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イージス・システム

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イージス・システム

 説明

 艦隊(特に空母機動部隊)をミサイルや航空機などによる空からの脅威から防衛するためのシステム。
 元来はアメリカ海軍によって開発された対空戦闘を重視して編成された艦載戦闘システムのこと。イージス武器システムとも呼ばれる。その後,艦隊リンクを前提とした自動化された連携対空システムとしての意味合いが強くなり,アメリカ海軍だけではなく,各国の海軍もこれを採用するようになった。

 最大の特徴は,高度に自動化された統合戦闘システムであり,これまで人間によって照準,発射という手順を踏む必要があった防御兵装を。コンピュータによる自動照準,自動発射というシステムに切り替えたことである。特に情報戦能力を高めた結果,自軍に対する脅威度を算出し,その脅威度の高い敵機を優先して迎撃するというシステムに進化している。
 非常に高度なシステムによって運用されるため,その整備価格も高額ではあるが,既にシステムとしては成熟しており,高い安定性が見込めることから,同様のシステムを導入する軍は多い。

 アメリカ海軍が,こうした対空防御システムを開発するきっかけになったのは,冷戦時代にソビエト連邦が開発した対艦ミサイルの存在が大きいが,対空兵装に関する研究が進むきっかけとなったのは,太平洋戦争時の日本軍の特攻攻撃にあると言われている。

 一般的に,イージス・システムで用いられる防空装備は,既存艦に装備されている兵装と大きく異なる物ではない。しかしながら,イージス・システムを搭載した艦艇は,単艦ではあくまでもその艦種に相応の能力を有するのみでしかないが,イージス・システムによって連携し,統合的な運用がなされることで高い能力を発揮することが可能となるのである。

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最終更新時間:2015年05月24日 14時48分23秒

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