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サラミス級宇宙巡洋艦

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サラミス級宇宙巡洋艦

  • [用語]
  • 分類:艦種
  • 区分:宇宙世紀
  • 出典:機動戦士ガンダム(改装艦は各艦種ごとに記載)

 説明

 U.C.0060年代から地球連邦宇宙軍が配備している宇宙艦隊の主力となる宇宙巡洋艦。
 連邦軍が70年代軍備増強計画で就役させた宇宙戦闘艦がマゼラン級とサラミス級であるが,マゼラン級が,艦隊や特殊用途における旗艦的位置づけの与えられた「戦艦」であるのに対して,サラミス級は極めて汎用性の高い多用途運用を前提とした艦艇として設計されている。
 宇宙世紀改暦前後から運用されていたサラミス級警備艇の後継艦という位置づけであり,人類の生活圏が広がった結果,これに対応可能な艦艇として設計が行われている。

 武装として,艦首と艦尾に単装型メガ粒子砲を装備し,対空機銃やミサイルポッドなどの防御兵装も充実している。また,レーダー機器との連動による精度の高い攻撃が可能で,高い火力と防御力を併せ持つ艦艇と言うことができる。
 サラミス級は,性能的には一年戦争当時同様の艦級と位置づけられていたムサイ級軽巡洋艦とほぼ同等とされているが,電子戦下における性能は本級のほうが上に位置する。しかしながら,ミノフスキー粒子散布下では,この能力も全てを発揮することができず,一年戦争序盤の戦闘では,多くの艦艇が沈められている。

 これは,艦隊戦を前提としたサラミス級に対して,モビルスーツという「艦載機」の運用を前提としたムサイ級との運用思想の差が,ミノフスキー粒子散布下ではムサイ級に有利に働いたためであり,大規模な艦隊戦となったルウム戦役では,艦砲射撃においてはムサイ級に対して有利であったことを見せつけている。同様に単艦同士の戦闘などで,モビルスーツの接近を牽制できた場合などでもムサイ級に対して有利な戦闘を展開した事例は多い。

 サラミス級の特徴として,その小回りのきく艦速を活かし,戦場を縦横に駆け巡る運用が可能な点が挙げられる。しかしながら,モビルスーツのような艦載機との連動については,ほとんど考慮されていないといっても間違いでは無く,この点が一年戦争序盤の損失に繋がった部分が大きい。
 このため,損失艦艇の補充を兼ねたビンソン計画以降で建造されたサラミス級には,いくつかの改善点が提示され,実際に実施された艦艇も多い。これらには,後述する,ボール搭載型以外にも,艦底の大気圏突入カプセル部にモビルスーツ格納庫を設置したものや,艦体へのモビルスーツ係留施設を設置した艦などが存在する。また,武装も建造時期によって若干の差異が存在している。(ただし,多くの場合,単純に「サラミス級」とまとめられており,詳細な仕様が判別している艦は少ない。)

 サラミス級は,一年戦争後も様々な改修が続けられており,連邦軍の主力としてモビルスーツが位置づけられると,モビルスーツの運用能力を持たせた「サラミス改級」として標準化されている。このタイプは,U.C.0090年代に後継艦のクラップ級が誕生した後も運用され続け,少なくとも0153年のザンスカール戦争まで連邦宇宙軍の一角を成しているほどの長命艦となった。

 なお,サラミス級やマゼラン級に設置されている大気圏突入用カプセルは,必要ない場合には取り外されて運用される場合もある。

サラミス級宇宙巡洋艦(モビルスーツ懸架設備装備型)

  • 出典:機動戦士ガンダム

 一年戦争序盤で大幅にその艦数を減少してしまったサラミス級であるが,ビンソン計画の立案に伴い,急ピッチで損失の補填が進められた。これらの艦艇は,U.C.0079年1月の南極条約締結以降,主にジャブローを中心に建造が進められていたが,艦の起工が行われた段階で,各種の改良が施された設計が反映された状況であった。
 このため,サラミス級には様々なバリエーションが存在しており,特にモビルスーツの本格量産がスタートした後の艦艇は,様々な手段でモビルスーツの運用を行うための設備が設置されたのである。
 本タイプは,モビルスーツの運用を行うために建造されたタイプで,複数のタイプが確認されている。
 艦底部大気圏突入カプセルを撤去し,モビルスーツ格納庫を設置したタイプは,船内に数機(厳密な機体数は不明)のRGM-79《ジム》を搭載することが可能で,運用時には艦底ハッチからジムは出撃する[1]
 上部砲塔を一部撤去し,ここに仮設のモビルスーツ係留施設を設置した艦も存在する。これらの艦は,モビルスーツを前線に投入することが前提の艦である。
 また,艦底部にモビルスーツの係留施設を設置した艦も存在する。こちらは,艦底をモビルスーツデッキとして運用するもので,ペアとなるコロンブス級と共に運用されている。
 いずれのタイプも記録フィルム上で確認されているタイプであるが,その名称,詳細な仕様等は明らかになっていない。

