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コミックボンボン増刊 機動戦士Ζガンダムを10倍楽しむ本

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コミックボンボン増刊 機動戦士Ζガンダムを10倍楽しむ本

  • [雑誌]

 データ

出版データ
発行日1985/05/30
定価480円
ISBN無し
発行元講談社
表紙ガンダムMk-

 概要

 講談社からコミックボンボン増刊として刊行された雑誌。
 機動戦士Ζガンダムの本放送が始まった直後に発売されたもので,MS戦記を執筆していた近藤和久氏のΖガンダムコミカライズにおけるメカイラストや設定セルなどと共に序盤のストーリー紹介や舞台設定やMSなどの設定や前作からの変化,継承点などがまとめられている。

 体裁としては,前作「機動戦士ガンダム」から「機動戦士Ζガンダム」に至る世界観や,ストーリーの解説などのガイドブック的なものになっており,人気作品の特集本が二度,三度と刊行される事例の最初の刊行本という扱いとなる。(誌名も当時の書籍に見られるパターンを踏襲している。)
 富野監督のインタビューを含め,Ζガンダム放映時の基本的な設定についてまとめた本としては,最も詳しい物であるといっても過言では無く,本書の設定(画稿,文章設定問わず)は,企画段階から放送初期の時期において重要な位置づけとなっている。(いわゆる原典主義を言い出してしまえば,現在定説となっているグリプス戦役時代の設定のいくつかは,実は,否定しなければならなくなってしまうほど,本書の記述には重要点が多い。)
 また,後半には数多くの機体設定が掲載されており,その見せ方などは現在のMS大全集やデータコレクションといった書籍の元祖といっても過言では無い。
 掲載されている画稿は,モノクロながらも現在の各種書籍には掲載されていない画稿が含まれており,特にMS-X関連は,本書でしか確認できない画稿も多い。

 しかしながら,本書が多くのガンダム関連書籍よりも突出して重要な資料である点は,こうしたガイドブック的記述のみならず,貴重な資料をバランス良く編集している点にある。
 例えば,MSV関連資料としては当時,講談社から刊行されていたMSVシリーズ単行本3種やバンダイから刊行されていたMSVハンドブックが一線級資料であることは疑いようがないが,本書の場合,ほぼ全ての機体(テレビ版を含む)が,モノクロながらも一覧として掲載されているため,資料としての検索性はこちらの方が優れている。
 また,企画されながらも実質的には没企画となったMS-X関連の機体やオプション,サポートマシン等の設定がまとめて掲載されており,極論すれば本書で日の目を見なければ,そのまま埋もれてしまったかもしれない画稿も存在するのである。
 これらも体裁としては一覧の形になっており,以後,様々な書籍に使用されることはあっても,こういった一つの資料としてまとまっているものは他に例がほとんど無く,貴重なものとなっている。

 本書は,2色刷のページが多く,また,本書その物も平綴じの雑誌としての出版であり,特に紙質が当時のボンボン同様にどちらかと言えば悪いものであったため,非常に傷みやすいものとなっているため,時間を経るに伴って損傷しやすい。このため,古書店等で出回ることはあっても痛み具合が激しい物も多く,特に美本となると非常に高価になってしまうことも多い。
 こうした理由から,同じく増刊として刊行され,後に復刻されたガンダムマガジン同様に,復刻を希望しているファンはかなりの数居るのでは無いかと思われる[1]

 なお,古書店でも希に見ることがあるが,取り扱う書店によってその価値の見出し方が全く異なるため,非常に価格の上下が激しい本のひとつである。編者は,この近年で2冊購入したが,1冊は背がバラバラに割れていた状態で800円ほどであったが,後に発見した比較的美本の方は,330円で販売されていた。これらは安い方で,絶版アニメ誌などの取扱店では,5000〜8000円程度の取扱店もあるため,常に複数の古書店に注意を払っておく必要がある。
 在庫として掲載されても,比較的売れてしまうのが早いため,発見した時期とその価格,必要性を天秤にかけ,それでもほしければ購入する,といった余裕を持った心構えの方がいいだろう。

 編集者


[関連用語]


最終更新時間:2014年10月31日 21時05分19秒

 ノート

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脚注

  • [1]あさぎり個人的には,紙質が改善されるならば,当時の5〜6倍になっても複数購入するつもりなほど,復刻を希望している本のひとつである。