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黒衣の独立宣言 / 喪服の独立宣言
- [用語]
- 分類:歴史
- 区分:コズミック・イラ
- 出典:機動戦士ガンダムSEED
説明
[C.E.70/02/18]
C.E.60年代末の急速なプラントとプラント理事国との間の関係の悪化は,C.E.70年に入ると深刻な情勢へと移行していた。同年1月1日より実施されたプラントからの物資輸出の停止は,プラント理事国に困窮をもたらし,反コーディネイター団体であったブルー・コスモスは,これを機にますます反プラント・反コーディネイター活動を活発化させたのだった。特に,活動の裏に理事国の上層部の存在が明らかになると,プラント側も態度を硬化させ,まさに一触即発の状態にまで陥ったのである。
C.E.70年2月5日の「コペルニクスの悲劇」に際して,理事国側のみが被害を被り,プラント最高評議会のシーゲル・クライン議長は難を逃れたことから,理事国側はこれをプラント側のテロと断罪,これを宣戦布告とみなした。さらに,地球連合を設立し,プラントに対する武力行使も辞さないとの態度を示したのである。
同年2月14日,地球連合のプラントへの攻撃において核攻撃が行われ,プラントのひとつ「ユニウス・セブン」が破壊され,多くの民間人の命が失われ,後に「血のバレンタイン」と呼ばれることとなった。
ユニウス・セブンの破壊に際して,連合側はこれをプラントの自爆攻撃と断罪(実際には,ブルー・コスモス所属の将校の策謀であった)し,さらにプラントに対する非難を強めたため,これに対抗してクライン議長が行ったのがこの「黒衣の独立宣言(資料によっては,喪服の独立宣言とされる)」であった。
2月18日,プラントでは血のバレンタインでの犠牲者を弔う国葬が実施され,式典では犠牲者に対する追悼が行われるとともに,連合に対するプラントの独立宣言と徹底抗戦が宣言されたのである。この際に同時に行われたのが,「クライン議長による積極的中立勧告」である。
この宣言は,プラントに暮らすコーディネイターにとって改めて自らの暮らすプラントの状況を確認するとともにお互いの団結を高めることとなった。
関連項目
編集者
最終更新時間:2014年10月18日 18時27分48秒
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脚注