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水中機動試験型フォビドゥン・ブルー / フォビドゥン・コフィン
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | GAT-X255 |
兵器区分 | 水中戦用モビルスーツ |
所属 | 地球連合軍 |
パイロット | ジェーン・ヒューストン |
製作データ | |
デザイナー | 大河原邦男 |
初出作品 | SEED-MSV |
参考文献 |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | 17.4m[1] |
頭頂高 | Unknown |
本体重量 | Unknown |
全備重量 | Unknown |
重量 | Unknown |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
装甲 | トランスフェイズ装甲 |
武装
75mm 対空自動バルカン砲塔システム [イーゲルシュテルン]
115mm機関砲[アルムフォイヤー]
左右の腕部に装備されている重機関砲。
近接戦闘用制圧兵器。
スーパーキャビテーティング魚雷
キャニスターポッド
フォノンメーザー砲
テイルエクステンション
トライデント
ゲシュマイディッヒパンツァー
概要
GAT-X252《フォビドゥン》は,いわゆるヤキン・ドゥーエ戦役において,地球連合軍が開発・実戦投入したモビルスーツである。
連合軍初のモビルスーツとなった,GAT-Xシリーズのデータを元に開発された,第2次GAT-Xシリーズに属する機体で,特殊フレームを装備するX200系の機体である。
最大の特徴は,可動式の特殊フレームによって接続された大型のリフター(飛行補助装置としての機能を持つ)で,近接戦時には,背部に装着されているリフターを上半身を覆うようにかぶせることで,機体の持つ攻撃能力を全て引き出すことが可能である。また,同時に飛行可能となる。
さらに,このリフターには,エネルギー偏向装甲(ゲシュマイディッヒ・パンツァー)と呼ばれる装備が用意されており,これによってビーム砲に類する装備は,偏向させられ,機体にダメージを与えることが困難となっている。(なお,この技術は,ブリッツのミラージュコロイド技術の応用である。)その一方で,GAT-Xシリーズの特徴でもある実体弾に対する極めて強力なカウンター装備「PS装甲」は,更なる発展を遂げ,「TP(トランス・フェイズ)装甲」として採用されている。
これらの装備により,本機の稼働時に,直接的なダメージを与えることは極めて困難となっている。
本機,GAT-X255《フォビドゥン・ブルー》は,フォビドゥンをベースに開発された派生機で,地球連合軍にとっては,初の水陸両用モビルスーツとなった。
水中型への改修に当たっては,推進器群のほか搭載火器が全面的に改装された。外見上もっともユニークな変更点は,背部にある尻尾状の「テイル・エクステンション」と呼ばれる部分で,アンカー,超長波アンテナ,曳航ソナー・アレイを内蔵した複合システムとなっている。
フォビドゥン・ブルーでは,強力な防御力を持つゲシュマイディッヒ・パンツァーを耐圧殻に転用するという大幅な発想の転換をなしたもので,改造された背部シェル両側部の装甲アレイが機体周囲の水分子を制御し水圧を軽減,同時に水との摩擦を緩和し,100ノットを上回る航行速度を発揮する。
また,この際,理論的には水分子からの圧力を遮断できるため,装甲アレイへのパワー供給が続く限り,無制限に潜航深度を増すことが可能とされている。
しかしながら,バッテリー駆動(特に連合の保有するバッテリー技術は,他の陣営に比べ劣っている部分が多かった)である当時のモビルスーツであるため,稼動用電力の消失が,即機体の圧壊に繋がるため,パイロットからは,棺桶を意味する「フォビドゥン・コフィン」と呼ばれる事となった。
本機はザフト軍のグーンやゾノに対抗する為に開発され,合計4機が製造された。
特に,本機のテストを行ったことで,パイロットであったジェーン・ヒューストンは,後にザフト軍から「白鯨」の異名で呼ばれ,恐れられることになった。
引用
GUNDAM WAR 覇王の紋章 SEED U-S127
フォビドゥンをベースに開発された水中用MS。エネルギー偏向装甲を対圧用に転用した機体で,深海で機能停止すると機体が圧壊する危険性を持つ。ジェーン・ヒューストンが搭乗している。
備考
後にガンダムSEED DESTINY劇中に登場しているが,4機のみの建造とされている本機であると整合性の面で問題があるため,設定が変更され外観はほぼ同じ量産機である,GAT-707E《フォビドゥン・ヴォーテクス》が設定されている。
関連項目
編集者
[MS/MA・G]
[モビルスーツ・SEED-MSV]
[加筆募集・MS]
最終更新時間:2016年05月22日 16時23分54秒
ノート
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脚注