〔CB-X5［SGT］〕強襲型ガンペリー

ガンペリー

• [MS]

 データ

 スペック

※斜体字のスペックは，機動戦士ガンダム劇中の機体のもの。

 武装

大型ミサイル x 6

　カーゴコンテナに装備可能な武装のひとつ。

 概要

　CB-X5《ガンペリー》は，一年戦争当時，地球連邦軍が開発・配備したモビルスーツ用輸送機である。（ただし，区分上は特殊輸送機であり，様々な装備の輸送や，爆撃・対潜攻撃機としての運用も行われている。）
　RXモビルスーツの開発に併せて開発が進められた新鋭機で，その用途からも判るようにモビルスーツの運用戦術を構成する上での要素のひとつとして設計が行われている。
　このため，機体サイズは，ペガサス級の格納庫サイズに合わせた上で，モビルスーツの輸送が可能な機体となっており，中央部に配置されたコンテナは，柔軟な運用が可能なものとなっている。とはいうものの，RX-75およびRX-77の運搬には制限が課せられており，実質的に戦線への汎用機（近接戦用モビルスーツ）の輸送を前提とした機体であるといえるだろう。

　機体は，3基の上昇用ローターで浮遊し，4基のジェットエンジンで飛行する。左右に設置されたローターは，基部ごと可動するため，収納時には上部に折りたたみ，スペースを減らすことが可能である。
　カーゴコンテナは，多様な運用が可能なユニット化が行われている。通常は，サイドパネルを展開することで物資の出し入れを行うが，コンテナ中央部から大きく展開することも可能で，この機能から公国軍兵からは「ナカワレ」との異名で呼ばれることとなった。
　コンテナのサイドパネルには様々なラッチが設置可能で，大型ミサイルや対潜ミサイルなどを設置することも可能であるが，モビルスーツの固定具を設置することで，2機のモビルスーツによる空挺作戦も可能となる。
　こうした機能の応用で，RX-78の空中換装用の射出機もセット可能であるが，この機能は多彩な運用を想定したRXシリーズ用の試案の域を出ておらず，実際にモビルスーツが運用されるようになってから使用された事例は（ホワイトベース隊以外には）無い物と思われる。

　また，機体そのものも上部ユニットが独立した構造体であるため，この部位に15名の兵員を搭乗させ兵員輸送機としての運用も可能であった^[8]。

　こうした理由から，ガンペリーの評価は良好であり，一定数の機体が生産され，各戦線に配備されている。

　本機，CB-X5[SGT]《強襲型ガンペリー》は，ガンペリーの量産決定に際して開発されたバリエーションのひとつである。
　機体のドーサル部とコンテナ部にミノフスキー粒子下対応の各種電子装備を追加することで，本来の輸送能力に加え情報収集・索敵任務へ対応でき，空輸した各実働部隊に対して，作戦空域での情報面のバックアップを行うことが可能な電子戦機へと進化を遂げている。

 引用

電撃ホビーマガジン2012年3月号（抜粋）

　MS空輸機として追加生産された際に開発された派生型のひとつ。機体のドーサル部とコンテナ部にミノフスキー粒子下対応の各種電子装備が追加されている。本来の輸送能力に加え，情報収集・索敵任務へ対応でき，空輸した各実働部隊に対して，作戦空域での情報面のバックアップを行う。

 備考

 関連項目

 編集者

• あさぎり

[MS/MA・C]
[モビルスーツ・MSV-R]
[加筆募集・MS]

最終更新時間：2017年03月13日 20時22分51秒

 ノート

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