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ドラグーン・システム
- [用語]
- 分類:装備
- 区分:コズミック・イラ
- 出典:機動戦士ガンダムSEED
説明
[Disconnected Rapid Armament Group Overlook Network System](分離式統合制御高速機動兵装群ネットワーク)
ザフトにおいて開発された無線誘導式の攻撃兵器端末のことを総称してドラグーンと呼ぶ。ドラグーン・システムとは,これら端末の運用まで含めたひとつのパッケージといっても間違いではない。
ザフトが散布したニュートロン・ジャマーは,核反応を抑制するための機器であったが,その副産物として,種々の無線通信システムに壊滅的打撃を与えることとなった。特に電波を用いるレーダーや通信システムに与えた影響は大きく,従来のような無線式誘導兵器の運用を事実上不可能としたのである。
ドラグーンは,ニュートロン・ジャマーの影響を受けない量子通信による遠隔制御を実現したもので,これにより複数の攻撃デバイスを連動させ,高度な連係攻撃を可能としたものである。
ドラグーンは,その基礎的理論から言えば従来のモビルスーツによる戦術を一変しかねない兵装であることは間違いなかった。接近戦(あるいは近接格闘戦)を前提としたモビルスーツの運用領域を超えた遠距離から,敵モビルスーツに対する攻撃を可能とするものであるためである。
先行して完成したシステムは,ZGMF-X13A《プロヴィデンス》に急遽装備が決定,第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦に投入されることとなった。(このため,プロヴィデンスではユニットそのものが背部に外付けされる形となっている。)
この戦いにおいてプロヴィデンスそのものは撃破されているものの,数種の攻撃デバイスを駆使し,標的を包囲するようにして攻撃するドラグーン・システムから逃れるのは至難の業であることと,さらに小型かつ高機動の攻撃デバイスは撃破が難しく,未完成な要素を抱えながらも非常に有効な兵器としてシステムの有用性は確認されることとなった。
このため,これ以後,様々な改良型が登場することとなる。
原型(ガンバレル)
ドラグーン・システムは,地球連合軍が開発し,モビルアーマーによって運用していた「ガンバレル」と呼ばれる独立攻撃端末をその祖とする。
ガンバレルは,モビルアーマーに設置されたコントロールワイヤーで接続されたガンポッドの通称で,各々がセンサーとバーニア,連装ガン(武装)を持っており,それぞれが本体となるモビルアーマーの機動と,ワイヤーの張力,そして,ガンポッドの持つバーニアによって複雑な軌道を描き,相手に攻撃方向を特定させない攻撃が可能となっているのが特徴である。
このシステムそのものは,古くから存在しているものであるが,量子通信システムの確立に伴い,ガンバレルそのものもまた発展していくこととなる。
なお,ドラグーンが,それ自体は攻撃端末そのものであるのに対して,一般的にガンバレルは攻撃用端末としてだけではなく,一つの武装キャリアとしての意味合いも持たされている。このため,ドラグーンがビーム砲のみの搭載となっている場合が多いのに対して,ガンバレルはレールガンやグレネード・ランチャーなど,多彩な装備を持ったものが多い。
運用
ドラグーン・システム(およびガンバレル)の運用においては,大きな問題点がひとつ存在する。それが,高度な空間認識能力を持ったパイロットを必須とする点である。
地球連合軍がガンバレルを実用兵装として運用した時点で既に明らかとなっていたこの問題点は,ナチュラル,コーディネイターを問わずに存在しており,いずれの陣営もこれらの兵装を運用できるパイロットは限られる状況であった。
しかし,メサイヤ戦役当時になると,これを解決するための手法も開発されており,高度なコンピュータシステムによる機動補助を併用することで,一般パイロットでの運用も可能となる「スーパードラグーン」が開発されるに至っている。(とはいえ,極めて高い能力を要求される部分は変わらず,システムの高額化もあり,搭載した機体は極めて限られる状況である。
関連項目
- ドラグーン・システム(装備詳細)
- ガンバレル(装備詳細)
編集者
最終更新時間:2015年08月01日 10時14分00秒
ノート
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脚注