ハイム家

ハイム家

• [用語]
• 分類：組織
• 区分：正暦
• 出典：∀ガンダム

 説明

　イングレッサ領ビシニティの名家。
　当主ディラン・ハイムは，アメリア大陸の東海岸一帯を領地とするイングレッサ領で，一代で鉱山業を成功させた急進著しい実業家として名高い。

　鉱山で数多くの労働者を雇っており，その中には他の領から働き口を求めて移住してきた者達もいた。ロランがエリゾナ領出身と偽ってハイム鉱山に職を求めたのもそうしたハイム鉱山の実情があったからであった。
　ロランは15歳の時に偶然からハイム家に職を得ることができたが，その頃からイングレッサ領ではミリシャ設立の動きが活発化しており，その装備のために鉱山には数多くの受注があり，まさに破竹の勢いで業績を伸ばしていったのだった。

家族構成

　当主であるデュランにその夫人と，2名の娘がある。
　夫人は，ビシニティが小さな街であった当時，唯一の雑貨店の看板娘だった。
　長女，キエル・ハイムは，理知的な女性として知られており，15歳の成人後は，イングレッサ領都ノックスで仕事をエルほどであった。一方，次女ソシエ・ハイムは，活発な少女で，ロランとともに（というよりはロランを引きずり回して）駆け回るのを好んだ。
　ディアナ・カウンターとの遭遇が不幸な戦端を開いたため，ビシニティが壊滅的な状況となった際，デュランは巻き込まれて死亡している。また，夫人もその惨状によって精神を病んでしまい，後に死去した。

　しかし，戦乱後は二人の娘が家をもり立て，（活況のあった頃ほどでは無いが）かつての賑わいを取り戻したとも言われる。

邸宅

　ハイム家邸宅は，鉱山からほど近いビシニティ郊外に建てられている。
　ブナやカエデが植わった広い庭に，使用人小屋が数棟並んで建てられており，手入れされた芝生の向こうでは，ガレージらしい建家とその数倍の規模を誇る白亜の本邸が構えている。
　広壮な洋館は大昔の上流階級者が住まうお屋敷そのままだったが，正面側の屋根が建物の高さを越えて反対側にまで張り出し裏側と非対称のデザインになっている。
　張り出した屋根にはびっしり太陽光発電芝が植わっており，廷内で使用する電気を抽出している。

 関連項目

 編集者

• あさぎり

[用語]
[用語・∀]

最終更新時間：2015年07月04日 08時22分14秒

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