっているものもあります。(なお,全く記述されていないものなどは,単に完成していないだけですので,完成をお待ち下さい。)
 前者は,比較的納得のいく記述が多くの資料で見られる場合,後者は,資料における記述が少ない場合や資料ごとに差違がある場合などです。特に後者は,かつての資料と現在の資料で整合性がとれない場合などに整合性をとる為の独自アレンジを施している場合などがあります。そのため,全てが資料の通りでもありませんし,それ故に,MSコレクションで得た情報が全て公式のものではありません。ここで得た情報を公式のものと解釈することは自らの不勉強を証明することになるので,お止め下さい。

 引用部分に関しては,基本的に原文をそのまま引用していますが,現在ではその一部を採用させて頂いています。(この部分は,転載・転記に関しては原則禁止させていただきます。)概要部分の編集に利用した資料は,参考資料として掲載されていますので,そこに記載されている内容は,原則として編集者は知っている,と考えて間違いではありません。
 もちろん私(あるいは他の編集者)の所有する資料内での記述であり,それ以外に記述されたものは把握できていません。「この様な機体がある」,「こんな設定がある」という場合は,報告頂ければ幸いです。

 これらのモビルスーツ,モビルアーマー,モビルファイター,車輛,航空機といった基本的に(比較的小型の)機動兵器は,「公式」,「非公式」,「何これ?」,「没」,「模型」,「模型漫画」の6つのカテゴリに分けられています。

 カテゴリの基本的な理念は下記の通りです。

●「公式」

 2の採用作品区分での[1]〜[7](1,2と3の一部),に該当します。
 公式,準公式とサイト内で区分する機体群が掲載されています。

●「非公式」

 2の採用作品区分での[7](1,3の一部)と[8]の一部に該当します。
 [5]に含まれるサイバーコミックス系,[7]の1に該当するファミリーソフト系ゲームなど,現在の公式時間軸の線上から大きく外れた作品が中心となります。

●「何これ?」

 2の採用作品区分での[8]の一部に該当します。
 ガンダムという作品からスピンアウトした全く別作品の機体(例:犬ガンダム)や,ガンダムに類する扱いで世にできてた作品や機体(例:ガルダンシリーズ),ガンダムのパロディ・オマージュ(例:ガムダンシリーズ),雑誌企画・4コマ作品等のネタ機体(例:旧ガンダム),SDガンダム関連のノーマル系に登場した車輛や機体(例:ガンタンクタンク)といったMSやMAといった範疇から大きく逸脱したものが中心となります。

●「没」

 2の採用作品区分での[8]の一部に該当します。
 ただし,ここでの分類はいわゆる「準備稿」が中心となったものです。
 各種媒体などで名前付きで掲載された準備稿を区分したものとなります。(これらが,なんらかの形で,考察等の一部に取り込まれ発表された場合には,公式あるいは非公式へと移動させます。(例:アストレイグリーンフレーム)
 なお,ガンダムOO劇場版の特報で用いられた仮設定は,上記区分に従えば,公式へと移動すべきですが,わかりやすさ重視の為に「没」に分類しています。

●「模型」

 2の採用作品区分での[8]の一部に該当します。
 模型雑誌に掲載されたオリジナル作例(例:Ζプラスドミナンス)やプラモデル・玩具のオリジナル形態,または模型の組み替え変形遊びなどで完成する機体をまとめています。
 事実上,ほとんどが模型誌のオリジナル作例ということになります。

●「模型漫画」

 2の採用作品区分での[8]の一部に該当します。しかし,厳密に言えば,採用区分には該当しないものがこの区分となります。
 この区分では,プラモ狂四郎や模型戦士ガンプラビルダーズなどのように,「ガンダム」ではなく,「ガンプラ」を基準とした作品に登場するオリジナル機体を扱っているものです。
 そのため,原則として「プラモ狂四郎」,「新プラモ狂四郎」,「超戦士ガンダム野郎」,「プラモウォーズ」といったコミックボンボンで展開された一連の作品と,ケロケロエース掲載の「ガンプラエクストリーム」など同種の作品,ガンプラ30周年を記念して発表された「模型戦士ガンプラビルダーズ」が基本となります。

