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ボックスアートの変更点

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!!!ボックスアート / 箱絵
*[模型用語]
!!説明
 プラモデルなど商品のパッケージに描かれた絵のこと。直訳された箱絵,あるいはパッケージアートなどと呼ばれることもある。
 一般的にプラモデルでは,ボックスアート,パッケージアート双方が混在しているが,ゲームソフトや玩具類の場合,パッケージアートと呼ばれることが多い。

 プラモデルの場合,内容物だけではなく,こうしたボックスアートにも価値を見出す動きがあり,これらを専門に収集している収集家も多い。
 国内にプラモデルが登場した1950年代には既に優れた挿絵画家などがボックスアートを手がけており,特に1960年代には該当商品の活躍した状況を生き生きと描き出したものが多く,収集家には高い評価を得ている。

 ところが,海外のプラモデルでは,1970年代末頃から徐々にそうした「絵画調」のものが減り始め,商品その物のみを描いただけのパッケージが増えていった。80年代に入ると,背景も除かれ,単体のイラストのみ(ただし,タミヤの様に意識的にパッケージその物をデザインしたものも存在する)をパッケージに用いるようになったメーカーもあった。
 80年代末期になるとパッケージに完成品(多くは素組のまま)の写真を用いるようになり,「ボックスアート」としては,完全に衰退してしまった。
 これは,内容物に対するクレームが起こったことが原因であり,商品に同梱されないパーツやマークなどを除いて描くという考え方が主流になってしまったためである。

 日本国内でも70年代末から80年代初めにかけてそうした傾向があり,これに対するアンチテーゼもあって,ガンプラのMSVシリーズでは,情景を描いたものが中心になったことは有名である。(しかし,そのガンプラも,90年代に同様のクレームを受け,商品となるMSのみを描くようになっていく。)

 現在では,国内外共に旧来のイラストを主としたパッケージも出てきてはいるが,あくまでも商品となる物を中心としており,それ以外のパーツ類は描かないといった方向性になっている。

!!備考
 模型に関する用語の集約の為,ガンダムに関連しないもの,関連しないメーカー名も含まれています。なお,参考として模型漫画関連からカテゴリーリンクされています。

!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
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!!ノート
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