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ゼーゴック
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | MSM-07Di |
兵器区分 | モビルダイバーシステム制御ユニット |
所属 | ジオン公国軍 |
パイロット | ヴェルナー・ホルバイン |
製作データ | |
デザイナー | 山根公利 |
初出作品 | 機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079 |
参考文献 | MS IGLOO DVDインストラクション |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | 13.2m |
全長 | 27.3m |
全幅 | 15.6m |
頭頂高 | Unknown |
本体重量 | 212.0t[1] |
全備重量 | Unknown |
核融合炉出力 | 2453kw(ズゴックユニット),4680kw x2(ダイブ・マヌーバユニットエンジン) |
熱核ジェット最大推力 | 285000kg |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
武装
腕部メガ粒子砲 x1
概要
モビルダイバーシステムの機動管制ユニットとして用意された機体。
L.W.C(大量兵器輸送コンテナ)の制御を行うために用意されたもので,ベース機は,オデッサ作戦の敗北以降,その活躍の場が大きく減ってしまった水陸両用型MSであるズゴックが用いられたとされている。しかし,その一方で,大気圏外から直接地球上に降下し,攻撃を加えるというモビルダイバーシステムの運用事情から,制御ユニットには高い堅牢性と気密性が求められ,それを満たす上,強力なジェネレータを搭載していることが多い水陸両用MSがまさにうってつけであったという説もあり,はっきりしたことは判っていない。(なにしろ,ズゴックは大気圏外での運用も可能な機体が存在していた[2]とも言われており,こうした点もズゴックという機体がベースとなった可能性のひとつと言えるだろう。ちなみに,ズゴックという機体は,一年戦争後に連邦軍が数多くの公国軍系MSを接収したなかで,ほとんど接収できなかったと言われており,ゲリラ化した残党が持ち出したり,こうした他の兵器に転用された事例が多かったのでは無いかと推測される。)
だが,いずれにせよ大戦末期,劣勢であった公国軍らしい窮余の策である点は否定しようのない事実である。
機体構造
機体は,ズゴック本体をベースに,上半身の耐圧殻をそのままMDSの本体に転用している。右腕はセンサーユニットに変更され,左腕はほぼ原型機のまま(ただし,ガウへの着艦時のためのワイヤーも装備されている)で,装備されているメガ粒子砲が唯一の本体武装となっている。(頭部ミサイル発射管は,発射管そのものは残されているが,機能はとりはずされている。)下半身は,完全に飛行ユニットに換装されており,その中央部にL.W.C.を連結するパイロンが装着されている。
運用
本ユニットは,基本的に使い捨てである。
大気圏外から降下したMDSは,そのまま攻撃目標に対して,L.W.C.搭載の兵装による攻撃を敢行した後,L.W.C.を投棄,制御ユニットで敵の防空圏を離脱し,待機しているガウ攻撃空母へと帰投する。
その後本来ならば,大気圏突入をこなした機体は,突入時の熱や衝撃で大きく疲労しており,詳細な調査と修理の後,実戦投入となるのだが,大戦末期の公国軍地上部隊にはそれだけの余力が無かったため,パイロットと戦闘データのみを宇宙へと打ち上げるだけであった。
引用
GUNDAMWAR 戦慄の兵威 ジオン軍 U-279
ズゴックを改装して造られた,L.W.C.(大量兵器輸送用コンテナ)の機動管制ユニット。衛星軌道上から大気圏に突入して,奇襲攻撃を行う「モビルダイバーシステム」として使用された。
備考
関連項目
編集者
最終更新時間:2016年05月29日 20時33分36秒
ノート
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脚注