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U.C. HARD GRAPH

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U.C. HARD GRAPH

  • [模型シリーズ]

 データ

項目データ
発売時期2006/09〜
価格1500〜

 概要

 バンダイのプラモデルカテゴリの一つ。
 2006年にスタートしたシリーズで,ガンダム世界を人物,車輌などを中心に据えた世界観構築(=ダイオラマ等)を見据えたキットシリーズとして設定された。
 このため,「人物を中心にしたドラマ作りが可能な」スケールとして1/35が選択されたわけであるが,実際のところは簡単に言ってしまえば,タミヤが投入しているミリタリーモデルである1/35というスケールに合わせたものである。
 これは,ミリタリーテイストを出すためにフィギュアを基準として模型の設計を行う場合,既存のミリタリーフィギュアとしての「タミヤブランド」を無視するわけにも行かなかったのが最大の理由であり,その路線にすり寄せる形で「ガンダム世界」を再構築し,兵士一人一人や,装備品,火器などが詳細に設定されている。

 再設定されたこれら人物,装備品などは,既存のアニメ作品の登場キャラや火器,個人装備品にとどまらず,バイクやジープといった小型の車輌類やワッパ,ホバートラックといったガンダム世界に特有の装備類,これに関連した部隊運用や戦術,果ては車輌のナンバリングの法則など,実に子細な部分にまで及んでいる。無論,これはガンダム関連のプラモデルで最も中心的な製品対象であるモビルスーツにも及んでおり,これまでのモビルスーツの設定ではあまり踏み込まれていなかった様な生産ロットに関わる様な細部の差異まで言及されている。
 また,既存の1/35ミリタリーモデルに対応したストラクチャやアクセサリ類の流用も考えられており,これに対応する形で,キットのフィギュアはいずれもアニメ設定ではなく,写実的イメージで再設定されたものとなっており,いずれも他社の1/35フィギュアと並べても違和感の少ないものとなっている。(これは,装備類,車輌,モビルスーツといったものも同様のアレンジが施されている。)
 こういった点から,既存の「ガンプラ」とは一線を画した商品構成となっているのが特徴であり,これは現在のガンプラでは基本的に必要ではない「接着剤」が必要である点からも言えるだろう。

 一方,他社の1/35ミリタリーフィギュアと異なった点といえば,バンダイらしい,色プラによる基本色の再現があげられる。
 ハードグラフにおけるフィギュアは,基本的に4色の色プラで構成されており,特に改造などに凝らなければ,リアルタッチマーカーなどで簡単に「リアルっぽく」見せることが可能である。(無論全面塗装に比べれば質感は大きくおちるが,それでも「ミリタリーフィギュア」に手を出したことのない人に取っては,敷居が低くなることは間違いないので。)また,MSなどの1/35モデルが同梱されたキットの存在は,既存のガンプラ制作技術の応用を持ち込めることを意味しており,これもまた新しいフォーマットへの既存のファンの流入を見越したモノと言えるかもしれない。

 リスト

No.Scale商品名価格(税抜)発売BOX ART備考
011/35ジオン公国軍 機動偵察セット15002006/09/
021/35ジオン公国軍 ランバ・ラル独立遊撃隊セット30002006/10/
031/35地球連邦軍 陸戦MS小隊ブリーフィングセット55002007/01/
041/35地球連邦軍 対MS特技兵セット 25002007/06/
051/35ジオン公国軍 サイクロプス隊セット28002007/11/
061/35地球連邦軍61式戦車5型 セモベンテ隊90002009/01/
071/35地球連邦軍 多目的軽戦闘機 FF-X7 コア・ファイター45002011/02/天神英貴
限定販売品
-1/35地球連邦軍 多目的軽戦闘機 FF-X7 コア・ファイター Ver.GFT45002010/04/[1]
-1/35地球連邦軍 M72 1/2tトラック ラコタ49002011/07/[2]
プレミアムバンダイ専売
-1/144
1/35
機動戦士ガンダム35th ガンダム & シャア専用ザクヘッド(プレミアムVer.)55002014/8/1[3]

