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機動新世紀ガンダムX・ナレーション
- 分類:その他
- 区分:アフターウォー
第9話クロージングナレーション
少年はまだ少年のままで居ることを選び,少女はすこしずつ大人へと変わっていく。
ガロードは孤独と決別し,ティファは人としての心を取り戻し始めた。
時は戦後15年,彼らの旅は今始まったばかりである。
説明
長いプロローグ(と言ってもいいでしょう)が,終わったシーンで流れるナレーション。
トニヤからもらった口紅についてガロードが問うシーンのティファの「ないしょです」は,初めて(恐怖などではない)感情が感じられるシーンでした。
ガロードもティファもやっと人として過ごし始めた,という感じが出ています。
第21話オープニングナレーション
戦後15年,ようやく環境の安定した地球では人々はかつての姿を徐々に取り戻している。
大規模シェルターによって数万単位で生き延びた人々は幾つもの小さな独立国家を形作っていた。
世界人口9800万人。
これは戦前の百分の一にも充たない。
だが,それでもなおかつての栄光と権力を取り戻そうとする者達が居た。
政府再建委員会,戦後の地球を統一し,新連邦政府をつくるために足された組織である。そのメンバーの多くは旧連邦の政府関係者,軍上層部,産業界のリーダー達であった。
説明
第21話のアバンタイトルで使用されたナレーションです。
上4行は,状況解説ですが,残りはついに動き出した新連邦の概要を示しています。
第25話オープニングナレーション
かつて戦争があった。
それは地球を滅ぼしかけた愚かな戦争だった。
そして,戦後15年,地球は新たなる激動の時代を迎えていた。
ヨーロッパを中心にかつての地球連邦が再び息を吹き返し。
新連邦政府樹立宣言とともに地球圏の統一に乗り出したのである。
これに対し,戦後世界各地に興っていた独立小国群が反発,本格的な武力衝突の引き金となった。
とりわけ激戦となったのは南アジア地域である。
そしてその戦火の中フリーデンの姿があった。
説明
これも新連邦がらみのナレーションです。
やはりここでも戦後15年がキーワードになっています。
最終話クロージングナレーション
戦後15年は終わりを迎えようとしている。
ニュータイプと呼ばれた者達の時代は幕を閉じ,古き価値観は時の彼方に消えていく。
人はこれからも時を紡ぎ命を燃やして生きていく。
次の時代がどうなるか,それは誰にもわからない。
だが,たとえ世界がいかなる形になろうとも,月はいつもそこにある。
説明
番組自体は打ち切りでしたが,ある意味非常にスマートなエンディングをガンダムXは迎えたと思います。
第1話で出てきたニュータイプパイロット(を騙る)赤い二連星を再び登場させ,既にニュータイプの時代は終わったと言うことを強調しています。
この辺は監督である,高松信司氏の考え方が見事に出ていると思います。
また,全てのキャラクタがハッピーエンドを迎えたのも・・・
関連項目
編集者
最終更新時間:2008年09月02日 20時54分35秒
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