- お願い
■検索等で初めて来訪した方は,注意書き等を必ずご覧になってください。
■Wiki項目への直接リンクは避けるようお願いします。→<必読> 頻繁に項目変更が行われる関係上,直リンクはエラーのもととなります。
■あまりにマナーの悪い人がいましたので,一部項目にアクセス禁止処理を行いました。
■極めて短時間で集中的アクセスを行ってるIPについては,終息の目処が立たなかったためアクセス禁止処理を施しました。解除申請は本家掲示板にて。
超・大河原邦男展 -レジェンド・オブ・メカデザイン-
- [イベント]
データ
データ | |
---|---|
開催日 | 2013/03/23〜05/19 |
時間 | 10:00〜18:00 10:00〜20:00(金・土) |
休館日 | 月曜日 (期間中 4/29,5/6は開館) |
開催場所 | 兵庫県立美術館 |
入場料 | 当日券:一般/1300円,大学生/900円,高校生・65歳以上/650円 前売料金および20名以上の団体割引料金:一般/1100円,大学生/700円,高校生・65歳以上/550円 中学生以下無料 |
主催 | 兵庫県立美術館,産経新聞社,神戸新聞社 |
後援 | 兵庫県,兵庫県教育委員会 神戸市,神戸市教育委員会 サンケイスポーツ,夕刊フジ,サンケイリビング新聞社 関西テレビ放送 サンテレビジョン ラジオ大阪 ラジオ関西 Kiss FM KOBE |
協賛 | 株式会社大伸社 |
特別協力 | 公益財団法人日本教育公務員弘済会兵庫支部 |
企画協力 | 株式会社サンライズ,株式会社タツノコプロ |
制作協力 | 株式会社アドシステム |
協力 | パナソニック株式会社,ホテルオークラ神戸 |
概要
日本アニメにおいて「メカニカルデザイン」という仕事を確立し,その「メカデザイン史」に名を残す,大河原邦男氏のこれまでの仕事を凝縮した展覧会。
氏がこれまで行ってきたデザインが用いられた作品は,今もたくさんの人々に親しまれており,その人気を支えている理由の一つとして氏のデザインがあったこととも言われている。
展覧会では7つの章により,大河原デザインの秘密に迫るものとなっている。出品作品の中核をなす数多くの直筆の設定資料であり,これまで複製が目に触れることはあってもその原本が公開されることはほとんどなかった。
また,様々なポスターやグッズ類の原画イラストなど,400点以上の出品作品数となっている。また,1/1スコープドッグ(倉田光吾郎氏制作)も展示され,そのインパクトは強烈なものとなった。
「超」・大河原邦男展
展覧会のタイトルとなった「超」には,3つの意味が持たされているとされる。
大河原邦男氏のデザインが,アニメファンだけではなく,氏をほとんどしらない美術ファンや,一般の人々にとっても魅力的であるという世代・ファンの「境界を超える」ものである,という意味。
また,「内容がすごい(超絶的)」である,という意味合いでも用いられている。デザイナーとしての大河原氏の仕事が凝縮されている「設定資料」が出品され,史上初めて大規模な展示が実現している。
最後は,展覧会が「従来の展示会等の規模(ボリューム)を超える」という意味。実際に展示された展示物は,300点を超える設定資料,大河原氏直筆のイラスト作品を60点以上,大河原氏デザインのロボットの玩具類,大河原氏自身が製作された立体物(40点ほど),など,このほかの展示物を含め,見所満載となっている。
展示内容
展覧会は7つのセクションに分かれている。それぞれのセクションでは,大河原氏が実際に関わった作品の紹介とともに,それらに用いられた設定資料等(決定稿以外のいわゆる没稿も含まれる)が展示されている。
1章 「メカニカルデザイナー」誕生
大河原邦男氏がアニメ史上初めて「メカニックデザイン」としてクレジットされた「科学忍者隊ガッチャマン」を中心にそれまでの日本のアニメ作品における代表的なメカデザインを紹介する。
