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〔GX-9900〕ガンダムX

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ガンダムX

  • [MS]

データ

機体データ
型式番号GX-9900
兵器区分サテライトシステム搭載モビルスーツ
所属バルチャー(フリーデン)
パイロットガロード・ラン
製作データ
デザイナー大河原邦男
初出作品機動新世紀ガンダムX
参考文献データコレクション
DVD-BOX特典冊子
ガンダムコレクションコンプレックス ほか



 スペック

項目内容
全高Unknown
頭頂高17.1m
本体重量7.5t
全備重量Unknown
ジェネレータ出力Unknown
スラスタ推力Unknown
装甲材質ルナ・チタニウム合金
黒歴史コード07-0722075

 武装

サテライトキャノン

 本来はコロニー撃滅兵器として開発された超高出力砲で,それをMSが運用できる大きさまで小型化したもの。複数の同系機を連携させることで,面制圧,掃討,拠点防衛や要撃など多様な戦術に運用可能。
 月面のマイクロウェーブ送信施設で発生させたスーパーマイクロウェーブを背部のリフレクターに集束させ,充填したエネルギーをダイレクトに発射することが可能で,一瞬にして広範囲を殲滅する。リフレクターは反発力を発生させることも可能で,ホバーリングモードにすれば機体を長距離ジャンプさせることができる。その際,システムの全体を後方に展開し,砲身を下方にセッティングすることで,機体の機動をコントロールする。

シールドバスターライフル

 ビーム銃でありながらシールドを装備した特殊兵器。
 通常のシールドの3倍の装甲を有し,ビームライフルとして使用しつつ敵からの攻撃も防御する。エネルギー源はサテライトシステムからで,通常はサテライトシステム下部にジョイント・格納する。

ビームソード

 接近戦用の兵器。通常のものよりも大型で,戦艦クラスの装甲も貫くほど。
 エネルギー源はサテライトシステム。
 出力が高いためグリップも独特の形状を有する。

ブレストバルカン

 胸部に装備された4門のバルカン砲。
 近接戦闘における直接的な打撃,および中距離での威嚇や牽制にも有効。

ショルダーバルカン(オプション)

 陸戦に対応するため,他のMSのものを流用して増設した武装。

 概要

 GX-9900《ガンダムX》は,第7次宇宙戦争において旧地球連邦軍が開発した決戦用モビルスーツである。大戦中に少なくとも数機建造されたとされているが,実際に戦線に投入されたのは,連邦最強のニュータイプと言われたジャミル・ニートの1機のみであったようである。

 ニュータイプ専用機として開発された機体は,第7次宇宙戦争における最終局面において使用されることを前提とした機体で,月面の太陽発電施設より,エネルギーをマイクロウェーブの形で受信するサテライトシステムを搭載し,そのエネルギーによって稼働させる強力なサテライトキャノンを装備しているのが最大の特徴となっている。
 一説[1]によると,汎用型ガンダムとして開発されていた機体に,サテライト・キャノンを搭載することで,殲滅型モビルスーツとして完成したと言われる。実際,本体の汎用性は極めて高く,大戦後に運用されたガロード・ラン機は,サテライト・キャノンを失った後も,極めて高い能力を維持し続けていたことが判っている。

 また,「ガンダム」であるため,ニュータイプ対応システムであるフラッシュシステムを搭載しており,ビットモビルスーツ(GビットX,ビットXなど通称は多数)を遠隔操作可能である。
 これにより,ビットに搭載されたサテライトキャノンを連動使用した際の攻撃力は史上空前のものとなっており,多数のスペースコロニーを一気に破壊することも可能であった。
 なお,サテライト・システムは,第7次宇宙戦争のさなかにマイクロウェーブ中継衛星が破壊されている為,月が出ている(すなわち,ガンダムXと月面で直接通信が可能な)期間に限定されてしまっている。

