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ムウ・ラ・フラガ

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ムウ・ラ・フラガ(ネオ・ロアノーク)

  • [キャラ]

 データ

パーソナルデータ
所属地球連合軍→三隻連合→(地球連合)→オーブ
階級大尉→(大佐)→一佐
異名エンデュミオンの鷹
主な搭乗機メビウス・ゼロ,スカイグラスパー,ストライク,アカツキ
(エグザス),(ウィンダム)
誕生日CE43/11/29
製作データ
登場世界コズミック・イラ
声優子安武人

※( )内は,ネオ・ロアノークとして洗脳時の状況

 解説

 地球軍第7軌道艦隊所属のエースパイロット。
 月面で展開された激戦のひとつグリマルディ戦線では,メビウス・ゼロでジンを5機落とし,エンデュミオンの鷹という二つ名で呼ばれるようになった。
 その後,偶然からアークエンジェルを乗艦とし,三隻連合のパイロットとして活躍,第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦においてMIAとなったが,連合に救出され洗脳処置を受ける。
 その後,連合の士官として戦うが,再びアークエンジェルで戦うこととなり,戦いの最中,その記憶を取り戻すこととなる。

生まれ

 ムウは,C.E.43年,連合の豪商の一人,アル・ダ・フラガの実子として生まれる。
 しかし,自らだけが全てであったアルにとって,妻の血が入ったムウすらも忌むべき者であった。だが,逆にその完全なる複製として生み出されたラウ・ル・クルーゼは,クローンとしての宿命から短命となるべき運命であった。

アークエンジェル乗艦前

 開戦直後のムウは,月面基地の配属で,同じような空間把握能力をもったパイロットと共に編成されたメビウス・ゼロ部隊に配属されていた。
 月面上で繰り広げられた激しい戦いは,ザフトの勝利に終わったが,惨敗であることから目をそらす意味でも英雄が必要とされ,エンデュミオンクレーターを巡る戦いにおいて高い戦果を挙げたムウは,「エンデュミオンの鷹」の二つ名を与えられる。

アークエンジェル乗艦後

 極秘に開発されていた連合の新型兵器「G」のパイロットとなる兵を護衛してヘリオポリスに訪れるが,クルーゼ隊の襲撃によって乗艦が沈められた上,部下二人も戦死してしまった。また,新型兵器の母艦となるアークエンジェルのクルーも大半が戦死してしまったため,やむなくアークエンジェルに乗艦し,ヘリオポリスからの脱出を図る。

 アークエンジェルでは,階級的にも上[1]実戦経験も豊富であったため,クルーの兄貴分として頼れる人物となった。
 その高い空間認識能力によって戦闘時もキラのストライクをサポートし,僅かな戦力で地球への降下を成し遂げたのだった。(また,キラがイージスとの相打ちで離脱したのちのオーブ〜アラスカの行程も無事に乗り切っており,ムウにかかった負担は相当なものであったと思われる。)

 到着した連合本部ジョシュアにおいて,士官学校の教官へと転属を明示されるが,寸前で上層部のたくらみに気づき,アークエンジェルへ戻る。[2]
 その後,実質的にオーブに亡命,ナチュラル用OSを搭載したストライクを乗機とする。乗り換えてすぐに連合(厳密には大西洋連邦だけだが)のオーブ侵攻に対して出撃し,その非凡な才能を見せた[3]

 エターナルとの合流後,メンデルにおいて自分,キラ,ラウの間の因縁の正体を知り,最後のラウと決着を付けるために出撃する。しかし,相手が一枚も二枚も上手であり,ストライクが大きな損傷を受け,アークエンジェルへの帰還途中にドミニオンのローエングリンを防ぐために楯となり,爆散,MIAとなる[4]

ネオ・ロアノークとして

 生存者を回収していた連合の艦艇に救出されたムウは,記憶操作と治療を受け(あるいは,記憶喪失になっていたため,記憶操作を受けた可能性もある),「ネオ・ロアノーク」として地球連合軍の特務部隊(実質的にはロゴス直結の私兵部隊だが)ファントム・ペインの隊長として配属された。
 外見上は,仮面をかぶった謎の人物であり,メビウスゼロタイプの発展型MA,エグザスを乗機とし,その戦闘能力は,ザフトの一般的なMS部隊を遥かに凌駕する能力を持っていると,ムウの持つ能力をほぼそのまま継承することに成功しており,連合にとっては貴重なコマが1枚増えたという状況であった[5]