・主な展示作品:科学忍者隊ガッチャマン
2章 ロボットアニメの黄金時代 メカニカルデザイナーとしての成長と躍進
1970年代後半のロボットアニメ(いわゆるスーパーロボット作品)の黄金時代における大河原氏のデザインの紹介。氏が独立を果たし,様々な作品に手を広げていく時期の数多くの作品が展示されている。
・主な展示作品:ゴワッパー5ゴーダム,宇宙の騎士テッカマン,無敵鋼人ダイターン3,無敵ロボ トライダーG7,最強ロボ ダイオージャ
3章 兵器としてのロボット 大河原デザインのひとつの到達点
機動戦士ガンダムをはじめとするいわゆる「リアルロボット」ものの時代になると,立体物を用いてその機構を説明する大河原氏の作風は,まさにリアリティを感じさせるデザインとして受け入れられた。これらのデザインは日本のアニメに革新をもたらすものであったといっても間違いではなく,敵のメカが玩具化され主役に勝るとも劣らない人気を得るという,それまでには考えられなかった現象お起こった。
ここでは,リアルロボットものとして一つの頂点である装甲騎兵ボトムズに至る,「兵器としてのロボット」のデザインを紹介する。
また,鉄鋼アーティスト・倉田光吾郎氏による1/1スケールのスコープドッグも展示される。
・主な展示作品:機動戦士ガンダム,太陽の牙ダグラム,装甲騎兵ボトムズ
4章 カワイイ メカ もう一人の大河原邦男
大河原氏のデザインが万人に受け入れられるものである理由の一つとして,ここで紹介するような「カワイイ」,「ユーモラスな」デザインが存在することも挙げられる。巨大ロボやリアリティのある「メカ」だけではなく,マスコットにも相当するデザインをも行えるのが大河原氏というデザイナーの「すごさ」ではないだろうか。
このセクションでは,こうした「かわいらしい」メカや,それにとどまらず様々な方向性でパロディやコメディといった方向性にまで到達したデザイン群を紹介している。
・主な展示作品:タイムボカンシリーズ(ヤッターマン以降),超力ロボ ガラット,魔動王グランゾート,疾風!アイアンリーガー,機動武闘伝Gガンダム
5章 リアリズムの拡張 大河原ブランドの洗練と深化
モビルスーツが世に出て以降,(一部を除き)アニメのロボットにはリアリティを求める風潮が強くなっていく。従来では単純にスーパーロボットとして見なされるような作品であっても登場するロボットには様々な設定が用意され,それら設定は多様なものとなり,作品の世界観を支える重要な要素となっていった。
このセクションでは,こうした「モビルスーツ以後」の多彩なデザインを紹介紹介している。
・主な展示作品:未来警察ウラシマン,銀河漂流バイファム,蒼き流星SPTレイズナー,機甲戦記ドラグナー,機動戦士ガンダムF91
6章 ロボット・ヒーローの復活 もういちど子供たちのために
1990年台になると,乱造された(比較的高年齢層向けの)リアルロボットものの勢いが低下し,再び低年齢層向けのロボットアニメが復権してくるようになる。この時代,氏は代表的な作品の多くに関与しており,このセクションではこれら「玩具と連動した」低年齢層向けロボットアニメの紹介を行う。
・主な展示作品:勇者エクスカイザー,勇者特急マイトガイン,勇者王ガオガイガー
7章大河原邦男の今
2000年代に入っても衰えを知らない大河原氏の仕事を現在進行系で紹介するセクション。アニメだけではなく,ゲームに登場するロボットなど,様々な作品に関与する氏の仕事を紹介する。
・主な展示作品:機動戦士ガンダムSEED,機甲武装Gブレイカー,MSV-R,一発必中!!デバンダー
開催イベント
展覧会開催期間中に行われた関連イベント。
記念対談1「あこがれの巨大ロボット」
データ | |
---|---|
開催日 | 03/23 |
時間 | 14:00〜15:30 |
開催場所 | ミュージアムホール |