蘇った悪夢

 本機は,第7次宇宙戦争より15年後のA.W.15年に再発見された機体である。
 一匹狼のバルチャーとして活動していたガロード・ランは,アルタネイティヴ社の依頼により,同社ラボより連れ去られたティファ・アディールを連れ戻そうと,バルチャー艦「フリーデン」へと侵入する。
 ティファを連れ出したガロードは,自分がだまされていたことを知り,結果としてフリーデン,アルタネイティヴ社双方から追われることとなった。そして,彼が逃げ込んだ旧連邦の施設に,未だ認証すら行われていない新造のままモスボール状態となっていたガンダムXを発見したのである。
 ティファの持つニュータイプ能力によって,サテライト・システムの認証/稼働が行われたガンダムXは,攻撃を仕掛けるアルタネイティヴ社のモビルアーマーに対して,サテライト・キャノンを放ったのであった。
 それは,ジャミルにとって15年前の悪夢が蘇った瞬間だった。

 様々な誤解が解けたガロードは,フリーデンへとその身を移すこととなった。
 その後も様々なトラブルを引き起こしながらも,ティファを守るために戦い続けるのだった。
 だが,フォートセバーン市において,カリス・ノーティラスが駆るRMSN-008《ベルティゴ》との戦闘に敗北,サテライト・キャノンやリフレクターなどの装備を喪失してしまう。
 しかし,フリーデンのメカニック,キッド・サルサミルによって新たな姿に生まれ変わるのだった。

 引用

GUNDAM WAR 月下の戦塵 X U-X1

 第7次宇宙戦争において,旧連邦が投入した決戦用MS。月のマイクロウェーブ送信施設から照射される膨大なエネルギーを,背部リフレクターで吸収。殲滅兵器サテライトキャノンを放つ。

 備考

機体番号について

 ガロード使用したガンダムXは,1号機とする資料が存在し,UTM版を考えるに,現時点ではほとんど1号機で確定のようである。だが,様々な資料ごとにバラバラな記載であることも事実で,現時点で最も信頼性がおけるのは,DVD-BOXの特典ブックレットであると思われる。
 以下に各資料ごとの扱いをまとめておく。

 なお,型式番号についても,確定かどうか怪しい状態であり,これが機番でなく型式番号だった場合は,項目修正で対応する。(コミックボンボン1997年3月号にも2号機を「GX-9900 NT-002」としている記述があり,型式を兼ねた機番である可能性があることは否定できない[2]。)

DVD-BOX特典ブックレット
機番型式?備考
1号機GX-9900 NT-001モスボール状態だった機体。ガロードが発見。
2号機GX-9900 NT-002ジャミルが第7次宇宙戦争で使用した機体。
3号機GX-9900 NT-003行方不明。
データコレクションガンダムX
機番型式?備考
1号機GX-9900ジャミルが第7次宇宙戦争で使用した機体。
2号機GX-9900ルチルが搭乗する予定が使用されず放置,ガロードが発見。
3号機GX-9900行方不明。
1/100 ガンダムDXインストラクション
機番型式?備考
1号機GX-9900第7次宇宙戦争で大破。(パイロット不明)
2号機GX-9900 NT-002ジャミルが第7次宇宙戦争で使用した機体。
3号機GX-9900TV本編でガロードが搭乗した機体。
 他に,GFFではガロード機とジャミル機を同一としている(これは完全なミス)。

フラッシュガンダム

 ガンダムXの企画段階(第4稿〜第5稿あたり)の名称。
 フラッシュシステムにその名残がある。

 関連項目

 編集者


[MS/MA・G]
[モビルスーツ・X]
[加筆募集・MS]


最終更新時間:2016年04月29日 21時33分11秒

 ノート

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脚注

  • [1]コミックボンボン1997年3月号
  • [2]同記述には,さらに追い打ちをかける記述があり,サテライトキャノン搭載の機体と素体が別物となっている。詳細は「プロトタイプ9900」を参照。