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レウルーラ

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レウルーラ

  • [艦艇]
  • 分類:レウルーラ級宇宙戦艦
  • 区分:宇宙世紀
  • 作品:機動戦士ガンダム〜逆襲のシャア

 説明

 U.C.0093年に勃発した第2次ネオ・ジオン戦争において,シャア・アズナブルによって再興されたネオ・ジオン軍の旗艦として運用された艦が「レウルーラ」である。
 同級1番艦にあたる艦であるが,建造時期や建造場所など詳細は不明となっている。
 特に,第2次ネオ・ジオン戦争前のU.C.0090年に,イリア・パゾム中佐(当時)により,陽動作戦に用いられていた[1]とも言われるため,建造時期は意外にも早い可能性があり,その詳細が明らかになることが期待される艦のひとつである。

設計コンセプトと開発

 レウルーラの開発における基本的なコンセプトは,シンプルかつ強力な艦艇であり,かつてのジオン公国軍が運用した大型戦艦「グワジン級」のコンセプトを継承している。
 とはいえ,第1次ネオ・ジオン戦争当時に開発された公国軍系艦艇の発展型であるグワダン級,グワンダン級,サダラーン級といった艦艇のコンセプトや設計も取り込まれており,まさに公国軍系宇宙戦艦(あるいは,一年戦争以来の宇宙戦艦)としての艦区分となる艦艇の集大成とも言える艦となっている。

 それいながらも従来の公国系艦艇のような華美さが感じられにくいのは,シャア本人がそうであったように,軍そのものも実利主義に裏打ちされたものであったためと考えられる。
 シャアによって再興されたネオ・ジオン軍は,第1次ネオ・ジオン戦争当時のハマーン・カーンによるネオ・ジオン軍が陥った一騎当千のモビルスーツによる戦局打開という軍体制よりも,汎用量産型主力モビルスーツによる戦線構築を前提とした,緻密な運用が行われていたのである。(ただし,シャアやギュネイらのニュータイプ対応機が,戦局をコントロールせざるを得なかったのは,規模の面で言えば連邦軍に大きく劣っていたという実数面での不利が大きい。つまり,理想とする軍組織ではなく,やむを得ず選択肢が狭められていた,ということなのである。)
 レウルーラも,そうした意向によって設計された艦である。例えば,艦の構造面では従来の艦構造を引継ぎながらもブラッシュアップしたもので,ネオ・ジオンの旗艦としての機能を重視した結果,グワジン級やグワダン級の設計の一部を踏襲した形となっている。
 だが,第1次ネオ・ジオン戦争時のアクシズ艦艇と比較してシンプルにまとまっているのは,艦に象徴性を求めなかったためであり,艦橋構造が当時の一般的な艦と同様であるなど,規格化された部分は徹底的にそれを導入しているため,当時の艦艇の基本的なコンセプトもまた導入されているともいえるのである。
 その一方で,旗艦としての機能の充実には力が入れられており,ムサカ級を含めた作戦行動を管理可能なCICや,長期間の運用が可能な大量の推進剤や冷却材を搭載可能であるなど,充実した装備を持つ。
 火力面では,「戦艦」の名に恥じない戦闘力を持ち,第2次ネオ・ジオン戦争当時としては,両軍で最大級の火力を誇っていた。

就役と運用

 レウルーラの就役時期は正確には分かっていないが,その設計や運用能力からみて,第1次ネオ・ジオン戦争時に既に建造(あるいは設計)がスタートしていたものと考えられる。基本的には,ハマーン軍が運用していたグワダン級,グワンバン級の系譜上にあり,可能性としてはこれらの後継艦として発注されていたとも考えられる。

 本艦(あるいは同型艦)が,記録上初めて確認されたのはU.C,0090年で,連邦軍の実験艦などが,旧サイド5宙域での陽動作戦のため,イリア・パゾム中佐によって運用されていたものが記録に残っている。
 このため,当時から再興ネオ・ジオン軍編成のために,シャア・アズナブルが水面下で動いていたことは間違いなく,本艦(あるいは同型艦)が,多くの目に触れているのは,こうした活動を印象づけることが目的であった可能性は高い。

 U.C.0093年に入ると,「ネオ・ジオン軍の旗艦」という形で,シャアみずからがその存在を語り,実質的な戦線が布告されると,連邦軍外郭艦隊ロンド・ベルとの戦闘では前線に投入される機会が増えることとなった。

 なお,ロンド・ベルには,シャアのライバルであるアムロ・レイ大尉が所属していたため,総帥であるシャア自らがモビルスーツによる実戦に参加することも多く,実質的な戦闘指揮はナナイ・ミゲル少佐が行っている。
 そして,アクシズ周辺宙域での戦闘において,シャアの撃破が確認されると,後退し,以後姿を隠すこととなった。

 その後,レウルーラの姿が確認されたのは,U.C.0096年のいわゆるラプラス戦争と呼ばれる一連の騒動の際である。
 第2次ネオ・ジオン戦争の後,およそ3年の年月を経て再び姿を現した際には,ネオ・ジオン残党「袖付き」の旗艦として運用され,シャアの再来と呼ばれるフル・フロンタルが指揮を執っていた。
 だが,ラプラス戦争と呼ばれる一連の事件の最終局面であるメガラニカにおける戦いで,グリプス2から照射されたコロニーレーザーによって,消失している。

 なお,一説にはU.C.0099年の月を巡る戦いで確認されたともされているが,これが事実だとすれば,この時のレウルーラは,別の艦艇であったことは間違いない。[2]

 スペック/データ

データ

  • 所属:ネオ・ジオン
  • 艦長:ライル(U.C.0093)/ ヒル・ドーソン(U.C.0096)

スペック

スペック
全長256m[3],250m[4]
全幅Unknown
基準排水量Unknown

搭載機

  • サザビー
  • ヤクト・ドーガ
  • ギラ・ドーガ
  • α・アジール(牽引)

 武装

  • 2連装メガ粒子主砲 x5
  • 2連装メガ粒子副砲 x2
  • 3連装対空機関砲 x20
  • ミサイルランチャー

 関連項目


 編集者


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[艦艇・ダブルフェイク]


最終更新時間:2016年03月02日 21時15分12秒

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脚注

  • [1]イリア指揮艦は,別艦との説もある。
  • [2]これを解釈するならば,ムーンクライシスに登場したレウルーラは,同名2番艦(or3番艦以降)ということになるだろう。
  • [3]ケイブンシャ大百科(逆襲のシャア)
  • [4]ガンダムUC公式サイト