アンジェロ・ザウパー

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[キャラ]

データ

パーソナルデータ
所属	ネオ・ジオン残党
階級	大尉
主な搭乗機	専用ギラ・ズールローゼン・ズール
年齢	19歳
製作データ
登場世界	宇宙世紀
声優	柿原徹也

解説

　フル・フロンタルに心酔し，側近として親衛隊の隊長をつとめる人物。
　パイロットとしても優秀で，戦闘では凶暴な戦いぶりで敵を圧倒する。
　白く端整なアンジェロの面差しは，飾りボタンに金モールをあしらった親衛隊の制服とあいまって，中世紀の貴族といった雰囲気を漂わせている。年齢はマリーダとそう変わらないはずだが，嵩にかかった物言いといい，戦場にまで美意識を持ち込む我の強さといい，ガランシェールクルーのような実働部隊メンバーにはおよそ同調できる相手ではなかった。

　実はアンジェロもグローブでの連邦兵による蹂躙を受けた人物だった。
　その後，母親ともども資産家に引き取られるが，資産家の目的は，母親の資産と，アンジェロという少年の体だった。母親が，自殺した後，逃げ出したアンジェロは，コロニーを転々としながら身体を売りなが過ごしてきた。だが，フロンタルと出合ったことで，その熱烈なる信者となった。

　インダストリアル7へ向かう，ユニコーンに戦闘を挑み，搭載したサイコ・ジャマーによって一度は有利なポジションを取るが，起動したNT-Dによってインコムのコントロールを乗っ取られ敗北する。そして，ユニコーンとローゼン・ズールとの共鳴によって，自らの過去を知られたアンジェロは，自殺するかのようにインコムで自らの機体を貫く。
　だが，ユニコーンはそのアンジェロに止めをさすでもなく立ち去った。
　残されたアンジェロは，コロニーレーザーの照射後，損壊したシナンジュから吐き出された脱出ポッドを発見し，その中でフロンタルの遺体を抱きしめただただようだけだった。