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〔MSN-03〕ヤクト・ドーガ(クェス専用機試作型)

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ヤクト・ドーガ

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号MSN-03
兵器区分ニュータイプ専用モビルスーツ
所属ネオ・ジオン軍
パイロットクェス・エア(クェス・パラヤ)
製作データ
デザイナー出渕裕
初出作品B-CLUB 029
参考文献

 スペック

項目内容
全高Unknown
頭頂高21.0m
本体重量28.0t
全備重量64.6t
ジェネレータ出力3340kw
スラスタ推力17000kg x2,13000kg x2,11000kg x2
スラスタ総推力82000kg
アポジモーター数17
センサ有効半径20500m
装甲材質ガンダリウム合金
製造アナハイム・エレクトロニクス社

※スペックは,実際に運用されたヤクト・ドーガのもの。

バックパック

 機体内容積のほとんどがサイコミュデバイスで占められているため,大容量のプロペラントタンクを実装したものが標準装備となっている。

 武装

ファンネル

 無人攻撃ユニット。モビルスーツのサイコミュにより遠隔操縦される。通常は円筒形だが,戦闘時にはビーム砲とアポジモーター・ブロックが露出する。
 ジェネレーターは内蔵していないが,エネルギーCAPシステムの大容量化により,ビーム砲はビット級の威力を発揮する。

メガ粒子砲内蔵シールド

 4門のメガ粒子砲を内蔵するシールド。
 威力はビーム拡散砲として標準的なものだが,ビーム用のエネルギーや収束装置を流用して敵ビームの威力を減免できる。

ヒート・ナイフ付ビーム・サーベル

 グリップ部分に脱着式のヒート・ナイフを装備するヤクト・ドーガ専用のビーム・サーベル。近接戦闘時の格闘戦への対応策として装備している。

ビームガトリングガン

 4管のバレルを持つ回転式多砲身ビーム・ガン。
 メガ粒子の圧縮チャンバーにかかる負荷の一部を回転式のバレルで代替することで,通常の間欠式連射機構より"長い"ビームを連射する事ができる。
 エネルギーの消費量が多いが,破壊力はすさまじいものがある。

ミサイルランチャー

 ファンネル・ポート・シールドの先端に装備される3連式のミサイル射出機構。

オプション・シールド

 左腕のマウントラックで固定する楯。4基のメガ粒子砲を内蔵する他に,インコムを3基装備している。インコムはグリプス戦争時代に開発され,AMX-015ドーベン・ウルフに搭載されたニュータイプ兵器である。
 この兵器は有線コントロール方式でサイコミュと連動し,オールレンジ攻撃を行うものである。
 インコム本体にはビーム砲とアポジモーターが内蔵されている。
 有線方式は敵がニュータイプ・パイロットでもコントロール波が探知されないので無線方式のファンネルより扱いやすいという長所がある。短所としてはケーブルの長さしかインコムを飛ばせないということだ。シールドそのものの完成度は高かったが,モビルスーツ本体のサイコミュ・システム問題からファンネルとインコムの同時使用は不可能であり,MSN-03にはインコムを除いたものが装備された。

 概要

 MSN-03《ヤクト・ドーガ》は,ネオ・ジオン軍が開発したニュータイプ専用モビルスーツである。ネオ・ジオン軍の主力であるAMS-119《ギラ・ドーガ》をベースに開発された機体で,試作機とも言えるAMS-120を母体に,強化人間,ニュータイプ双方が運用可能な機体として完成している。(ただし,従来の強化人間用マシンにあったような強化人間をコントロールするような機器は搭載されていない。)
 実際の建造はアナハイム・エレクトロニクス社のグラナダ工場で行われており,本機の開発データが,続くMSN-04《サザビー》に活かされている[1]

 完成したヤクト・ドーガの戦闘力そのものは非常に高く,搭載するファンネルは6機でオールレンジ攻撃も可能であるが,ファンネルの再チャージはできないため,ファンネルにチャージされたエネルギーを使い切った時点で使用不能となる。
 このため一度母艦へと帰還する必要があるなど,まだまだニュータイプ専用機としても不完全な部分はあるものの,高出力化されたファンネルを充分に使いこなせるパイロットが搭乗した場合,戦局に多大な影響を及ぼすだろうことは言うまでもないものであり,総帥専用機としての位置づけからは外されたものの,ネオ・ジオン軍にとっては重要な位置づけの機体となった。

 本機は,当初完成したギュネイ機の予備部品をもとに建造されたクェス・パラヤ(クェス・エア)機である。後に運用されるクェス機への調整途上の機体で,各部(主に頭部)の差違が存在するものの,基本的には同一の機体である。

 引用


 備考

 準備稿を元に設定された要は,オリジナル機。
 Bクラブのキャストキットとして頭部のみ発売された。
 なお,Bクラブで取り扱われただけであるため,本来ならば非公式機だが,公式の機体に準ずる扱いで商品化されたことから,暫定的に「CCA-MSV」として区分している。

 関連項目


 編集者


[MS/MA・M]
[モビルスーツ・CCA-MSV]
[モビルスーツ・BC誌]
[加筆募集・MS]


最終更新時間:2016年08月16日 21時17分18秒

 ノート

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脚注

  • [1]ただし,厳密に言えば,機体の水準は所期の目標値を超えるものではなかったため,実機の建造は数機にとどまり,シャア専用機としてのプランは白紙撤回,改めてサイコ・フレームの搭載を前提としたMSN-04サザビーが開発される事となったものである。