!!!UC計画 *[用語] //*読み: *分類:計画 *区分:宇宙世紀 *出典:機動戦士ガンダムUC !!説明  地球連邦軍がUC0100年に向けた連邦宇宙軍再編計画の一環としてアナハイム・エレクトロニクス社に委託した計画。  表向きは,UC0100年に向けたフラッグシップたるモビルスーツ,RX-0《ユニコーンガンダム》の開発が目的であったが,それにはUC0100年に合わせたジオン共和国の解体と,一年戦争で誕生したニュータイプ神話の解体すら思惑に含まれていた。  一年戦争で連邦軍を勝利に導いたとされるニュータイプ部隊「ホワイトベース隊」のガンダムは,そのパイロットがニュータイプであったが故に連邦を勝利に導きながらも,その実,洞察力に優れた新人類という意味でジオン・ダイクンの理念を世に知らしめてしまった。  これは多くが地球上をその生活基盤とする連邦政府高官にとってみれば,許し難い事実であったと考えられる。  それ故に,UC計画で誕生したユニコーンガンダムには表向きはニュータイプがパイロットとして搭乗した際に発動するNT-D(ニュータイプドライブ)が組み込まれたとされるが,その実,ニュータイプを根絶するためのNT-D(ニュータイプ・デストロイヤー)が,組み込まれたのだった。  連邦政府にとって,ニュータイプとは戦闘能力が肥大したバケモノであり,洞察力に優れた新人類ではない。そのため,科学技術の発展によりこれを圧倒することが可能であり,それを実証する為のガンダムタイプ=ユニコーンであるのが相応しい。  すなわち,連邦軍の象徴であるとともにニュータイプ神話の象徴でもあった「ガンダム」から,「ニュータイプ神話」のみを切り離し,UC0100年代の連邦軍の再編に併せ,「ガンダム」の量産により,その力で「バケモノ共の駆逐を行う」ことこそが,その真意だったのである。  実際,UC0100年代に入ると,「宇宙に進出した人間が獲得した新たな進化」ではなく,「パイロット特性の優れた人物」という解釈になっており,この計画は一定の成果を得たと考えられるだろう。  だが,ビスト財団,特に[[カーディアス・ビスト]]らの思惑によって,軍もアナハイム社も感知し得ない領域で生まれ変わっていた。 !!関連項目 *[[連邦宇宙軍再編計画]] *[[NT-D]] !!編集者 *あさぎり ---- {{category 用語}} {{category 用語・UC}} ---- {{lastmodified}} !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。