マーズレイ

マーズレイ

• [用語]
• 分類：現象
• 区分：アドバンスド・ジェネレーション
• 出典：機動戦士ガンダムAGE

 説明

　火星圏で起こる現象。磁気嵐の一種で，人体に悪影響を与える。
　マーズレイの発生によって，人類の火星移民政策「マーズバースディ」は失敗に終わり，これを隠匿した地球連邦政府の政策が，後のヴェイガンを生むこととなった。

　マーズレイは，元々はテラフォーミングの一環で行われた土壌改良がきっかけで発生した有害な微粒子が，火星の磁気嵐により火星圏全体に影響を与えるようになったものである。この結果，呼吸器や循環器に障害を発生する人々が多く，事実上の不治の病と化してしまった。
　マーズレイは，衛星軌道上に設置されたコロニーにも影響を与えており，様々な手段を用いても完全に除去することは不可能であった。（このため，罹患者の治療法が事実上存在せず，延命のためにはコールドスリープなどで進行を抑えるといった対処療法しか存在しなかった。）

　しかし，A.G.164年のラ・グラミス攻防戦後，ヴェイガンに対する怨嗟の念を振り払ったフリット・アスノは，自らのアスノ家に伝わるAGEシステムと伝説に残る技術データベースであるEXA-DBを使い，マーズレイの解決に尽力することとなる。
　そして，37年後のA.G.201年，完成した「イヴァースシステム」により，ついにマーズレイが無害化されるに至ったのである。
　同年，最後のマーズレイ患者の死亡に伴い，マーズレイによる罹患者の撲滅をみたフリットは，その生涯を閉じたのだった。

 備考

 関連項目

 編集者

• あさぎり

[用語]
[用語・ガンダムAGE]

最終更新時間：2015年08月16日 18時09分46秒

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