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イジェクション・ポッド

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イジェクション・ポッド / 脱出ポッド

 説明

 グリプス戦争期のモビルスーツから標準装備されるようになった機構のひとつ。第2世代モビルスーツの特徴のひとつである全周スクリーンをそのまま脱出ポッドとして利用するものである。

 ムーバブル・フレームの採用とともに第2世代モビルスーツの特徴として捉えられているのがこのイジェクションポッドである。既存のモビルスーツの多くは脱出装置を持たず,あるいは持っていても,コクピットハッチ周辺を炸薬で吹き飛ばし,パイロットを離脱させる仕組みでしか無く,被弾,破損した場合のパイロットの生還率が異常に低かった。この傾向はビーム兵器の普及とともに顕著となり,改善策が模索されることとなった。

 ガンダムに採用されているコア・ブロック・システムは,非常に高価なシステムであり,量産型モビルスーツに採用することはコスト面で不可能に近かった。また,公国軍のモビルスーツに搭載されている脱出システムは,パイロットをスラスターの内蔵されたシートごと離脱させるもので,旧世紀の戦闘機の脱出システムと大差ない構造であった。
 このため,宇宙空間での戦闘では,機体の爆発に巻き込まれたり,それを避けられても損壊した機体の破片などによって命を落とすパイロットが多かった。

 しかし,一年戦争末期からコクピット構造そのものの見直しが始まり,公国系の機体のユニット化や,連邦系の脱出用イジェクションポッドと兼用のコクピットブロックなど,多様な方法が検討,技術開発が行われた。また,一年戦争終結後は居住性や操作性の見直しも始まり,外部からの衝撃を吸収し,ベルトが不用となったリニアシートや,全方位の目視が可能な全天周囲モニターが開発されており,このモニターを設置するフレームを強化し,脱出ポッド化するという発想が誕生することとなる。
 これがイジェクション・ポッドとして機構化されたのが,グリプス戦役機の機体なのである。

 機体の爆発に巻き込まれた場合はともかく,通常の被弾,損傷の場合,イジェクション・ポッドによる脱出で命が助かったパイロットも多く,この点では当初の目的を果たしたと言えるだろう。

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最終更新時間:2012年12月08日 00時39分26秒

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