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カプール(フェアトン・ラーフ・アルギス専用機)
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | AMX-109 |
兵器区分 | 水中用試作型MS |
所属 | ネオ・ジオン軍(アクシズ) |
パイロット | フェアトン・ラーフ・アルギス |
製作データ | |
デザイナー | 出渕裕 フィニッシュ:佐山善則 アレンジ:森田崇 |
初出作品 | 機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽 |
参考文献 | ジオンの幻陽(単行本) ガンダムエースコミックス MS COLLECTION ほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | 16.5m |
全高(MA時) | 9.9m |
全長(MA時) | 10.8m |
頭頂高 | 16.5m |
本体重量 | 38.7t |
全備重量 | 57.5t |
ジェネレータ出力 | 3680kw |
スラスタ推力 | 6800kg x1 |
センサ有効半径 | 12300m(大気中) 7600m(水中) |
最大潜水深度 | 2300m(MA) 120m(MS) |
装甲材質 | ガンダリウム合金(二重装甲) |
※スペックは通常のカプールのもの。
武装
ビーム砲 x1
頭頂部ユニットに設置された小型ビーム砲。(一説には,レーザービームとされる。)
その形状から「ビーム・アイ」とも呼ばれる。
ソニックブラスト x1
腰部に設置された兵器。
ミサイル x8
胴体部に設置された大型ミサイル。
アイアンネイル
概要
AMX-109《カプール》は,ネオ・ジオン軍が地球侵攻作戦を想定して開発した水中用モビルスーツである。かつて旧ジオン公国軍が,地球侵攻作戦に際して水陸両用モビルスーツを開発した様に,ネオ・ジオン軍でも地球侵攻作戦に際して,水陸両用型モビルスーツの必要性を考慮し,開発を進めたものである。
当時のネオ・ジオン軍のモビルスーツの多くが,旧ジオン公国軍のモビルスーツにルーツを持つように,カプールもMSM-03C《ハイゴッグ》をルーツに持つ機体である。もともと公国軍の水陸両用機は,極めて高い性能を誇っており,ハイゴッグは,MSM-03《ゴッグ》の火力を維持しつつ機動性をMSM-07《ズゴック》系列に匹敵するものとして再設計された機体である。この系譜上にあるカプールも基本性能の高さはかなりのものであった。
カプールは,水中では簡易変形を行うことで球形に近い機体へと変形し,非常に優れた耐圧性と強力なスラスターによる機動性を誇っている。この変形時には,水上をホバリンクすることも可能であったことから,如何に出力が高いスラスターであったかが判るだろう。また,可変状態でもその武装のほとんどが利用可能で,当時としても非常に優れた機体であると言えよう。
カプールは,ネオ・ジオン軍が地球攻略用に開発した水陸両用型モビルスーツだが,空間戦闘可能な設計であったため,インドラ隊では指揮官であるフェアトンが運用した。その機体は,彼のパーソナルカラーであるシルバーに塗られ,敵味方共に驚愕を与えた。
引用
ガンダムエース 2009/10付録 ガンダムエースコミックス MS COLLECTION
MSM-03Cハイゴッグの後継機として開発された水陸両用MS。小惑星アクシズ内で開発されたことから,水陸両用だけでなく宇宙空間でも運用可能。フェアトンのパーソナルカラーであるシルバーで塗装され,敵味方問わず,見る者の度肝を抜いた。
備考
当初は,AMX-007という型式番号として発表されたが,後に現在の型式に変更されている。MJなど極めて一部での掲載であったため,知る人は少ない(笑
このナンバーは,考察部分(アクシズ型式番号の謎)でありがたく使用させてもらっている。
関連項目
編集者
[MS/MA・A]
[モビルスーツ・ジオンの幻陽]
最終更新時間:2016年01月04日 20時23分08秒
ノート
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脚注