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静岡ホビーショー
- [模型用語/イベント]
説明
模型の町として知られた静岡県で行われるイベント。
1959年に第1回が開かれ,以後毎年5月に静岡市駿河区で行われている。
静岡産業支援センター(ツインメッセ静岡)で,5月第3週木〜日曜にかけて実施され,前2日がいわゆる商談会,土日が一般公開日となっている。[1]
主催は,静岡模型教材共同組合で,これに日本ラジコン模型工業会や日本プラモデル工業協同組合等が協賛,また,県・市町村や各商工会議所も後援しており,大規模なイベントとなっている。
初年度は,メーカー・問屋間の商談会であったが,翌年から一般公開も行われており,この規模が徐々に大きくなったと考えて間違いでは無い。
特に,1990年からは,モデラーズクラブの合同展示会が同時に開催されるようになり,現在の様式がほぼ確定している。
当初は,主催である静岡模型教材共同組合のみの参加であったが,現在では60社を超える大規模な展示会(ただし,後述するような問題も生じている)となっており,このイベントの前後に集中的に他のイベント(タミヤやバンダイのパブリックビュー,ボックスアート展示会など)も開催されている。
展示会における問題
名実ともに日本最大の展示会である静岡ホビーショーであるが,いくつかの問題を抱えているのも事実である。
例えば,日本最大のプラモデル用塗装カラーの販売企業であるGSIクレオスが韓国の模型メーカー「アカデミー」の輸入代理店となったことから,参加を拒否されたことがある。
これは,アカデミーがかつてタミヤやバンダイの製品のコピー商品を発売したことが原因であり,特に主催であるタミヤ,アオシマ,ハセガワのコピー商品を扱ったメーカーに対する措置は厳しい物がある。
また,展示会場の設置の問題等,主催側の力が大きく,不満の声が聞かれることもある。
静岡模型教材協同組合
1955年に設立された模型メーカーの業界団体(ただし,当時の模型とは主にソリッドモデルなどである)。設立当初は,静岡教材社,長谷川製作所,青島文化教材研究所,静岡理工社,渥美産業,田宮模型教材社,フジミ模型,今井商店,富士模型教材社の9社で,この9社の製品の商談会として現在の静岡ホビーショーの原型が誕生している。
現在は,業界の発展と静岡ホビーショーの企画・運営が主の目的となっているが,1971年には当時所属していた4社(長谷川製作所,青島文化教材研究所,田宮模型,フジミ模型)で,1/700スケールに統一したウォーターラインシリーズを展開するなど,積極的な活動も行っていた。1992年にフジミ模型が脱退,残り3社が現在もこうした活動を行っている。
備考
模型に関する用語の集約の為,ガンダムに関連しないもの,関連しないメーカー名も含まれています。なお,参考として模型漫画関連からカテゴリーリンクされています。
関連項目
編集者
最終更新時間:2011年07月15日 19時59分13秒
ノート
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脚注