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冷凍睡眠 / 人工冬眠 / コールドスリープ
- [用語]
- 分類:その他
- 区分:共通
- 出典:機動戦士ガンダムZZ
- 出典:機動武闘伝Gガンダム
- 出典:∀ガンダム
説明
人間の体を冷凍固化させて進むべき体内時間(老化)を停止させる技術,あるいはその状態のこと。太陽系外の天体(他恒星系)への宇宙旅行などの手段として,古くからSF作品などで取り上げられ,知られている技術である。
20世紀末ごろ,惑星間航行には,最低でも数ヶ月,長期になると数年かかることから,コールドスリープによって移動中の食料や酸素の消費を抑えることを目的に真剣に討議されていた。また,医療技術分野でも,どうしても治療できない病気や怪我などを身体を冷凍することで進行させるのを防ぎ,後の技術で治療させることを目的として技術開発が進められたが,その技術成立には非常に多くの困難が伴っている[1][2]。
冷凍睡眠技術において最大の問題となったのは,冷凍することによる水分凝固である。通常の物質は,固化することによって体積は縮小するが,水は液体時よりも固体時の方が体積が増えるという特徴がある。すなわち,体細胞中の水分が凝固することで,細胞を破壊してしまう問題の解決が最大の難点であった。また,この凝固の際に血中細胞(赤血球など)を破壊してしまう問題も有り,「水」に対する問題が最大の懸念だった。
他には,長時間同一の姿勢で保存するため,関節や皮膚など各部がその形状に固定されてしまい,基に戻らなくなってしまう問題など,細かい点を数え上げれば切りが無い状況であった。
こうした問題の解決(あるいは,緩和)が成し遂げられたことによって,辛うじてコールドスリープは実用段階に移行[3]したのである。
種別
一般的にコールドスリープには,3つのタイプがある。
冷凍睡眠後,定期的に覚醒するタイプ,冬眠タイプ,そして冷凍タイプである。
定期的に覚醒するタイプは,体温を徐々に下げていき,生命活動そのものをスローペースにするもので,言い換えれば,現在の人間の1日を数十日サイクルに引き延ばすものである。僅かな覚醒時間の間に,食事,代謝など必要な行為を行い,あとは睡眠する,といったパターンの繰り返しである。睡眠時には,体温が下げられるため,酸素消費量などが減少し,体細胞の活動もゆっくりとしたものとなる[4]。
冬眠タイプは,動物の冬眠の様に,人間を人工的に冬眠状態に持って行くもので,極低体温では代謝活動が極めて低下するため,これを利用した仮死状態でとどめておくもの。理論的には,代謝が低下し,脈も減少するため,寿命が延びるとも言われている[5]。
冷凍タイプは,3種のなかで最も長期間の状態保存が可能な技術で,肉体を完全に凍結させてしまうものである[6]。
宇宙世紀
技術的には不完全ではあるが,実用化がなされている。
ビスト財団を立ち上げたサイアム・ビストは,コールドスリープによって,その老化の速度を落とし,旧世紀の誕生ながらもU.C.0096年まで生存していた。
また,第1次ネオ・ジオン戦争時には,グレミー・トトがプルタイプのクローンを保存していた方法として用いられている。
未来世紀
コールドスリープは,冷凍刑という名目で,刑罰の一つとして行われている。長い間のコールドスリープによって,例えば,身内や知り合いが一人もいなくなった世界を想像するとその刑罰の重さがわかるだろう。
正歴
ムーンレィスが月面上で生活を維持する為にやむを得ず選択した方法。
ムーンレィスは,その居住できるエリアの大きさに対して人口が多すぎるため,定期的にコールドスリープを行い,事実上の食いぶち減らしを行っている。また,刑罰としての使用も行われているようで,この場合,強制的にコールドスリープ中に悪夢をみせているようである。
関連項目
編集者
[用語]
[用語・UC]
[用語・Gガンダム]
[用語・∀]
最終更新時間:2015年03月01日 18時23分24秒
ノート
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脚注