 また,劇中(特にガンダム野郎)取り扱われる機体のうち,「SDガンダム」関連キットは,「リアル化(いわゆる8頭身形態)したもの」,「SD系の複合改造機」,「ノーマル系SDの改修機」を取り扱い,それ以外の純粋なSDガンダム系は「SDガンダム枠」で取り扱います。
 また,特にプラモ狂四郎で多かった「ガンプラ以外」のキットに関しては,「ガンプラ以外の模型」という枠にまとめます。(ただし,後回しになっている部分が多いです。)
 なおこれらの区分は本サイトにおけるオリジナルの区分であり,データそのものは基本的に全てのデータを取り扱います。そのため,区分分けそのものが異なりますので,公式の区分や,連携サイトであるBASARAさんやカセクシスさんの扱っている区分けと異なる部分も存在します。その辺はご了承願います。


 5.考察時のスタンス

 本Wikiでは,モビルスーツ,キャラクタ,用語といった通常の項目以外に,「考察」をひとつの項目としたページがいくつか存在します。これらは,従来掲示板等で行っていた考察分野をまとめたもので,Wiki内コンテンツのひとつとなっています。

 こうした考察は,通常考察する内容ごとにそのスタンスを明らかにする必要があります。「どういった視点か?」,「考察対象にする範囲は?」,「考察を行った時間設定は?」,「誰に向けた考察か?」といった複数の条件が明らかでないと,実は考察した内容に意味がないことにもなりかねないのです。

 さて,本サイトの場合,考察を行う場合の条件は基本的に以下の3パターンとなっています。これ以外の条件で考察を行う場合は,それぞれ冒頭(又は文末)にその条件を記すことを基本としています。
 ここでお願いなのですが,こうした条件下でまとめられている考察なので,視点が変わった場合,解釈そのものが異なる場合があり得ます。そうしたときに,その条件を確認せずに反論を行う方がいますが,そうした反射的な行為は避けていただくようお願いします。建設的な意見でしたら多少視点がずれていても大賛成なのですが,こうした意見の多くは,ごり押しや自己満足が多いのが現状なのです……。

[1].フルオープン

 基本的には「正歴」の「研究者視点」で,「公式・非公式」だけではなく「パラレルと思われる作品」を含め,全ての「ガンダムに関係するもの」が対象となります。
 この「フルオープン」視点で考察を行った場合,通常除外する「Gの影忍」なども含まれてきます。また,場合によっては,SDを含めた幅広い作品を「同一視点」で考察するものです。

[2].通常

 基本的に「正歴(またはエクストリームバーサスの時代)」あるいは「各宇宙歴の遙か未来」の「研究者,または,歴史家視点」で考察するもので,「公式・非公式作品」を「正史を基準」に考察します。
 ただし,あまりに非公式すぎる作品と極めてパラレルの度合いが激しいもの(前者はサイバーコミックス系のオリジナル,後者はサイドストーリー・オブ・ガンダムΖなど)を除いた形で考察します。
 本サイトの基本的な考え方は,この「通常」が基準になりますが,考察の種類によっては,極めてレアな資料を取り扱ったりしますので,その資料範囲については,それぞれの考察を参照して下さい。

[3].厳密

 極めて厳しい条件下で考察を行う物です。
 基本的に「正歴」あるいは「各宇宙歴の遙か未来」の「研究者視点」である点は変わりませんが,対象とする作品を「公式」(バンダイ公式を含む)と「ガンダムエース等でゲーム作品と連動して掲載されているなどの一部非公式作品」に絞り込んで考察するもので,模型誌オリジナルやアニメ誌別冊等に掲載されただけの資料は除外されます。作品系譜にまとめたような正史寄りの作品のみに絞った考察といえます。
 特定の条件下でしか行いませんが,公式作品同士の比較検討などの際に行うことが多く,直近では「MS IGLOO2」についてまとめたもの等が該当します。

 これら以外の考察に関しては,その都度確認していただけると幸いです。

 管理者


  • 2001/06/12:初回提示
  • 2005/09/17:一部改訂
  • 2008/08/12:全面改訂
  • 2011/01/21:一部改訂
  • 2011/08/09:全面改訂

最終更新時間:2013年01月22日 18時27分47秒

脚注

  • [1]SDガンダムファンには大変申し訳ありません。ですが,既にひとり(少人数)で対処できるキャパシティを超えた状況なのです。常にSDガンダムの項目執筆者は募集しています。
  • [2]あえて言うならば,[インスト版]→[アリスの懺悔]→[別冊版]の重み付け。
  • [3]ただし,やむを得ない場合は別です。ガンダム関連では,非公式作品を考察対象に入れた場合,どうしてもそうした事象が起こりやすい為,注意が必要となります。それ故に基本的に公的資料を優先せざるを得なくなってしまうのです。