サラミス級宇宙巡洋艦(ボール搭載改装型)

  • 出典:MS-IGLOO

 RB-79《ボール》を搭載するための懸架台を設置した改装型のサラミス級のこと。
 上記のモビルスーツ運用艦と同様に,建造に際してボールの運用を行うための設備を設置しており,このタイプで上甲板(前部)と側面の武装(メガ粒子砲,ミサイルランチャー)を撤去し,上甲板にボール専用の懸架施設を設置しているのが特徴となっている。
 懸架施設には6機2個小隊のボールを搭載可能で,主にルナツー周辺に配備されている。
 厳密には,「サラミス級」として艦籍は登録されており,モビルスーツ搭載型艦への移行期に見られたものである。

フジ級輸送艦(改サラミス級輸送艦)

  • 出典:ガンダム・ザ・ライド

 フジ級輸送艦とは,戦闘で損傷したサラミス級を改装して運用された艦艇に与えられる艦級である。記録上で確認できる艦艇で名称が明らかとなっているのは「スルガ」のみで,名称不明の同タイプの艦が何隻か確認されている。(無論,これらが別の艦であるか,あるいは同一の艦の時期の異なるものであるかは不明である。)また,艦級名となっている「フジ」についても存在している(あるいは存在していた)と考えられる[2]
 スルガは,民間輸送船とのつぎはぎで損傷したサラミス級を修復したものであり,たの確認できる艦艇も同様のシルエットとなっているため,損傷艦の修復に際して,特定の改装パターンに準じた艦がフジ級と総称されているものと思われる。

サラミス改級宇宙巡洋艦(サラミス級改型宇宙巡洋艦・サラミス級宇宙巡洋艦後期型)

  • 出典:機動戦士ガンダム0083

 一年戦争後の連邦宇宙艦隊再建計画に基づき,武装と推進系が強化されたタイプ。
 航続距離などは従来以上の性能となったが,ビンソン計画時に再建された艦艇同様,従来通りの大艦巨砲主義に基づき設計されており,依然としてモビルスーツの母艦としての運用能力は乏しかった。
 この結果,モビルスーツが戦場の主役となる戦闘においては全くと言っていいほど機能できない艦となってしまっており,デラーズ動乱時にその実力を発揮することができなかった。この問題に至り,さすがの連邦軍首脳部もモビルスーツ運用の重要性を認識し,以後,同タイプの艦艇は改装が進み,グリプス戦役前に姿を消すことになる。

 本タイプは,一応は対モビルスーツ戦を想定した武装が施されており,一部には「防空型」とする資料も存在[3]する。特に,各方向へ向けられる砲門の数を増やし,前タイプの様な特定方向へとその戦力を集中するという指針で設計された艦では無いが,前方への砲撃戦能力は相変わらず高いものがあり,連邦軍の艦隊運用が艦隊戦に偏っていたことが理解できる艦である。。

サラミス改級宇宙巡洋艦

  • 出典:機動戦士Ζガンダム

 デラーズ動乱後に建造または改修されたタイプがこのモビルスーツ運用型のサラミス級で,こちらは正式に「サラミス改級」として取り扱われることが多い。
 大艦巨砲主義に基づく艦艇が,一年戦争ならびにデラーズ動乱で,全くと言っていいほど機能しなかったことをふまえて再設計された艦で,単なるモビルスーツの搭載ではなく,モビルスーツの整備を含めた運用が可能となっているのが特徴である。(なお,一説には,一年戦争当時に先行して開発された艦がベースとなっているとも言われる[4]。)
 一年戦争当時,モビルスーツの搭載が可能であった艦の中には,改装により艦内に格納庫を有するものもあったが,本級は,これを拡張し,艦体前部にモビルスーツデッキを備えた点が最大の変更点となる。(艦内に格納庫が設置され,エレベータで機体は艦の上面に引き出される。)
 運用可能なモビルスーツ数については諸説あり,3機(一個小隊),4機(1個小隊+予備機),9機(3個小隊[5])といった数値がみられる。(なお,単に搭載するだけであれば,艦外の係留ラッチを使用することでさらに多くの機体が搭載できる。)

 一方で,側舷の設備の見直しが図られており,従来の監視用設備が撤去され,武装が追加された結果,総合的な火力は向上している。また,対モビルスーツ戦を想定し,数多くの対空砲が設置されており,防空能力の底上げも行われた。
 同様に,主エンジンも強化されており,艦の総合的スペックは従来型を大きく上回るものとなっている。

 デラーズ動乱後に建造された艦は,ほぼ全てがこのタイプとなっており,既存のサラミス級の中にも同等の改修を施された艦も多い。
 このため,宇宙世紀全般を通して,最も建造された艦であるとも言われており,後継艦としてクラップ級が登場した後も運用が続けられており,U.C.0150年代の稼働が確認されている。

