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ニュートロン・ジャマー / Nジャマー
- [用語]
- 分類:機材
- 区分:コズミック・イラ
- 出典:機動戦士ガンダムSEED
説明
ザフト軍が用いた新兵器。
血のバレンタイン事件を契機に開発されたもので,核反応を抑制する働きがある。
プラント評議会議員のひとりであるオーソン・ホワイトが開発した。
この装置の影響下にある空間では自由中性子の運動が著しく阻害されることになる。
つまり。核分裂反応の契機となる中性子の衝突を抑制することで,Nジャマーはあらゆる核反応を抑制するのである。
地球連合軍によるユニウスセブンへの核ミサイル攻撃の報復手段として開発されたNジャマーは,地球の地殻深くに無数に埋め込まれ,地球上での核反応を無効化した。
これによって核反応炉を主なエネルギー供給手段としていた地上各国家は深刻なエネルギー危機に見舞われている。その実施日から「エイプリル・フール・クライシス」と呼ばれたこの事件によってもたらされた,地球上の窮乏が連合の反プラント,反コーディネイター意識を先鋭化させたとも言われている。
ジャマーの有効範囲内では,核分裂/融合反応が抑制されるため,核融合炉を主機として使用するこれまでの兵器はその意義を失ってしまう。また,核発電(核融合/核分裂)にエネルギー開発を頼っていた国家では深刻なエネルギー不足を巻き起こした。
ジャマーの稼働に際して電波障害などの副次効果も現れる為,無線誘導兵器などもその意義を失っていた。そのため,地球上では,無線がつかえなくなり,レーザー通信や光ファイバーによる有線通信などが通信の中心となっている。
こうした事情から,開戦直後,連合軍はザフト軍の燃料電池と太陽電池による有視界戦闘をにらんだ新兵器,すなわちMSに手痛い敗北を喫していた。
関連項目
編集者
最終更新時間:2012年04月08日 19時00分03秒
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脚注