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第1次ネオジオン戦争 / ハマーンのクレイジーウォー / ハマーン戦争
- [用語]
- 分類:歴史
- 区分:宇宙世紀
- 出典:機動戦士ガンダムΖΖ
説明
[U.C.0088/02/29 - 0089/01/17]
グリプス戦役の終結後,アクシズ軍がネオ・ジオンを名乗り,ジオンの再興の宣言もって開始された戦争。ジオン再興宣言内の地球連邦に対する敵対宣言を宣戦布告としている。
グリプス戦役時にその戦力を温存したアクシズ軍に対して連邦軍(エゥーゴ)はその戦力を大きく消耗させていたこともあって,終始ネオ・ジオン軍が有利に展開した。
連邦議会のあるダカールの占拠,ダブリンへのコロニー落としなど,戦略的には全てと言っていいほどネオ・ジオン有利に展開しており,事実上連邦軍の敗北に近い形でネオ・ジオンへのサイド3譲渡が決定,ネオ・ジオン軍は地上より撤退し,サイド3をその国家とする。
しかし,その後グレミー・トト率いるザビ家再興派が反乱を起こし,ハマーン派と対立。そのまま戦端を開いてしまう。これにより,主力たる強化人間部隊やMS部隊を失ったネオ・ジオン軍は事実上自滅に近い形で連邦軍艦隊に制圧されてしまう。(なお,実際にはハマーン・カーンとネェルアーガマ隊のジュドー・アーシタによる一騎打ちが事実上の決着であり,艦隊は何もしていないに等しい。)
これによって,第1次ネオ・ジオン戦争は終結している。(ただし,残存部隊との小競り合いは以後しばらく続いたようである。)
連邦軍は,第1次ネオ・ジオン戦争では,実質的にほとんど働いていないのだが,その間にグリプス戦役で失われた戦力の回復を行うことはできたようである。この時期に後の主力となる,ラー・カイラム級やクラップ級の建造が始まっており,終戦時にはかなりの数の艦艇がそろっていたようである。
だからといって,サイド3にいわば引きこもったネオ・ジオン軍と連邦軍が事を構えたかというと少々疑問が残る。これは,第2次ネオ・ジオン戦争時の連邦軍の対応を見ても明らかで,連邦軍としてはダカールでのサイド3譲渡の時点で,事実上の終戦にしておきたかったのではないかと思われる。(逆に言えば,ネオ・ジオン軍の内乱がなければ目指していたサイド3独立は達成されていたかも知れない。)
なお,資料によってはハマーン戦争との記述も見られる。
関連項目
編集者
最終更新時間:2015年01月24日 13時09分21秒
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