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GUNDAM SENTINEL 0079

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GUNDAM SENTINEL 0079

  • [小説/フォトストーリー]

 データ

作品データ
掲載誌モデルグラフィックス
発行日毎月25日
価格780円
発売元大日本絵画
収録無し
著者高橋昌也

 概要

 モデルグラフィックス誌で掲載されていた「ガンダムセンチネル」のエピローグとして連載された作品。一年戦争当時のソロモン攻略戦を「ガンダムセンチネルという作品で用いた手法」をもって再現するというもので,本編で敵味方に分かれてしまったストール・マニングスとトッシュ・クレイを主人公に据えて展開している。

 ある意味センチネルという作品の本質を突いたのがこの0079であり,「センチネル的視点(手法)」[1]によって全ての登場機体をリファインしているのが特徴となっている。
 無論,当時の時代性もあり,手法そのものを否定するわけではないが,本作に登場した各種リファインデザインが,ある種の「枠」をモビルスーツのデザインに作ってしまったのは否定しがたい事実[2]であろう。

 結果的に本作は,モデルグラフィックス誌の別冊等に収録されることもなく,前後編の短期掲載作品という枠内で終わるのだが,登場したリファインデザインは,後々までその影響が残っていくこととなる[3]のである。

 現在,モデルグラフィックス誌の掲載号は中古本誌上でも高騰しており,貴重な1冊となっている。

 ストーリー


 キャラクタ


 モビルスーツ・機動兵器


 艦艇等


 サブタイトル

No.タイトル掲載号
1前編1990/05
2後編1990/07

 関連項目


 編集者


最終更新時間:2016年01月06日 22時08分59秒

 ノート

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脚注

  • [1]「解像度」という言葉を用いることが多いが,あえてここでは用いない。
  • [2]「ガンダム Ver.ka」という一種のトラウマが事実上誕生してしまったことからもこれは否定できないだろう。特に模型分野では,ガンダムVer.30thの登場で,ようやくそのトラウマから脱却しつつ有るようにも思われる。
  • [3]特に,ガンダム0083があのデザインになったのは,本作の影響があったからであり,また,当時のMSファンの主たる層にはカトキリファインの持つ「魅力」が好意的に受け取られていた,ということに他ならない。しかしながら,0083に採用され,これが0080同様「バリエーション」として扱われていった結果,一般的なファン層にとっては,カトキデザインも従来のMSデザインのひとつとして定着していったのはある意味皮肉なことでもあろう。