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血のバレンタイン事件
血のバレンタイン事件 / ユニウス・セブンの悲劇
- [用語]
- 分類:歴史
- 区分:コズミック・イラ
- 出典:機動戦士ガンダムSEED
説明
[C.E.70/02/14]
地球連合軍が,コーディネイターの拠点であるL5宙域プラントに設置した農業用プラントである「ユニウス・セブン」に核ミサイルを撃ち込み,これを壊滅させた事件のこと。その実行日が,2月14日バレンタインデーであったことから,このような呼称がつけられることとなった。
事件は,地球連合軍の大西洋連邦所属のアガメムノン級宇宙戦艦「ルーズベルト」に極秘裡に搭載された1発の核弾頭ミサイルが,ユニウス・セブンに放たれたもので,この結果,ユニウス・セブンはプラント中央の接合部あたりから分解し壊滅した。この事件では,24万3721人もの被害者を出すに至っている。
この事件をきっかけに,戦争は地球圏全土に広がることとなり,ザフト側が開発したニュートロンジャマーによって,地球は未曾有のエネルギー危機に見舞われることとなった。
なお,この攻撃そのものは,既に同年2月11日に行われていた地球連合による宣戦布告に伴うものであり,プラント側の主張する「血のバレンタインへの反攻のため開戦した」というのは,厳密に言えば誤りである。
また,後に明かされるのだが,この核ミサイルは反コーディネイター団体「ブルーコスモス」のシンパである将校が独断で持ち込み攻撃を行ったということであり,当初の連合側による核攻撃の否定は,完全に意思疎通不足によるものである。
実際問題として,大西洋連邦の上層部は実質的にブルーコスモスによって牛耳られているといっても過言ではなく,この状況下で他の国家と連合した「地球連合の思惑」を外れていたことは事実であり,この戦争そのものが,ブルーコスモスによって泥沼化したのは間違いない事実であろう。
関連項目
編集者
最終更新時間:2015年06月13日 15時17分41秒
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脚注