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エリゾナ領
説明
北アメリア大陸の領のひとつ。イングレッサ領の北方に存在する所領で,間にはルジャーナ領が横たわっている[1]。北アメリアの中では,もっとも歴史が古いと言われている。
情報に乏しい領であり,資料によってその情報内容に差があるため,正確な情勢は不明である。
記録では,ムーンレィスの暦である正暦2345年,ディアナ・カウンターによる地球帰還作戦において,ディアナ・カウンター側と交渉した地球側各領のひとつで,その交渉のさなか,直接的な行動を起こしたことで死去したイル老人がエリゾナ公で,この領主を失ったことで,その後は混乱がムーンレィスとの終戦まで続いたままであったとも言われている。
その産業については諸説あり,「塩が採れる以外,特に資源も産業も持たない小さな領[2]」という評価もあれば,首都ディトナは工業化された工業都市である,というものもある。
いずれにせよ,このムーンレィスとのトラブルにおいて,直接的な影響力を行使した領とはいうことができなかったという点では共通している。
エリゾナ公をムーンレィスとの交渉の場で喪ってからは政治的な混乱が続いており,ムーンレィスへの抵抗運動を行っているミリシャを設立できないほどの混乱であるため,ムーンレィス側からも意識されておらず,数多くの人々が疎開先に選んだとも言われている。だが,後に戦乱が悪化するとあまりにも多くの人々が押し寄せたために,エリゾナは領境を封鎖,領内への立ち入りを禁止しており,多くの人々が領の境界周辺に立ち往生することとなった。
なお,イングレッサ・ミリシャにおいて中心的な位置づけとなったホワイトドールのパイロットであるロラン・セアックは,地球へと降下した後,「エリゾナ領の農村の出身で家族とともに暮らしていたが,凶作で土地のほとんどを売り,わずかばかり残った畑の世話は兄夫婦に任せて,自分は職を求めて出帆してきた」と偽って,ビシニティでの生活をはじめている。
ディトナ
エリゾナ領の首都である都市。
一説によると工業都市であり,イングレッサ領に次ぐ工業レベルであったともされる。!!備考
どうも首都名からするとアイオワ州あたりと思われ,その周辺地域から五大湖あたりまでが所領だと思われる。
とはいえ,∀ガンダムにおける北アメリアの地勢は,媒体によって異なる部分が多く,厳密な範囲は確認できない。
本文は最も情報量が多い福井版小説をベースとしている。
関連項目
編集者
最終更新時間:2017年11月29日 21時10分22秒
ノート
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脚注