!!!GSIクレオス / グンゼ産業 //*読み: *分類:関連企業 !!説明  模型用塗料などで有名な企業で,かつてはグンゼ産業という社名だったが,2001年現在の社名に変更している。もともとは,グンゼ(郡是)の一部門であったが,戦後GHQの財閥解体により,グンゼから切り離された。このため,現在でも主要株主がグンゼ株式会社ではあるが,企業上は提携関係を持たない。  社名の「GSI」は,「Global Sophisticated Intelligence」の略とされるが,旧社名「Gunze Sangyo,Inc.」の略とも言われている。  グンゼ系グループ企業として設立された時には,生糸の輸出産業を中心とした業務であったが,これを繊維業にまで広げており,財閥解体時(1946年)には,既に繊維以外にも業務を拡大していた。この結果,現在でもいくつかの分野でグンゼと競合する部分があり,特に繊維業は主力でありながらも,こうした競合の結果,繊維部門の業績は悪化している。  しかし,化学繊維や化学工業品にも力を入れており,包装用フィルムなどでは高いシェアを獲得している。また,カーボンナノチューブの開発でも先行している企業のひとつとなっている。  模型分野では{{goto Mr.カラー,Mr.カラー|塗料}}で有名であるが,極めて初期のプラモデルブーム期から積極的に取り扱っていた企業のひとつで,当時の企業の数少ない生き残りでもある。マルサンはコピー商品を元に国産プラモデルの製作に取り組んだが,グンゼ産業は海外から金型を借用しライセンス生産する形で参入,後に自社開発も始めている。  この際に,マルサンが発売していた模型用塗料「プラカラー」に対して,当時業務提携を行っていたアメリカ[[レベル]]のブランド名を借用して自社開発の塗料「レベルカラー」を展開したのが,塗料関連の製造に参入したきっかけである。藤倉化成と共に自主開発した塗料は,豊富な色数と様々な専用色から人気を博し,レベルカラー=模型用塗料という図式ができあがるまでに至った。その後レベルとの提携解消に伴い,名称を「Mr.カラー」に変更し,現在に至っている。  また,模型制作に用いる様々なマテリアルも自主開発しており,こうして開発された製品が現在は欠かせない商品となっている。  プラモデルも数多くの商品を開発しているが,現在はほぼ提携メーカーの輸入販売のみに絞られている。AFVクラブ,エアフィックス,エレールといったメーカーは,現在はGSIクレオスの輸入版しか手に入らず重宝するが,韓国メーカーのアカデミーと代理店契約を結んだ為,少々問題となっている。これは,アカデミーが国内メーカーのコピー商品などを輸出販売している疑惑が強い為で,こうした点からGSIクレオスがホビーショーへの出展拒否されるなど,様々な問題となっている{{fn なお,アカデミーとの提携は2015年4月末日をもって終了している。}}。 !!関連項目 !!編集者 *あさぎり ---- {{category 関連企業}} ---- {{lastmodified}} !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。