 商品解説


第一弾「ジオン公国軍 機動偵察セット」

  • フィギュア×2(クワラン,ソル)
  • ワッパ
  • 吸着爆薬/双眼鏡/他

 機動戦士ガンダム第14話「時間よ,止まれ」をモチーフとした商品。
 それまで公国軍に対して圧倒的であったガンダムを巧妙な作戦で窮地に追い込んだ,ジオン公国軍第908機動偵察中隊所属の機動偵察兵2体と機動浮遊機ワッパを1/35スケールでキット化。キット化にあわせ,より詳細なデザインが起こされている。
 なお,劇中登場のバージョンだけではなく,「第908機動偵察中隊第1小隊3番機」の部隊編成初期仕様も再現可能となっている。

第二弾「ジオン公国軍 ランバ・ラル独立遊撃隊セット」

  • フィギュア×6(ランバ・ラル,クランプ,ハモン,ゼイガン,一般兵×2)
  • バイク
  • ザクJe型頭部
  • ザクマシンガン薬莢/他

 機動戦士ガンダム第19話「ランバ・ラル特攻!」をモチーフとした商品。とはいえ,編成こそ劇中に準じているが,特に劇中のシチュエーションを再現するものではない。
 キットはランバ・ラル独立遊撃隊メンバー6名と,劇中でフラウ・ボゥをホワイトベースまでつけたゼイガンの用いたバイクが中心として商品化されているが,キット最大のボリュームとなっているのは,1/35スケールで製品化された「ザク」の頭部であろう。
 この頭部は陸戦型のバリエーションとしてより詳細な設定が起こされたもので,新たに「MS-06Je」の型式が与えられている。
 なお,劇中登場のバージョンだけではなく,「地球制圧軍所属」のバイクや,「マ・クベ採掘基地防衛団」所属のザクも再現可能となっている。

第三弾「地球連邦軍 陸戦MS小隊ブリーフィングセット」

  • フィギュア×5(シロー・アマダ,カレン,エレドア,ジャティーン・バット,H.J.シンプソン)
  • ブラッドハウンド
  • テーブル/イス/弾薬箱/他

 機動戦士ガンダム第08MS小隊をモチーフとした商品。劇中のシチュエーションを再現したものではなく,08小隊という部隊運用におけるホバートラック(ブラッドハウンド)の位置づけを明確化し,作戦前のブリーフィングの状況を再現したものとなっている。
 キットの中心となっているのは言うまでも無く「ブラッドハウンド」であり,1/35スケールの巨大な軍用車両が再現されている。(一般的なミリタリーモデルと比較してもかなり巨大である。)
 ホバートラックは従来「74式」として解説されることが多かったが,本キットで明確な開発コードと開発経緯が与えられ,以後の作品では本作の設定が用いられている。また,08小隊で設定されていた設定以上に詳細な設定画が描かれ,一般的では無い「ホバー兵器」に高いリアリティが与えられた。
 なお,劇中登場のバージョンだけではなく,「ヨーロッパ方面軍(独立混成第41旅団)」仕様も再現可能となっている。

第四弾「地球連邦軍 対MS特技兵セット」

  • フィギュア×5(指揮官,対MS特技兵×3,機関銃手)
  • 対MS重誘導弾(リジーナ)
  • 陸戦MS腕部/他

 本シリーズ初のオリジナル設定による商品。公国軍のMSに対する連邦軍の対MS特務部隊を再現したキット。本作の設定がそのままMS IGLOO2第1話に用いられている。
 商品で最もボリュームがあるのは「陸戦型ガンダム/ジム」の前腕部であることは間違いないが,他の商品とくらべフィギュアや小物の商品バリューに対する比率が高いことは間違いないということができるだろう。(なにしろ,キャラ名は設定されているが,これも完全にキットオリジナルである。)

第五弾「ジオン公国軍 サイクロプス隊セット」

  • フィギュア×6(シュタイナー,ミハイル,アンディ,ラミレス,ジェームス・黄,少年)
  • ジオン軍軽機動車(ラコタ)
  • 各種装備品

 機動戦士0080ポケットの中の戦争をモチーフとした商品。劇中で中心となったシュタイナー率いる「サイクロプス隊」を再現したもので,公国軍の陸上車両である「ラコタ」がセットされている。
 実のところ,劇中のシチュエーションを再現したものではなく,北極基地襲撃以前の地球降下作戦時(つまり,劇中描写よりも半年以上前の状況)を再現したものとなっている。このため,劇中で登場しないオリジナルメンバーが設定されているのが特徴。また,劇中で中心的役割を果たしたアルの代わりに,それらしいイメージの少年がフィギュア化されている。
 なお,ラコタは劇中登場のバージョンだけではなく,「ヨーロッパ中央方面軍」仕様も再現可能となっている。また,ラコタに使用する「幌」の型紙やデジタル迷彩をデカールとして貼り付けるための型紙など,独自の加工を加えるための指針が数多く用意されているのが特徴。

