〔AQM/E-X04〕ガンバレルストライカー

ガンバレルストライカー

• [MS]

 データ

 スペック

 武装

M58E4ガトリング機関砲

有線式ガンバレル

　メビウス・ゼロに装備されていたガンバレルの発展型で，ガンバレルストライカーに4基装備されている。
　それぞれにレールガンとミサイルを搭載している。

GAU-758Sレールガン

　有線式ガンバレルに設置されている武装のひとつ。
　メビウスに装備されていたレールガンの発展型。

M70AMSATミサイル

　有線式ガンバレルに設置されている武装のひとつ。
　ガンバレル1基に付2発設置されている。

 概要

　AQM/E-X04《ガンバレルストライカー》は，GAT-X105《ストライク》のストライカーパックとして開発が進められていた機体である。
　本来，ストライカーパックはX-105の各種機能拡張のためのオプションユニット兼増設バッテリーユニットとして開発が進められたものであるが，ガンバレルストライカーは，TS-MA2mod.00《メビウス・ゼロ》の発展型としてのコンセプトも持たされており，単独のモビルアーマーとしての運用も可能である。（なお，当初からストライカーパックとしての限定運用の場合，モビルアーマー時のコクピットが存在する機首部分は，デッドウェイトとなるため切り離してストライカーパックジョイントに接合される。

　ガンバレルストライカーは，その開発の経緯からして特殊であり，実際に運用された際も様々なイレギュラーの末，運用されている。
　元々，この機体はメビウス・ゼロのエースパイロット，ムウ・ラ・フラガの運用することを想定したもので，地球へと降下したアークエンジェルに搭載されていたストライクをムウに与え，その専用ストライカーパックとして開発されたものなのである。
　これは，地球連合にとって起死回生の切り札として運用されるはずであったストライクが，実際にはコーディネイターによって運用されており，戦意向上のための宣伝にはそぐわない状況となっていたことが影響している。
　ストライクをムウに与え，これまでの戦果がナチュラルによるものであるという宣伝を行う必要があったためである。既に名の知られていたムウに機体を与えた場合，充分これまでの戦果が彼の手によって成された物としての説得力を持つと考えられたからであろう。（この開発時には，未だOSの問題は解消されておらず，仮にストライクを運用することが困難であっても，ガンバレルストライカーのみでもムウならば同等の戦果を挙げることが可能であったのでは，との思惑があったとも考えられる。要するに，宣伝としてはストライクは棒立ちでもよかったのだ。）

　しかし，実際にはオーブ離脱戦においてストライクが失われたことと，ジョシュアにおける戦いでムウの所在が不明（実際には脱走）となったため，このプランは消滅している。（また，アズラエル財団より，さらに強力なGAT-Xシリーズが持ち込まれたことも大きい。）
　その後，本機はモーガン・シュバリエへの105ダガー配備にあわせて，彼のダガーへ装備されることとなった。（モーガン機のガンバレルストライカーは，ジェネシスを巡る攻防戦で破壊されているが，その後の装備も確認できるため，複数機建造されていた可能性が高い。）

 引用

ガンダムSEED-MSV パーフェクトガイド

　メビウスゼロに搭載されているガンバレル・パックを発展させた特殊兵装。スカイグラスパーとの合体ではなく，単独で飛行運用が可能である。ガンバレルを扱いなれたムウ・ラ・フラガが乗るストライク専用装備として開発された（連合の宣伝的な意味合いもあった）が使用されなかった。

 備考

　ガンバレルストライカーは，ストライクガンダムに装備可能なストライカーパックであるため，本来ならば「武器」カテゴリで項目が作成されるものだが，単体でモビルアーマーとしての運用もかのうであるため，「機体」として項目は作成されている。（カテゴライズは，武器・機体双方で行われている。）

 関連項目

• 〔GAT-X105〕ストライク
• 〔GAT-01A1〕ダガー
• ストライカーシステム
• ストライカーパック

 編集者

• あさぎり

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最終更新時間：2015年09月06日 18時01分19秒

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