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ちーびー戦士
- [模型シリーズ]
データ
項目 | データ |
---|---|
発売時期 | 1992/05〜1994/11 2008/09(再販) |
価格 | 300円〜1000円 400円〜1200円(再販) |
説明
BB戦士の廉価版として,一回り小さなプラモデルとして販売が行われたシリーズ。
BB戦士シリーズは,元々300円で展開されていたが,その仕様が複雑化していくにつれ価格が高額化していきSD戦国伝がシリーズのメインとなった1989年には500円が標準の価格体となっていた。また,同時期に展開していた組み立て式玩具である「元祖SDガンダム」シリーズの価格体が480円〜680円(ただし,これらを超える高額キットも積極的に発売されていたのは,組み立て式とはいえ「玩具」扱いであったことも大きい)というBB戦士と似た価格帯での展開であり,こちらがSDガンダム外伝シリーズやSDコマンド戦記シリーズを展開していたため,BB戦士とシリーズラインナップを重ならないようにする意義は充分にあったのである[1]。
当時,低年齢層に対して展開可能な低価格のラインナップは,ガシャポン戦士(2体100円)やカードダス(1枚20円)といった商品であり,500円のプラモデルは,ある意味(当時の)低年齢層向けプラモデルとしては高額な部類といえる状況になっていたのである。
こうしたことから,商品の小型化(とはいえ,初期のBB戦士よりも若干小さめなサイズというレベルである)で,パーツ数を大幅に抑えた低価格帯キットシリーズが新規にスタートすることとなった。これが,「SDガンダム ちーびー戦士」シリーズである[2]。
ちーびー戦士のリリース以降,BB戦士シリーズでは原則としてSDガンダム外伝とSDコマンド戦記のキャラクタのキット化は行われなくなっている。(ただし,ちーびー戦士との連動を前提とした大型キットはBB戦士シリーズで発売されている。また,一部BB戦士キットには,ちーびー戦士サイズのミニキットが付属する場合もある。)
ちーびー戦士シリーズとしてのストーリー
ちーびー戦士シリーズのキットには,全て「Jr.」という名称が付与されている。
これは,シリーズラインナップの変更に伴いちーびー戦士独自の物語を設定することとなったために,従来展開中の物語とは別物であるという意図も含まれている。(とはいえ,実際には「ミニサイズキット」を意味するものと受け止められがちではあったが。)
物語は,殿様ガンダムEXを中心としたもので,他のちーびー戦士は,これを守る守護騎士のような位置づけであった。しかしながら,当時は複数のSDガンダム関連の物語が併走しており,この物語はそれほど大きく取り上げられることもなく沈静化している。
なお,この物語を設定するために,事前にアンケートが行われている。
このアンケートは,テレビマガジンで行われたもので,従来から登場していた殿様ガンダムの新形態「殿様ガンダムEX」と新規デザインの「ギャラクシーパイレーツS(シップモードに変形)」,「ダイノチェンジャーステイメン(恐竜モードに変形)」の3種で投票が行われ,殿様ガンダムEXのキット化が決定している。
なお,セット版で販売された「クリスタル戦士」3種は,通常のちーびー戦士としてのインスト以外に,独自のコミックが追加されている。
このコミックでは,上記のちーびー戦士オリジナルストーリーとも異なる物語が描かれており,作中ではクリスタル版ちーびー戦士と通常版のちーびー戦士とは別のキャラとして扱われている。
仕様
キットの仕様は,低価格キットとはいえ,かなり充実している。
成型色は2色でランナー2枚(旧来の300円キットと同じ)。一部のBB戦士でも用いられていたランナーロック方式が採用され,胴体部に「ちーびーフレーム」と呼ばれるポリ製のパーツを挟み込み,ここに頭部・腕・脚全てのパーツを取り付けるだけで本体が完成するようになっている。このため,関節構造が共通で組み替えも容易く,一部キットでは鎧等も共通規格となっている。
なお,ちーびーフレームは,6種(モールドが一部違う)のなかから1つがランダムに封入されており,一部のコレクターにとっては極めて難物になっている。特に,BB戦士などに同梱されているちーび戦士フォーマットのキャラには,通常のちーびーフレームとは異なる成型色のものが存在しており,これをコンプリートするのは至難の業とも思われる。(BB戦士とのサイズ差を利用し,機兵シリーズではちーびー戦士を操手にできるキットが発売されるなど,そのサイズ差を活かした商品展開がなされており,そうしたキットにはちーびーフレームを用いたミニキャラが付属している。)