第六弾「地球連邦軍61式戦車5型“セモベンテ隊”」

  • フィギュア×3(フェデリコ・ツァリアーノ,フランシス・マリオン,マルコ・サン=ロザリオ)
  • 地球連邦軍61式戦車5型
  • 各種装備品

 MSイグルー1年戦争秘録 第2話に登場し,ヒルドルブと戦った連邦軍のセモベンテ隊が運用した61式戦車を商品化したもの。実際には劇中の状況をそのまま再現したものではなく,ザクに搭乗していたツァリアーノが61式搭乗状態で製品化されている。
 61式戦車は,第08MS小隊でリファインされたデザインをベースに,MSイグルー用に設定された画稿をさらに本作用にアップグレードしたものとなっている。このため,非常に細かいディテールが付与されており,この再現のためのエッチングパーツも用意されている。

第七弾「地球連邦軍多目的軽戦闘機 FF-X7 コア・ファイター」

  • コア・ファイター×1
  • フィギュア×4(アムロ・レイ,セイラ・マス,デッキクルー,アムロ着座姿勢)

 機動戦士ガンダム劇中において,地球連邦軍のモビルスーツRXシリーズのセンターモジュールであり,脱出システムも兼ねる多目的軽戦闘機,コア・ファイターを商品化したもの。ミリタリーキットでは定番の1/35スケールだが,航空機のキットではほとんどお目にかかれないものとなっている。(これは,ハードグラフというシリーズに適合させることが主目的であったためと考えられる。)
 コア・ファイターはコア・ブロックに変形可能(コクピットの回転も再現)で,着陸脚は着脱式で飛行状態と着陸状態を再現可能となっている。また,機体の装備品も再現されており,各種武装や車輪止め等の細かいパーツも付属している。
 なお,コア・ファイターは劇中登場のバージョンだけではなく,「G-3」仕様も再現可能となっている。

その他U.C.HARD GRAPH関連キット

 詳細は,それぞれのラインナップを参照。

  • 1/144 ザク地上戦セット
  • 1/144 陸戦型ガンダム地上戦セット ハードグラフ仕様

 いずれも1/144HGUCシリーズのキット(ザク,陸戦型ガンダム)に各種小物を付属させたもの。シリーズラインナップは「HG U.C.HARD GRAPH」となっているが,商品ラインナップ上は,HGUCのセット品としての扱いを受けている。

  • 1/100 MS-06J ザク Ver.2.0 ホワイトオーガー
  • 1/100 MS-06J ザク供塀杜論鐇イメージカラーVer.)
  • 1/100 MS-07B グフカスタム(重力戦線イメージカラーVer.)
  • 1/100 MS-09 ドム(重力戦線イメージカラーVer.)

 ホワイトオーガーは一般販売,残り3種はプレミアムバンダイ専売品。
 いずれもマスターグレードの成型色替えで発売されたもので,MSイグルー2第2話に搭乗した機体をイメージしたものとなっている。ラインナップ上は,マスターグレードの一般商品(および限定販売品)扱いであるため,詳細はそちらを参照。

 関連項目


 編集者


[模型用語]


最終更新時間:2014年07月27日 21時28分24秒

 ノート

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脚注

  • [1]ガンダムフロント東京専売。税込み。
  • [2]機動戦士ガンダム U.C.HARD GRAPH 鋼鉄の軍馬 1/1 ラコタ&サウロペルタ写真集付録。
  • [3]35周年記念プレミアムバンダイ専売。受注期間2014/06/12 13:00〜。発送2014/08。1/144のRGガンダムと1/35UCHGのザクヘッドをシャア専用として一部新規造形で成型したものを同梱。岩石風のベース付。