出演 | 大河原邦男氏+倉田光吾郎氏(鉄鋼アーティスト) |
入場料 | 聴講無料(要整理券・要展覧会チケット半券) |
定員 | 250名 |
大人女子のための展覧会講座「メカにハマる男子の気持ち」
データ | |
---|---|
開催日 | 04/27 |
時間 | 17:00〜18:30 |
開催場所 | レクチャールーム |
講師 | 岡山拓氏(アートライター) |
入場料 | 聴講無料(要展覧会チケット半券) |
定員 | 100名(女子以外も参加可能) |
共催 | 兵庫県立美術館「芸術の館友の会」 |
大河原邦男サイン会
データ | |
---|---|
開催日 | 05/05 |
時間 | 11:00〜13:00 |
開催場所 | ホワイエ |
講師 | 岡山拓氏(アートライター) |
入場料 | 聴講無料(要整理券・要展覧会チケット半券) |
定員 | 先着100名(展覧会図録持参者・整理券と同時に購入でも可) |
記念対談2「ドラマの中の大河原メカ」
データ | |
---|---|
開催日 | 05/05 |
時間 | 15:00〜16:30 |
開催場所 | ミュージアムホール |
出演 | 大河原邦男氏+高橋良輔氏 |
入場料 | 聴講無料(要整理券・要展覧会チケット半券) |
定員 | 250名 |
こどものイベント1 「達人に学ぶ!! プラモデル教室」
データ | |
---|---|
開催日 | 05/06 |
時間 | 10:30〜12:30 |
開催場所 | アトリエ2 |
対象 | 小・中学生とその保護者 |
参加費 | 1050円 |
定員 | 30名(要申し込み) |
協力 | 株式会社ボークス |
こどものイベント2 「ラジコン・ロボットで遊ぼう」
データ | |
---|---|
開催日 | 05/06 |
時間 | 11:00〜14:00 |
開催場所 | アトリエ1 |
対象 | 小・中学生とその保護者 |
入場料 | 聴講無料(要展覧会チケット半券) |
定員 | 30名(要申し込み) |
学芸員による解説会
データ | |
---|---|
開催日 | 04/06,05/11 |
時間 | 16:00〜16:40 |
開催場所 | レクチャールーム |
入場料 | 聴講無料 |
定員 | 100名 |
入場者5万人まであと少し記念 スペシャル・イベント夕暮時の《実物大 スコープドックブルーティッシュカスタム》記念撮影会
データ | |
---|---|
開催日 | 05/02,05/03,05/09,05/10,05/16,05/17 |
時間 | 16:00〜閉館まで |
開催場所 | 展示棟3F企画展示室 |
入場料 | 展覧会閲覧者(要参加登録) |
ボランティアによる解説会
データ | |
---|---|
開催日 | 毎週日曜日 |
時間 | 11:00〜11:15 |
開催場所 | レクチャールーム |
入場料 | 聴講無料 |
定員 | 100名 |
目録
超・大河原邦男展において出品展示された資料(一部玩具写真除く)をすべて収録した目録。また,関係者12名[1]へのインタビュー記事も掲載されている。
出版データ | |
---|---|
発行日 | 2013// |
定価 | 3000円(税込み) |
ISBN | - |
総ページ | 352ページ |
発行元 |
備考
「ガンダム」に関連した各種イベントを集約した項目。
「作品」として成立するもの(#)以外のイベントを扱っている。
#
グリーンダイバーズやガンダム・ザ・ライドといった作品を鑑賞するためのイベントは原則除いている。(例外もある。)
編集者
[イベント]
最終更新時間:2014年07月17日 17時51分54秒
ノート
■本項目に追加情報を記載する
※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。
脚注