初期のキットには,「ちーびーメダル」という台座パーツも付属していたが,これは省略され,代わりにオプションが充実する方向性となっている。また,初期のキットの一部には,通常の「かぶせ蓋」タイプのボックスでは無く,フックトイと同様のつり下げ型のボックスが存在している。
なお,2008年の再販に際して,価格が変更されている。
これは,通常版のガンプラとしては初の値上げとなった。
リスト
No. | Scale | 商品名 | 価格(税抜) | 発売 | BOX ART | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
01 | non | ガンファイヤーJr. | 300 | 1992/05/ | ||
02 | non | 灼熱騎士F91Jr. | 300 | 1992/06/ | ||
03 | non | キャプテンガンダムFFJr. | 300 | 1992/07/ | ||
04 | non | 騎士ガンダムGP01Jr. | 300 | 1992/08/ | ||
05 | non | スターガンダムGP01Jr. | 300 | 1992/10/ | ||
06 | non | 騎士ガンダムGP03Jr. | 300 | 1992/11/ | ||
07 | non | 超竜守護神フォーミュランダー | 300 | 1993/01/ | ||
08 | non | キャプテンフォーミュラ91Jr. | 300 | 1993/03/ | ||
09 | non | キャプテンネオガンダムJr. | 300 | 1993/05/ | ||
10 | non | 殿様ガンダムEXJr. | 300 | 1993/06/ | ||
11 | non | 聖龍騎士ゼロガンダムJr. | 300 | 1994/11/ | ||
SP1 | non | クリスタル戦士ガンダムナイツ | 1000 | 1993/11/ | [3] | |
SP2 | non | クリスタル戦士ガンダムフォーミュラーズ | 1000 | 1994/02/ | [4] | |
SP3 | non | クリスタル戦士ガンダムコマンダーズ | 1000 | 1994/03/ | [5] | |
01 | non | ガンファイヤーJr. | 400 | 2008/09/ | [6] | |
02 | non | 灼熱騎士F91Jr. | 400 | 2008/09/ | [7] | |
03 | non | キャプテンガンダムFFJr. | 400 | 2008/09/ | [8] | |
04 | non | 騎士ガンダムGP01Jr. | 400 | 2008/09/ | [9] | |
05 | non | スターガンダムGP01Jr. | 400 | 2008/09/ | [10] | |
06 | non | 騎士ガンダムGP03Jr. | 400 | 2008/09/ | [11] | |
07 | non | 超竜守護神フォーミュランダー | 400 | 2008/09/ | [12] | |
08 | non | キャプテンフォーミュラ91Jr. | 400 | 2008/09/ | [13] | |
09 | non | キャプテンネオガンダムJr. | 400 | 2008/09/ | [14] | |
10 | non | 殿様ガンダムEXJr. | 400 | 2008/09/ | [15] | |
11 | non | 聖龍騎士ゼロガンダムJr. | 400 | 2008/09/ | [16] | |
SP1 | non | クリスタル戦士ガンダムナイツ | 1200 | 2008/09/ | [17] | |
SP2 | non | クリスタル戦士ガンダムフォーミュラーズ | 1200 | 2008/09/ | [18] | |
SP3 | non | クリスタル戦士ガンダムコマンダーズ | 1200 | 2008/09/ | [19] | |
限定品 | non | 騎士ガンダムGP01Jr. コンプリートボックスプレミアム限定版 | 10000 | 2008/12/ | [20] | |
非売品 | non | 殿様ガンダムEXJr. 日光江戸村バージョン | - | 2001/--/ | [21] |
関連項目
関連項目
編集者
[模型用語]
最終更新時間:2014年08月30日 10時58分30秒
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