フィーニス・ソキウス

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[キャラ]

データ

パーソナルデータ
所属	ライブラリアン
階級	不明
主な搭乗機	ヘイルバスター
製作データ
登場世界	コズミック・イラ
声優	無し

解説

　ライブラリアンのメンバーで，ヘイルバスターのパイロット。
　ソキウスでありながら番号で呼ばれない「最後の存在」で，地球連合が大戦初期に試験的に作り出した戦闘コーディネイター「ソキウス」のデータを元にライブラリアンで生み出された。

　ソキウスは，ナチュラルへの服従遺伝子を組みこまれた存在であり，高い戦闘能力を持っていたが，連合はこれを破棄したために生き残ったソキウスは各地で独自の戦いを続けることとなった。これらソキウスの持つ高い戦闘能力に目を付けたライブラリアンが，新たに作り出したのがフィースなのである。
　ラテン語で「最後」を意味するfinisと名づけられた彼は，服従遺伝子を埋め込まれずに誕生しており，ナチュラルと敵対することも可能。それどころかナチュラルを蔑むような発言すら行っている。
　そうした理由からか，これまで確認されたソキウスは，皆一様に感情に乏しい者ばかりであったが，彼は先のナチュラルに対する言動が示すように，口が悪く，また，表情豊かである。さらには感情的で好戦的でもあり，データを重視し慎重に行動するライブラリアンの中でも異質な存在となっている。

　当初は，純粋に戦いとそれによる破壊を楽しんでいたが，ペアを組まされたロンド・ギナ・サハク（カーボンヒューマン）の行動を見て，自らを破壊しながらも目的（＝叢雲劾の抹殺）を目指すその姿を究極の破壊と見なし，これを見届けることを目的とするようになる。