 部隊運用の面でいえば(ガーティ・ルーのクルーにとってはそうではなかっただろうが)その気さくな性格によりエクステンデッドを束ねるのには向いていた。

 ベルリンにおける戦闘でキラによって撃破され,アークエンジェルに捕縛される。この際には記憶が戻ることは無かったが,その軽い性格によって徐々にアークエンジェルにとけ込んでいった。逆に言えば,このとけ込むという行為によって,記憶のフラッシュバックが起こるようになる。
 そして,一度は釈放され,記憶を失ったままアークエンジェルから離れることになったが,潜在意識に残るアークエンジェル(というか,マリュー)への想いから,再びアークエンジェルに舞い戻り,宇宙へ戦いの場を移すに当たり,カガリからアカツキを託される。

 その後,宇宙における決戦ではカガリより託されたアカツキを乗機とし奮戦,ミネルバとの戦闘において,陽電子砲からアークエンジェルを守る盾となったことで,その記憶を取り戻す[6]

 なお,元々大尉であることから,本来は部隊指揮官級の階級である。
 しかしながら,彼の場合は前線で積極的に動き回る(それも出来れば単独に近い立場で)タイプであり,指揮官というタイプではない。
 この意味では,バルトフェルドとは全く正反対のタイプであろう。

 登場作品

/公式・準公式作品/

機動戦士ガンダムSEED
機動戦士ガンダムSEED DESTINY

/非公式作品/

 関連キャラ

 関連項目


 編集者


[キャラクタ・む]
[キャラクタ・ね]
[キャラクタ・SEED]
[キャラクタ・SEED2]


最終更新時間:2012年02月11日 03時32分18秒

 ノート

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脚注

  • [1]マリューと同じ大尉ではあるが,先任であり,なおかつ実戦経験のある人物である。
  • [2]この点の描写だが,[[ナタル|ナタル・バジルール]],[[フレイ|フレイ・アルスター]]とは別行動であった点から考えるに,アークエンジェルから引き離して,ジョシュアの自爆に巻き込まそうという上層部の考え方が伺える。実際,ムウは,グリマルディ戦役においてもサイクロプスの自爆に巻き込まれずに助かっており,上層部においては,「味方殺し」の生き証人であることから,邪魔ではあっただろう。
  • [3]なお,ストライクの戦力的面で言えば,キラよりも落ちるのは仕方ないと思われる。この点は比べるのが失礼であろう。航空機乗りであったムウが,MS搭乗緒戦であれだけ動かせたこと,そのものが彼の非凡さを示しているといえるだろう。
  • [4]劇中表現が叩かれまくったシーンのひとつだが,これは本編放映→スペシャルエディションの間に,続編の企画が立ち上がったためだろう。この点は,スペシャルエディションが正当なストーリーと注釈が入ったことからも,あまり突っ込むべきところでは無いだろう。(ガンダムのシャアがキシリアを狙撃後にザンジバルの爆風に巻き込まれたテレビ版とそうでなかった劇場版の違いみたいなもの,と考えるのが一番精神的にいいと思われるが。)陽電子砲であるという点も,結果的に設定が先走った部分があって,単なるビーム砲であったら,なんとでもなったろうに……というのが,現在の印象である。
  • [5]ところが,ウィンダムを乗機とした場合,それほど高い戦果を挙げられたわけでもなく,こうした点でもムウと同様の扱いだった点は,仮にスタッフが意図したものでなくても,上手く韻を踏んでいたとは考えられる。
  • [6]このシーンに関しては,前作での反省が活かされ,アカツキの防御装甲は陽電子砲にも対応可能と,設定上でも上手く逃れている。また,蛇足ながら,同じモビルスーツに搭乗していながら,ウィンダムやストライクの時以上に活躍していたのは,(真の)主役側に配置されたという点をさっ引いて考えても,彼が通常のMSによる「近距離戦」よりもガンバレル/ドラグーン系の兵装を用いた遠距離戦に向いているということなのだろう。