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〔PMX-003〕ジ・オ

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ジ・O / ジ・オ

  • [MS]

データ

機体データ
型式番号PMX-003
兵器区分汎用試作型モビルスーツ
所属ティターンズ(地球連邦軍/ジュピトリス)
パイロットパプティマス・シロッコ
製作データ
デザイナーベースデザイン:小林誠
フィニッシュ:藤田一己
初出作品機動戦士Ζガンダム
参考文献GUNDAM WAR
Gジェネレーションポータブル
1/144HGUC インストラクション ほか



 スペック

項目内容
全高28.4m
頭頂高24.8m
本体重量53.3t[1]
本体重量57.3t
全備重量86.3t
ジェネレータ出力1840kw
スラスタ推力38200kg x1,16200kg x6
スラスタ総推力135400kg
センサ有効半径11300m
装甲材質ガンダリウム合金
製造ジュピトリス
黒歴史コード08-8660039

隠し腕

 通常時は腰部フロントアーマーに折り畳まれている可動肢で,近接戦闘時の奇襲などに非常に有効である。補助的なマニピュレーターとして装備する機体もあり,銃火器の射出や榴弾の投擲なども可能であると思われる。
 ジ・オのものはMSレベルで標準的なエネルギー供給が可能で,ビーム・ソードのドライブも可能である。

バックパック

 MAさえ超えるレベルの推力を機体にもたらす複合バーニアスラスターユニット。
 バーニアスタビライザーは,主に緊急時にのみ用いられるリバース噴射用のバーニアであり,トータルウェイトのカウンターベクターとして機能させるため作用点が質量中心から高く設定されているだけで,AMBAC装備としてはほとんど機能していない。

 武装

ビームライフル

 ジ・オの専用武装。シロッコ自身によって開発されており,他の機体での運用は不可能。2.6MWの出力を誇り,メガ・ランチャーに匹敵するビームを連射することが可能。
 グリップの下部に装着されるエネルギーパックも独自の規格に基づいているため互換性はほぼ皆無である。

ビームソード(出力0.39MW)

 ジ・オがサイドアーマーに2基ずつ装備する斬撃用武装。”隠し腕”での運用も可能。
 一定方向にバイアスのかかった形状のビーム刃を発生させるため”サーベル”ではなく”ソード”と呼ばれる。ベースのエミッターは汎用品であるため出力は0.39Mwと標準的だが,シロッコが独自に開発したデバイスや部材によってチューンされている。

 概要

 PMX-003《ジ・オ》(「ジ・O」と表記されることもある)は,グリプス戦役当時にティターンズに与した木星船団ヘリウム輸送艦ジュピトリスの艦長,パプテマス・シロッコによって開発された汎用試作型モビルスーツである。型式が示すとおり,ジュピトリス生産のモビルスーツの系譜上に位置する機体で,000(PMS-000《メッサーラ》)から続く4番目の機体である。
 グリプス戦役において結果としてキャスティングボードを握ることとなったシロッコは,その野心を露わにすると同時に邪魔になるティターンズ上層部を排除した後,本機を持ってエゥーゴの駆逐へと舵を切った。
 この機体は,ある意味「シロッコ本人を生かすため」の機体であり,仮にジュピトリスが沈められたとしてもこの機体があれば(シロッコ本人の戦闘力によって)戦力を立て直すことが可能とも言われるほどの機体だったのである。(なお,一説にはシロッコの本機とペアになる女性向けの機体としてPMX-004《タイタニア》と呼ばれる機体が開発途上であったともされる。)
 しかし,実査には,カミーユ・ビダンの駆るMSZ-006《Ζガンダム》と刺し違え,撃破されている。(ただし,彼の開発した機体そのものの問題ではなく,サイコミュに類する機構として取り付けられていたバイオ・センサーが関与した事象が原因[2]であったともいわれており,彼の開発機に対する評価は高いものである。

特徴

 ジ・オは,その巨体から一見すると鈍重なモビルスーツであるかのような印象を持たれやすいが,全身に50基ものバーニアを持っており,実際には重量の割に非常に機敏な高機動を可能としている。武装はシンプルでありながらも,機体重量から推進剤の搭載量は極めて多く[3],これもまた高機動戦を想定した機体であることの証左といえるだろう。
 なお,先述したとおり武装はビーム・ライフルとビーム・ソードのみと(当時のフラッグシップ機としては)シンプルな機体であるが,本機の場合,運用時には同じくシロッコの開発機であるPMX-001《パラス・アテネ》やPMX-002《ボリノーク・サマーン》との連携運用が前提であったため,特に問題視されてはいない。

 本機の特徴的な装備のひとつとして「隠し腕」の存在が挙げられる。
 これにより,不意打ちが可能であり,近接戦闘時は優位な状況を作り出すこともできる。この隠し腕の操作は,コンピュータによるアシストが行われており,実質的には展開用トリガーをパイロットが操作するのみである。
 蛇足ながら,本機の機体名は「The=O(ジ・オ)」と表記することで「神の意志」を意味するとされる[4]。この命名もシロッコの野心を表したものとも考えられるだろう。

 引用

GUNDAM WAR ティターンズ U-13

 パプテマス・シロッコが設計したハンドメイドモビルスーツ。鈍重に見えるフォルムとは裏腹に機動性や運動性等は通常のMSとは比較にならないほど高い。接近戦用の「隠し腕」を数本装備している。

 備考


 関連項目

 編集者


[MS/MA・P]
[モビルスーツ・Z]
[加筆募集・MS]


最終更新時間:2016年06月03日 21時26分51秒

 ノート

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脚注

  • [1]ガンダムMS動画図鑑 第427回/おそらく誤植(この回は,頭頂高→頭長高などのミスが目立つ。)
  • [2]劇中の描写を劇中視点で説明するのは困難であるため,このようにしている。
  • [3]本体重量は57.3tであるが,全備重量が86.3tと実に30t近い増加となっている。つまり,武装などによる増加量は限定的であるため,ほとんどが推進剤と想定される。
  • [4]小説版の記述ほか