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ジャン・リュック・デュバル
- [キャラ]
データ
パーソナルデータ | |
---|---|
所属 | ジオン軍 |
階級 | 少佐 |
主な搭乗機 | ヅダ |
製作データ | |
登場世界 | 宇宙世紀 |
声優 | 土師孝也 |
解説
ツィマット社のテストパイロットあがりの軍人。ヨーツンヘイム配属時の階級は少佐。
一言で言えば,「ツィマット社版エリオット・レム」ともいえる人物で,自社のモビルスーツ「ヅダ」の開発に全てをかけていた様な人物である。
U.C.0071年に公国軍が行った次期主力兵器(MS)のコンペティションにおいて,EMS-04ヅダに搭乗し,ジオニック社のYMS-05ザクとの評価試験に臨むが,この際に僚機であるフランツ機が主エンジンである木星エンジンの不調から空中分解を起こすという致命的事故で,採用を見送られている。
自らはYMS-05よりも高性能だと信じていたことと,フランツを失ったことから,その汚名返上の機会を待って,機体の改良を進めていた。
連邦のMS投入によって混沌としてきた一年戦争中のU.C.0079年10月,彼の望む機会が訪れる。改良したEMS-10ヅダの技術評価試験を第603技術試験隊で行うこととなったのである。しかし,これは表向きの理由であり,その本質は「高性能な新型機を開発した,というプロパガンダ」であった。この事実を知りながらも,ヅダの性能を証明するという自らの信念で,彼は評価試験を続ける。
だが,試験3号機が再び爆発事故を起こしてしまい,これを疑問に思ったオリヴァー・マイは,独自に調査し,EMS-10が,その本質としてEMS-04と何ら変わらない欠陥を持った機体であるという結論を導き出す。
特定条件下でフルスロットルに入れると空中分解事故を引き起こしてしまう,ヅダの欠点は基本設計にある問題であり,根本的な構造改善が無ければ解決出来ない問題だった。しかし,ヅダの性能に自信を持つデュバルは,マイの言葉を一蹴する。
だが,そのデュバルも連邦軍のプロパガンダ放送で,この事実が暴露されると失意の底に沈むのだった。
同年11月,オデッサ作戦で敗北した公国軍は,数多くの友軍兵を軌道上に脱出させた。だが,陸戦装備しか持たない彼等は連邦軍のパトロール艦隊によってなぶり殺しにされるだけであった。
これを救出する為にヨーツンヘイムは急行し,デュバルもヅダで出撃する。
ゴーストファイターであることを知る連邦軍モビルスーツパイロットは,ヅダを見下すかの様に攻撃を加える。だが,ヅダの本質を知り抜いたデュバルの操縦は,連邦のジムを一蹴し,そのまま自らも爆発し消えていった。
登場作品
- /公式・準公式作品/
機動戦士ガンダム MS IGLOO 一年戦争秘録
- /非公式作品/
関連キャラ
関連項目
編集者
最終更新時間:2015年12月05日 10時35分15秒
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脚注