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イージス艦

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イージス艦

 説明

 イージス艦とは,イージス・システム(艦隊をミサイルや航空機などによる空からの脅威から防衛するためのシステム)を搭載した艦のことである。元々は,冷戦時代にソビエト連邦の保有する多数の対艦ミサイルによる集中攻撃から空母打撃艦隊を護衛するためにアメリカ合衆国が開発したシステムで,運用艦をデータリンクすることで高い防空能力を獲得しようというものであった。
 このため,俗に「イージス艦」といった場合,イージス・システムを搭載した艦艇の総称であり,いわゆる「艦種」とは異なる。実際,イージス・システムは,様々な艦種に搭載することが可能(ただし,あくまでも防空能力を保持する艦艇であり,空母のような艦種では搭載する事例はない)であり,艦種としては「巡洋艦」,「駆逐艦」,「フリゲート艦(ミサイルフリゲート艦)」といった艦種に搭載される事例がほとんどである。

 また,本来「イージス艦」とは,アメリカ合衆国が開発したイージス・システムの搭載艦に与えられる名称であり,他の同様のシステムを搭載した艦艇には与えられないものであったが,同等の能力を持つシステムを搭載した艦艇を「イージス艦[1]」と呼称するようになっていった。

 イージス艦とされる艦艇の特徴としては,次の様なものが挙げられる。

  1. 複数の艦艇で高度に統合された連携能力を持つ
  2. 高性能のレーダーを有する[2]
  3. 一度に数十〜数百の空中標的に対する処理能力を備える

 これら以外の要素も存在するが,大まかにいえばこうした高い防空能力を持つことが「イージス艦」を名乗るイージス・システムの搭載以外の要素のひとつでもあるのである。
 一方で,こうしたシステムを運用する艦艇にかかるコストは膨大なものもあり,これらを統合・運用するには,莫大な軍事費を要することとなる。

 備考

 現用艦で言えば,アメリカのタイコンデロガ級巡洋艦,アーレイ・バーク級駆逐艦,日本のこんごう型護衛艦などがそれにあたる。情報処理能力に優れており,かつての戦闘艦の区分には当てはまらないため,この様な呼ばれ方をする。

 作中では,オーブ軍と地球連合軍それぞれイージス艦が登場しているが,オーブ軍は艦級が明らかになっていない。(暫定的に「オーブ軍イージス艦」で艦級を作成している。)地球連合軍のイージス艦は,アーカンソー級イージス艦となっている。

 関連項目

 編集者


[用語]
[用語・SEED]


最終更新時間:2015年05月24日 14時47分51秒

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脚注

  • [1]現状では,ミニ・イージス艦という場合も多いが,性能的にはアメリカのイージス・システムに匹敵しているものもあり,「ミニ」が取れている場合も多い。おそらくだが,SEEDで用いられているのは,こうした誤用の方であると思われる。(ただし,大西洋連邦は旧アメリカを含むため,詳細は不明である。)
  • [2]現用のイージス艦では,フェーズドアレイ・レーダーが必須である。