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ランナー
- [模型用語]
説明
プラモデルを購入した際に,組み立てる部品がついている「枠」のこと。
パーツとランナーをつなぐ部分をゲートという。
ランナーとは本来は鋳造用語で,和訳すると湯道となる。
鋳込み口から製品部(パーツ)まで溶湯の流れる通路,即ち湯(プラスチック)が流れる(=走る部分)であるからランナーと呼ばれる。
プラモデルだけではなく,ほとんどのプラスチック成型商品などは,成型時にこうした湯道が必要となる。これが製品段階まで残っているのが,プラモデルの特徴のひとつとも言えるのである。
押し出しピン
プラモデル(インジェクションキット)の成型の際に,金型に成型されたランナーを取り外すために押し出すピンの事。金型に小さな穴を開け,そこに可動式のピンを設置しておく場合がほとんどである。
パーツを裏返した際に,1mm程度の小さめの円形の跡があるが,それが押し出しピンの跡である。
ゲート
入り口を表す言葉。
上記が転じて,「パーツへの出入り口」からプラモデルのパーツとランナーをつなぐ部分のことを指すようになった。なお,日本語では湯口と言うが,これは鋳造の用語からきており,ランナー上のゲートを指すことは少ない。(多くは,ガレージキットなどで,シリコン型にキャストなどを流し込むための口をさす。)
一般的にランナーよりも細いプラスチックの部分で,ここを切断することでパーツを切り出す。
その性質上,パーツとランナーを接合する重要な部分であり,成型時にプラスチックが上手く金型のパーツ部分に流れ込むように配慮して設置されている。
このため,現在のようにコンピュータシミュレーションによって,必要な場所が計算できなかった時代のプラモデルには,テスト成型時に不具合があった所に,強引に追加したゲートも多く,また,流量のコントロールが効かなかったこともあって,想像もつかない場所にゲートがあったり,ディテールを巻き込むほど太いゲートが存在するなど,組み立てるのに大変な物も多い。
アンダーゲート
ゲートの種類のひとつ。
パーツの接着面にゲートを配置することで,表面に切り跡を残さないように配慮された物。
特に,メッキされたパーツなどは,ゲート跡が表面に残らないため,非常に美しい仕上がりとなる。
タッチゲート
ゲートの種類のひとつ。
パーツの切り出しにニッパを必要としない構造となっている。BB戦士などで採用されているもので,いわゆる「もぎり」対応のゲートだと考えるとよい。
なれると,僅かなゲート跡を残すだけでパーツを切り出しでき,そこに紙ヤスリを掛けるだけできれいな仕上がりとなる。
備考
模型に関する用語の集約の為,ガンダムに関連しないもの,関連しないメーカー名も含まれています。なお,参考として模型漫画関連からカテゴリーリンクされています。
関連項目
編集者
[模型用語]
最終更新時間:2012年02月26日 16時09分02秒
ノート
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脚注