 なお,建造された艦が多いだけあって,塗装パターン等も豊富であり,一般的な連邦系カラー意外にもグリプス戦役期のエゥーゴカラー(グリーン系),ティターンズカラー(ブルー系)は有名である。また,それ以外にも下部放熱版のカラーリングが複数確認されている。

サラミス改級宇宙巡洋艦(ファクトリータイプ)

  • 出典:ダブルフェイク

 サラミス級の改装艦として運用された種別。新型モビルスーツの試験運用などに用いられたタイプで,艦内部にファクトリースペースを有するのが特徴。

 登録艦

 以下に登録されている艦艇は,いずれもサラミス級として登録されているものである。
 その詳細仕様が明らかなものに関しては,明確に区分しているが,サラミス級(またはサラミス改級)には,詳細な仕様が明らかでは無い艦艇も含まれている。

サラミス級宇宙巡洋艦

サラミス級宇宙巡洋艦(ボール搭載改装型)

フジ級輸送艦(改サラミス級輸送艦)

サラミス改級宇宙巡洋艦(サラミス級宇宙巡洋艦後期型)

サラミス改級宇宙巡洋艦

サラミス改級宇宙巡洋艦(ファクトリータイプ)

 備考

 実は,サラミス級の設定については,明確なものは少なく,いくつかの非公式資料からまとめ上げられた部分が多い。特にスペックについては,明示化されたものはなく,サラミス改級のデータから逆算的に用いられていたものも多いのである。
 近年では,ガンダムTHE ORIGIN(アニメ版)において,サラミス級の詳細スペックが設定されており,ムサイ級同様,従来の設定よりも大型化している。

 以下に挙げるスペックは,サラミス級に関するものである。
 資料等については調査中のものも含んでいる。補足可能な情報があればお願いしたい。

項目オリジン版[9]放映当時の設定従来設定[10]従来設定[11]改サラミス[12]サラミス改[13]
全長268.7m288m228m212m198.0m198m
全高80.1m71.4m58.0m
全幅79.6m62.2m75.0m
重量12100t12100t
全装備重量22000t

武装等

 武装等についても同様で,資料によっても異なる場合がある。

  • 巡洋艦サラミス(ロマンアルバム)
    • 武装:砲塔 6基/2連装機銃座 2基/ミサイル・ランチャー 2基/他各種ミサイル
    • 推進装置:原子力エンジン 1基

  • サラミス級(MS IGLOO 完全設定資料集)
    • 兵装:単装メガ粒子砲×6(5)/3連装機関砲×2/2連想機関砲×6/8連装ミサイルランチャー×2
    • 主推進システム:熱核ロケット

  • サラミス(ファクトファイルNo.9)
    • 兵装:単装メガ粒子砲×6/2連装機銃×6/6連装ミサイルランチャー×2

  • サラミス改級
    • 主武装:連装メガ粒子砲×3/メガ粒子副砲×7/レーザー砲×4/90mm連装機関砲×3/15連装ミサイルランチャー×2
    • 推進システム:熱核ロケットエンジン

  • サラミス改(ファクトファイルNo.12)
    • 兵装:2連装主砲×2/単装副砲×5/2連装機銃×6/他

  • サラミス級(EXモデル)
    • 主兵装:メガ粒子砲×6/機関銃×6/ミサイルランチャー×2

 関連項目


 編集者


[用語]
[艦種]
[用語・UC]


最終更新時間:2015年05月09日 22時04分47秒

 ノート

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脚注

  • [1]劇中描写として登場。ただし,出撃するジムの総数が多く,実際にはかなり無理がある。
  • [2]ぶっちゃけると,フジ級=富士急であり,ガンダム・ザ・ライドのアトラクションが設置されていた富士急ハイランドから取られたものであり,本来は艦名ではない。
  • [3]小説版等。
  • [4]これは,「夢のマロン社」においてジャブローより打ち上げられた艦艇がサラミス改であったことをネタにしたもの。
  • [5]ガンダムセンチネル等一部の資料に見られる。多くは,3ないし4機であるため,これはおそらく1個艦隊三隻の合計値だと思われる。無論,船外係留施設を利用した最大数という解釈でもいいだろう。
  • [6]厳密な艦級は不明。おそらくマゼラン級。
  • [7]厳密な艦級は不明。おそらくマゼラン級。
  • [8]正確にはマゼラン級。一部資料にサラミス級の記述がある。
  • [9]オリジン版公式サイトより
  • [10]ファクトファイルNo.9(全長のみ)ほか
  • [11]MS IGLOO(EXモデル)ほか
  • [12]0083関連(オペレーションプログラム)ほか
  • [13]Ζ版(ファクトファイルNo.12)ほか