- お願い
■検索等で初めて来訪した方は，注意書き等を必ずご覧になってください。
■Wiki項目への直接リンクは避けるようお願いします。→＜必読＞ 頻繁に項目変更が行われる関係上，直リンクはエラーのもととなります。
■あまりにマナーの悪い人がいましたので，一部項目にアクセス禁止処理を行いました。
■極めて短時間で集中的アクセスを行ってるIPについては，終息の目処が立たなかったためアクセス禁止処理を施しました。解除申請は本家掲示板にて。
宇宙攻撃軍
- [用語]
- 分類：組織
- 区分：宇宙世紀
- 出典：機動戦士ガンダム
説明
宇宙攻撃軍は，ジオン公国軍において，ドズル・ザビ中将を筆頭として構成される軍である。厳密に言えば，戦略宇宙軍として構成される本体の下部組織ではあるが，U.C.0078年の軍の分割・再編成意向は，事実上同一のものとなっている。
U.C.0079年5月以降は，宇宙要塞ソロモンを拠点とし，各部に部隊を派遣する形をとっている。（なお，それ以前は地球攻撃軍に部隊参加も行っているが，地球攻撃軍の主力はキシリア麾下の部隊が主要なポストを占めているため，宇宙攻撃軍から参加した部隊は，主にアジア地区などに配備されたといわれている。）
モビルスーツを重要視するという点では，キシリアの突撃機動軍と同様であるが，最終的な勝敗を決するのは宇宙戦艦（艦艇）によるものだというドズルの主張から，モビルスーツ部隊を編成するに当たっても宇宙艦隊の編成を中心としており，実質的にジオン公国軍の宇宙戦力の中核を占めることとなっていた。
ソロモンを拠点としているものの，月（表側は独立都市群，裏側はキシリア麾下のグラナダ駐留軍が掌握），ルナツーおよびサイド7（連邦軍が掌握）を除くほとんどの制宙権を握っていたのが，宇宙攻撃軍なのである。
また，公国軍の内部対立という観点から見ると，宇宙攻撃軍はキシリアの突撃機動軍に対する一定の歯止めとして機能したと言える。この背後にはドズル中将に加え，キシリアと激しく対立していたギレン・ザビ総帥の意向が強く働いていたことが推察される。
その意味では，ドズルと宇宙攻撃軍はギレンの政争の道具としてうまく利用されたとも言えるだろう。
大戦末期，連邦軍の星一号作戦によってソロモンは陥落し，ドズル中将も戦死した。そのため宇宙攻撃軍の残存戦力は突撃機動軍へと編入され，ジオン公国軍は再び一本化されることとなる。
宇宙攻撃軍の陣営
宇宙攻撃軍は，地上に転属となった部隊を除けば，艦隊戦力としての編成が行われており，そのほとんどが艦隊麾下にモビルスーツ隊を有する構成となっていた。
構成としては突撃機動軍などと大きな違いはなく，モビルスーツ3機を1個小隊とみなすため，中隊規模のモビルスーツ運用を行う際には，ムサイ級3隻をひとつのエレメントと見なすものとなっている。
これらを統括する部隊が，中隊規模，大隊規模の艦隊をとりまとめ，ひとつの師団として運用していたのである。
このため，宇宙攻撃軍の編成は艦隊単位となっており，それぞれ本国防衛軍に第1，第2艦隊，第1方面軍に第3，第4艦隊，第2方面軍に第5，第6艦隊が配備される体制となっていた。これに地上派遣部隊を含めた陣容が，宇宙攻撃軍の主たる陣容ということになる。
なお，これまで明らかとなっている資料では，こうした艦隊の存在は明らかとなっているが，いくつかの資料を複合することで，多少の状況は明らかとなるものの，詳細な内容は不明のままである。これは，終戦後にある程度の情報を入手できたグラナダとは異なり，大規模な攻略戦の後に奪取されたソロモンでは，破棄された資料類も多く，全容を解明に至っていないという状況なのであろうと推測される。
以下に，確認できた部隊等について簡単にまとめておく。
- 第1艦隊第5パトロール艦隊
宇宙攻撃軍第1艦隊所属のパトロール艦隊[1]で，指揮官は，ゲーオルク・グレフェンベルグ少佐。一年戦争後にアクシズ宙域で確認された部隊で，おそらくは，ソロモン陥落後にアクシズへと離脱した部隊を旧所属のまま運用したものと思われる。（アクシズは，ドズル派の意向が強く反映された基地であるため。）
関連項目
編集者
最終更新時間：2016年06月14日 20時14分58秒
ノート
■本項目に追加情報を記載する
※追記できる情報（他愛のないものでかまいません）がある場合，上記リンクから記述専用ページに移動し，情報投入をお願いします。
脚注