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余録4の変更点

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!!!Zガンダム,幻のサブタイトル
*[参考]
!!概要
 1981年の劇場版の公開以来,大人気となったガンダム。
 プラモデルシリーズでは,既存のMS/MAは,既にキット化が終了しており,オリジナルのMSである,MSVシリーズのキット化すら行われる様になっていた。
 ところが,そのMSVシリーズもパワーダウンが目について来ており,究極の一手として投入されたのが,「パーフェクトガンダム」であった。
 しかし,MSVシリーズのMSも既にシリーズを牽引するだけのパワーのあるMSは残ってなく,尻すぼみすることは明らかだった。{{fn これは,人気MSを最初に投入しすぎたことが原因だと後に分析されている。実際,このことや同様の問題を引き起こしたマスターグレードのラインナップ構成が後のHGUCのラインナップ構成に大きく影響しているのは間違いないだろう。}}
 そこでバンダイが次の手段として撃ちだしたのが,プラモデル新シリーズであった。
 当時は,コミックボンボンでプラモ狂四郎が連載されており,また,MS戦記等のガンダム関連の記事/漫画は,数多く取り上げられていたのである。
 ここに,新シリーズをストーリー付で展開しようという企画を立ち上げたのである。
 この新企画[[MS-X]]と共に,停滞しているアニメ関連商品にも新たな刺激を与えるために,テレビシリーズとして新たな「ガンダム」を製作しようという動きもスポンサーサイドから起こされた。(故に続くZZのこともあり,富野監督はしばらくの間,ガンダムに関して否定的であったのである。)

 そして,1984年の静岡ホビーショーでMS-Xの企画とともに,ガンダムの続編の製作が発表されたのだが,このとき発表されたタイトルが,「逆襲のシャア〜ガンダム」であった。
 これは,監督のシナリオ第1稿からとられたもので,同時に制作中と発表されたノベライズ版も同じタイトルであった。(模型情報では,このタイトルのように,シャアをメインに持ってきたのは,監督の子供の問いかけがきっかけだったということである。)
だが,テレビに使用するタイトルとしてはいろいろと問題があったようで,変更{{fn この変更においても色々あったようで,当初スポンサーサイドからは,単純に「機動戦士ガンダム2」と提示されたらしい。しかし,それは避けたいと言うことで,2に字体が似ている「Z」を持ってきたと言われている。}}になったのである。(一つの理由が,主人公として新しくカミーユが設定されたことも関係している。)確かに,カミーユが主人公であり,物語の視点もカミーユ中心であったが,ストーリーの中心に位置していたのはやはりシャアであったのは間違いないだろう。

 なお,この幻のタイトルは,その後3年して劇場版のタイトルとして復活することとなった。
!!編集者
*あさぎり
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!!ノート
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