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カットイン
- [関連用語]
説明
アニメーションの製作技法のひとつ。
富野監督が好んで使う演出法。
メカニック描写や,遠景のキャラクター描写の際,画面の一部を切り取る形でキャラクターがアップになり,会話を行うこと。視聴者にすぐに「そのときの中心となるキャラクター」を明示させやすいという特徴がある。
元来,制作費の削減方法の一つとして考案されたもの(*)だが,富野作品においては,利用するタイミングや描写が独特であり,一つの技法として成立してしまっている。
そのため,河森正治氏が,マクロスでは絶対に使わないと宣言した技法の一つである。(あまりにも富野的作品になってしまう為。)
(*)
カットインで必要となるのは,ほとんどの場合,キャラクタの表情,口パク,効果線という僅かなセルで,そのセルも割り込んだ部分(3角形なら3角形部分)のみの塗装で済み,且つ背景は直前の戦闘シーンなどのカットですむ,というメリットがあり,セルこそ消費するが,塗装の手間や背景作成の手間が軽減されるため省力化,低コスト化となる。
他にも,こうした手法の応用として,攻撃時のエフェクトをセルで作成し使い回す,キャラクタの遠景の物体やキャラをあえて別セルで起こし,差し替えることで違うシーンを描写する,といった方法がある。
ザンボット3やダイターン3では,これらの方法を駆使して,ほぼ既存のセル,フィルムバンクの組みあわせと最小限の書き起こしセルで1話丸ごと作成してしまった話数が存在している。
関連項目
編集者
最終更新時間:2012年06月30日 19時13分43秒
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脚注