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Dナビ

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Dナビ / ドルフィン・ナビゲーション

 説明

 第7次宇宙戦争大戦中に開発された海中探査システム。
 正式名称は「ドルフィン・ナビゲーション(DOLPHIN NAVIGATlON)」。
 その名の通り,イルカの脳を利用したシステムで,システム自体はコンパクトで,円筒状のユニット内にイルカの生体脳が封じ込まれている。
 ただし価格はかなりの高額で,Dナビ数基でガンダム・タイプMSが買えると言われるほどののであった。

 戦後はオルクのドーザ・バロイが当時の研究者を使って一手に生産し,他のオルクにも売りさばいていた。

 システム上,生きたイルカの脳を使用していることから,寿命は長くなく,常に新しいイルカが必要となるため,ドーザ一味はイルカを狩る“Dハント”を繰り返していた。
 なお,この時代,Dナビ用のイルカを狩ることは建前上違法であり,イルカと人間の間に溝を造った原因のひとつとなっている。

イルカ

 イルカ(海豚)とは,ほ乳類の一種で,ハクジラ亜目のなかで小型の種の総称。つまり,クジラの中で小型の種類を「イルカ」と呼称しているだけで,マッコウクジラなどのハクジラとは種族的な違いはほとんどなく,むしろナガスクジラのようなヒゲクジラとマッコウクジラなどとの生物的差異の方が大きいとされている。なお,近似種としてあげられる陸上生物は,カバ類が近いとのことである。
 一般的に,成体が4メートル程度に収まる種をイルカと呼称するが,これも国や分別法によっては異なっており,明確に決められたものではない。

 古くからイルカは体重に占める脳の割合がヒトに継いで大きいことから,知能が高いと言われてきたが,実際には脳細胞の思考域の活動領域はそれほど広いわけでは無いとされている[1]

 しかしながら,イルカが高いコミュニケーション能力をもっていることは事実であり,こうした能力を用いて開発されたシステムが「Dナビシステム」なのである。
 このため,この時代のイルカは人間を嫌っているようである。
 また,中には人間同様,NTの超感覚を有するものもいる。

 関連項目


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最終更新時間:2011年11月19日 19時41分25秒

 ノート

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脚注

  • [1]一般的に言われる反捕鯨はイルカ,鯨に知性があるから,という主張は現在ではほぼ行われなくなっている。これを持ち出すのは捕鯨問題に詳しくないヒトだとさえ,言われるほどの状況になっている。