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突撃機動軍

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突撃機動軍

  • [用語]
  • 分類:部隊
  • 区分:宇宙世紀
  • 出典:機動戦士ガンダム

 説明

 突撃機動軍は,キシリア・ザビ少将をトップに抱く,ジオン公国軍内の一軍(ただし,実質的に,軍を二分する組織)である。機動宇宙軍の別名で呼ばれることもあるが,地球侵攻作戦の実施以降は,組織内に地上部隊を含むため,その名で呼ばれることはほとんど無くなっている。

 U.C.0078年の公国軍の二分によって,キシリアが統括することとなったのがこの突撃機動軍で,公国軍の基本編成において,モビルスーツを戦力として重きを置いた編成となっているのが特徴のひとつである。
 本拠地は月面都市グラナダに置かれ,主力である第7師団と親衛師団はグラナダに駐留している。また,モビルスーツを主力として編成された第1機動歩兵師団は,U.C.0079年3月に改組され,増強されるとともに,その中から地球侵攻のための部隊を輩出し,地球攻撃軍の雛形となった。
 これ以降,地球攻撃軍も突撃機動軍の麾下に位置づけられ,ガルマ大佐の戦死以後は,キシリア少将の直轄として位置づけられることとなった。

 また,突撃機動軍の特徴のひとつに様々な外部機関をもその指揮下においている点が挙げられる。
 例えば,キシリアが設立したニュータイプ研究所やそこから編成されたニュータイプ部隊,各種諜報部隊などがそれで,これらはある意味,身内に対する対抗措置のひとつであった。実際,キシリアの進めた戦略のいくつかは,結果的にではあるが,ギレン亡き後の公国軍の動向をも想定したものであり,こうした状況がア・バオア・クー攻防戦における派遣艦隊の数の少なさなどに現れているのである。

突撃機動軍の編成


 突撃機動軍の大まかな構成は上図の通りとなる。
 師団本部直属の各種機関は独立しており,突撃機動軍本体は各師団を統括する。また,地球攻撃軍は,ガルマ大佐の戦死以後,事実上師団本部直属であり,いくつかある師団のひとつと同じ扱いとなっている。
 グラナダに駐屯するグラナダ駐屯軍として第7師団,第1機動歩兵師団,近衛師団があり,他の師団は基本的に派遣軍としての扱いとなる。
 また,地球攻撃軍は,第1機動歩兵師団の改組再編で立ち上がり,ガルマ・ザビ大佐の駐留する北米方面軍を司令部と位置づけていた。地球攻撃軍は,この北米以外にもアフリカからロシア地方を制圧地域として担当しており,ドズル麾下の降下部隊(主にアジア方面などを担当していた)とは折り合いが悪かったとされる。(実際,オデッサからの敗残部隊を見殺しにした部隊もアジア地域には多かったと言われる。)

 また,シャア・アズナブル大佐の復帰と同時に本格運用となった潜水艦隊も地球攻撃軍に所属しており,これら潜水艦隊は,戦後のゲリラ化した公国軍残党の中心的役割を果たすようになっていく。

 なお公国軍の内部対立という観点から見ると,ドズル麾下の宇宙攻撃軍はキシリアの突撃機動軍に対する一定の歯止めとして機能したと言える。この背後にはドズル中将に加え,キシリアと激しく対立していたギレン・ザビ総帥の意向が強く働いていたことが推察される。
 その意味では,ドズルと宇宙攻撃軍はギレンの政争の道具としてうまく利用されたと言えるだろう。大戦末期,連邦軍の星一号作戦によってソロモンは陥落し,ドズル中将も戦死した。そのため宇宙攻撃軍の残存戦力は突撃機動軍へと編入され,ジオン公国軍は再び一本化されることとなる。

 関連項目

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最終更新時間:2016年06月11日 03時57分32秒

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脚注