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ジン・ハイマニューバ2型
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | ZGMF-1017M2 |
兵器区分 | 量産型汎用主力モビルスーツ高機動仕様 |
所属 | ザフト→テロリスト |
パイロット | サトー 他 |
製作データ | |
デザイナー | |
初出作品 | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY |
参考文献 | STARGAZER ガイドリーフレット Gジェネレーションポータブル 1/144 HG インストラクション GUNDAM FACT FILE ほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | 20.22m |
頭頂高 | Unknown |
本体重量 | Unknown |
全備重量 | Unknown |
重量 | 79.2t |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
バックパック
オリジナルのハイマニューバはミーティアなどに転用されることになったMMI-M729エンジンが採用されていたが,格闘戦を重視した2型には航続距離が犠牲になってしまったがより機動性を向上させたスラスターが搭載されてる。
武装
MMI-M636K ビームカービン
通常のビームライフルより小型であるため飛距離と破壊力がやや落ちるが,その分小回りの良さと速射性に富んでいる。
MA-M92 斬機刀
ハイマニューバ2型が「特徴的な機体」と言われる大きな要因がこの「刀」である。
対MS戦闘において特に威力を発するところから「斬機」の呼称を持っている。ジンやシグーの標準装備である重斬刀と同系統の武装だが,鍛造過程において外部の技術(一説ではグレイブヤードと呼ばれる失われたテクノクラート集団の系譜らしい)を取り入れ,より鋭さを増した。
その切れ味は(パイロットの技量にもよるが)縦に並べた3機のジンを一刀両断するほどであったという。
シールド
前大戦時ザフトのMSは純然たる盾(シグーやゲイツのそれらは攻撃兵器としても使用される所謂「機動防盾」である)を標準装備した者は極めて少なかった。
ハイマニューバ2型がシールドを採用しているのは完全に普及装備となったビーム兵器に対抗するためだと思われるが,このMSが「斬り合いを旨とする」機体であるから故にといえよう。
概要
ZGMF-1017《ジン》は,ザフトの量産型モビルスーツで,大気圏内外で運用可能な汎用機である。
史上初めての実戦型モビルスーツとして,配備された機体であり,その戦闘能力は連合の主力であったモビルアーマーとは比較にならないほど強力であった。(能力的な差はあるにしても)決定的な物量差を持つ,連合とザフトの間での戦いを互角以上の物にした立役者である。
ジンは,プラントで空間作業用のパワードスーツなどをベースに開発されたもので,バッテリー(一部には燃料電池との説もある)によって駆動する機体である。初号機のロールアウトから4年で,ザフトのほぼ全ての部隊に行き渡るほど普及している。また,全領域機ではあるものの,特定環境下での特殊仕様機も積極的に開発されており,多数のバリエーション機を生み出している。(なお,これらのバリエーションには公式な型式番号が与えられている。)
また,ザフト特有の事情もあるが,パイロットごとのカスタマイズも多く,エース級パイロットの専用機も多い。(これらの機体には,公式な型式は与えられず,登録上は一般機と同様のものとなっている。)
また,戦場に多くの機体が投入されたということは,数多くの機体が損壊したことでもあり,こうした機体については,ジャンク屋ギルドが回収し,修復の後独自に運用されている例も多い。
ジン最大の特徴が「人間を模した四肢を持つこと」である。これによって高い汎用性を獲得しただけではなく,任務用途に応じ数多くの武装を持ち替えることで対応が可能となったのである。
本機,ZGMF-1017M2《ジン・ハイマニューバ2型》は,ジンの派生機として開発された機体である。
元々ジンは,ザフト初の量産型モビルスーツではあったが,一つの新機構の兵器が誕生すると,それに対抗する兵器が登場するのは兵器開発の常であり,ジンもそういった可能性が想定されていた。
無論,後継機の開発は進められており,ZGMF-515《シグー》など数種が開発されていたが,機種更新がそうそう容易くできるはずもなく,当初は指揮官用として配備することがいっぱいいっぱいだったのである。こうした状況でトライされるのが,現用機の強化であり,ジンにも様々な強化プランが存在していた。
一見するとZGMF-1017M《ジン・ハイマニューバ》のバリエーション機であるようにも見えるが,実際には別系統の機体である。すなわち,1017Mが高機動戦を前提とした機体であった(すなわち,主兵装は銃器である)のに対して,本機は高機動格闘戦に特化した機体であるという点が最大の相違点となっているのである。
前大戦時から開発は進められていた機体であり,一部パイロットには既に配備が行われていた機体である。
皮肉なことに,本機最大の露出となったのはユニウス7の地上への落着事件において,ゲリラ側が用いたMSとしてであり,これもまた前大戦の結末に納得がいかなかった人々が起こした時代遅れの出来事になってしまっていたのかもしれない。
引用
GUNDAM FACT FILE
サトーたち反乱部隊が用いたジンの改良型で,近接戦闘に長けたタイプ。機動力も高く,宇宙での行動力にも優れたが,インパルスガンダムやザクウォーリアといった高性能機によって投入した全機が破壊されてしまった。
備考
関連項目
編集者
[MS/MA・Z]
[モビルスーツ・SEED2]
[加筆募集・MS]
最終更新時間:2016年09月06日 18時43分21秒
ノート
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脚注