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バリ
- [模型用語]
説明
プラモデルのランナーに付いてしまう不要部分のひとつ。特に古いキットに多く,時にはバリが原因で,製作そのものが困難になる場合もある。
具体的には,金型の合わせ目に生じるパーティングラインが,広がってしまった「薄い板状のプラスチック」の部分で,特に再版を繰り返したキットや,長い年月を経て再販された古いキットなどに生じやすい。
再版を繰り返したキットの金型は,その表面部分が摩耗し,微妙な傷によって高圧で注入されたプラスチックがはみ出してしまうことがある。こうした状況を防ぐ為に金型のメンテナンスが行われるのだが,あまりに古い金型だと,こうしたメンテナンスに対する対策もとられていない場合すらある。(特に,金型の廃棄や流用が前提の場合には,こうした事態が多々起こる。)また,製作された金型が別キットに流用されてしまい,原型状態に復元する際にやむを得ず隙間などが生じてしまう場合もある。
こうした金型で,キットを成型した場合,金型同士の接合面にプラスチックが薄い板膜状に広がってしまう場合がある。これが「バリ」なのである。
バリは,パーティングラインの一種とも考えられるが,時に周辺のパーツすら巻き込んでしまう場合もあるので,古いキットを製作する場合は,そうした点を了承した上で手を付ける必要がある。
なお,近年の金型では,こうしたバリは生じにくくなっているが,バンダイ製品の中でもシステムインジェクションによって成型されたキットには,バリが生じやすい。これは,ひとつのパーツに複数の素材を注入する為に,その圧の変化が金型を痛める為で,絶版となった「1/144HG ガンダム」のラストショットには,微妙ではあるが,バリが付いていたショットも存在する。
備考
模型に関する用語の集約の為,ガンダムに関連しないもの,関連しないメーカーも含まれています。
関連項目
編集者
[模型用語]
最終更新時間:2011年02月15日 18時17分36秒
ノート
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脚注