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地球連邦軍(アドバンスド・ジェネレーション)

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地球連邦軍(アドバンスド・ジェネレーション)

 説明

 A.G.101に起こったUEによるスペースコロニー「エンジェル」襲撃事件(「天使の落日事件」)をきっかけに編成された人類の統一軍組織。

 かつて行われたコロニー国家戦争が終結した後,各所での小競り合いを除けば地球圏は平和な時代になっており,統一軍を持つ必要性も無くなっていたことと,「銀の杯条約」によって,全ての兵器の保有と,その基礎データが廃棄されていた状況であったため,基本的な「兵器」そのものの圧倒的な性能差により,UEに対抗することが不可能な状態であった。

 しかしながら,UEの襲撃が散発的なものに過ぎなかったことから,上層部の判断は,これを「テロ」としての認識に留まっており,いわば他人事としての認識でしか無かった[1]
 このため,UEへの積極的な対抗措置を執らず,あまつさえ,UEの襲撃があったコロニーを(救助命令を出さないという形で)見捨てるような行為さえ見られた。

 こうした状況から,末端に至っては危機意識が希薄であり,それどころか,末端ではこうしたUEから「守ってやっている」という押しつけの状況を作り出し,民間から搾取する兵士も存在していたほどである。

 だが,新造艦ディーヴァをUE襲撃の混乱に乗じて乗っ取ったグルーデックらの行動で,UEの活動拠点であるアンバット攻略が果たされると,表向きは,「コウモリ退治作戦」によるUEの地球圏拠点のひとつを叩いたとの発表に至り,UEの正体の発表と,その撃破に舵を取った。
 だが,裏では,グルーデックの処分を行い,ディーヴァメンバーの真の活躍については封印した。また,同時に,これまでと同様に散発的に過ぎないUEの襲撃に対しては,対応しているようには見えても,従来と変わらず積極的な対抗措置は執られていなかった。

 こうした連邦軍の体質も,フリットらアンバット攻略に関与した人材が重要なポストに就くようになってくると変化の兆しが現れていく。
 ようやくUE(ヴェイガン)と互角に戦うことの出来るMSの配備が進み,軍そのものの方向性もUE撃退に向かっていったのである。(ただし,それを行うのは,対ヴェイガンを主張する派閥であり,ヴェイガンの息のかかった人々は,これに反対し続けるのであった。)
 連合の拠点となったノートラム攻防戦の後,フリットらによってヴェイガンとの内通者が一掃されると,今度は連邦軍そのものの弱体化を招いてしまう。(逆に言えば,それだけヴェイガンが連邦軍に潜入していた,ということにもなる。)
 その結果,数多くの反連邦勢力が台頭することとなる。

 特に,フリットの退役後は,連邦内部の腐敗も進み,結果として再びヴェイガンの台頭を許すこととなる。組織として宣戦を布告したヴェイガンは,地球上の約4割を制圧,また,潜伏していたヴェイガンの人材によって劣勢に追い込まれていた。
 これを再び押し返すきっかけとなったのは,退役したフリットと彼が協力したディーヴァ部隊による活動がきっかけだった。
 そして,A.G.164年,地球連邦のみならずヴェイガンまでをも巻き込んで破壊しようとするヴェイガンギア・シドの撃破に互いが協力したことから,ヴェイガンとの間に雪解けが訪れる。
 その後,A.G.201年,ヴェイガンが地球侵攻を行うきっかけともなったマーズ・レイの克服がなされたことで,一つの区切りをつけることとなった。

連邦軍の装備

 銀の杯条約によって,数多くの兵器のデータは封印された状態であったため,UEの襲撃に際して地球人は何一つ対処することができなかった。このため,既存の作業用モビルスタンダードをベースに急遽開発されたジェノアスは,わずかながらの強化と武装を施したもので,その武装もコロニーに被害がでないことを前提になされている。
 このためUEの保有する機動兵器に対しては全く刃が立たない状況であり,UEに襲撃されたコロニーは過去例外なく破壊されてきていた。

 連邦軍の武装の解禁は,事実上「銀の杯条約」の撤廃であり,各コロニーからの自衛の要望に対して,拒否することもできず,コロニー自衛組織のMS保有もなし崩し的に認められることとなった。
 このため,かつてMSの開発などに従事しており,銀の杯条約の締結以後は,口伝などの方法でのみ技法が引き継がれてきた「MS鍛冶」と呼ばれる人々は,こぞってその技術を活かすこととなった[2]。これが各所のMS工房の始まりである。

 こうした状況は,民間のMS工房製の機体が,連邦軍の機体よりも遥かに強力であるという逆転状況を生み出し,マッドーナ工房製のシャルドールが連邦軍に採用されるといった状況も生み出した。

 A.G.140年代になると,フリット・アスノの司令就任などもあり,アスノ家秘伝であったガンダムのデータを元にした量産機アデルが配備されるなど,対UE戦に一定の戦力が整うようになった。
 また,A.G.160年代には,ガンダムAGE-2のデータを元に配備されたクランシェなど,より,安定した戦力を有する様になっている。

 関連項目


 編集者


[用語]
[用語・ガンダムAGE]


最終更新時間:2015年08月12日 19時59分48秒

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脚注

  • [1]この件については,グルーデックによって劇中語られているが,フリット編最終話のミレースの記録から見ると,UEの正体そのものを上層部は知っており,それすらも見て見ぬ振りをしていた可能性は高い。
  • [2]アスノ家のAGEデバイスもそうしたアイテムのひとつである。